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サトルさん のコメント

>>88
続き。
北村
「右はデルタ、左の家はオミクロンみたいな状態になり、2つの大流行が整然と行われている状態になるもしれない。(沖縄は)危険な状態。」

玉川
「まずは、(米軍関係者の)外出を止めること。」
長嶋
「日本てね、ある意味『憲法違反に抵触するぐらいのレベル』で(感染対策を)やっているわけですよ。」

長嶋が一番マトモ。

番組はアメリカ(制限緩める)、フランス(制限強化)の対応の違いを取り上げる。

菊間
「アメリカはアメリカ。日本の国民はそういう理解で、コロナと付き合っていない」
「自分がどっちにかかるか(デルタかオミクロンか)判らないから、日本人は罹からないように(これまで以上に)対策をする」

北村
「基本的に『増やす』ってことが良くないんですね。いくら軽い病気でも増えれば増えるだけ、一定の割合で重症者数も増える。コピーミスで変異株は増えるから、必ず変異株はどんどんどんどん増えますから、とにかく『増やしちゃダメ』。後遺症に関しては、オミクロンであれ今流行っているのが、どんな状況なるのか、判っていない。とにかく『罹からない』。アメリカ」はそうすべき。

山口
「オーストラリアは、ゼロコロナ制作を放棄しましたし、シンガポールは入国規制を緩和する方向。世界では重症化を防ぎながら、この感染症と共に生きていく方向になってきている。日本の基準はどうなのか?を考えて行くべき。」

かぶせるように、玉川。
「ま、まぁ、ゼロコロナ、ウィズコロナの議論は1年前と『全然違うんですよ」

「海外の国がゼロコロナじゃないほうに舵を切ったのは、『ワクチンと薬が出たから』ですよね!それで重症化させない……ということなんで、1年前の議論とは『全然違う」

ある意味正しい玉川。

「アメリカは計算すれば、常に1日10万の陽性者のデルタ。あとはオミクロンの『爆発的に』増えている。デルタはデルタで増えているし。日本はアメリカと比較すると、デルタで1万人、オミクロンで4万人の可能性がある!」

『日本は耐えられるのか?!』を考えないといけない局面だ!と、「番組の軌道修正」をはかる玉川。

番組は空気を読んだ男性コメンテーターの
「ワクチンと検査体制進めないと」で「流れを変える」。

フランスを取り上げる番組。

羽鳥は
「フランスは検査数を増やしたから、数字が増えた、わかった」と大マジメに読み上げる。

北村
「アメリカは、虎(デルタ)と猫(オミクロン)が走り回っている状態。フランスは虎を押さえ込みは成功したんだけど、猫が増えるのも怖がっている。」

北村着地に失敗(笑)(笑)(笑)

「た、確かに猫は猫といえども、わーって増えたら、生活に支障が……」

傷口を拡げる(笑)北村。

「今年の抱負」がわかる、今日のコロナショーでした。
No.89
28ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第421号 2021.12.28発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…前回、前々回と「森永ヒ素ミルク中毒事件」の歴史を見てきた。岡崎哲夫という、たった一人の人物が執念と理想と信念を捨てずに戦い抜いたことで、絶望的な状況を逆転し、世の中を変えることができたという実例は今後にも大きな希望となるし、ここで話を終えられれば本当に良かった。だが現実は、そうはいかないのである。「森永ヒ素ミルク中毒事件」の歴史から得られる恐ろしい教訓とは何か? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…『週刊エコノミスト Online』に掲載された「『ワクチン格差』がある限りコロナ禍は終わらない」(2021.12.26)という記事がひどい。オミクロンによる感染拡大の要因は「ワクチン接種から時間がたち、予防効果が薄れてきている」ことであるとし、各製薬会社の発表を鵜呑みにしたワクチンや治療薬の宣伝が続くのだ。そんな製薬会社PRマンが目を反らすオミクロン株の実態、そしてワクチンブースター接種後の癌患者を襲った懸念すべき症例報告とは? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!多くの人がマスクを外せないのはマスクを外すことが「不道徳」だと考えられているから?性別適合手術は逆に「男らしさ」「女らしさ」に拘りすぎなのでは?学校に会社と同じ様な生理休暇を採用する事についてどう思う?おみくじってどれくらい信じる?「悪いことの全てを他人や時代のせいにするな」という美徳は思考停止を生んでいる?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第448回「森永ヒ素ミルク事件 後編」 2. しゃべらせてクリ!・第377回「しゃべクリアワード2021」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第242回「お薬業界のPRマンとブースター接種後の実態」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第448回「森永ヒ素ミルク事件 後編」  前回、前々回と「森永ヒ素ミルク中毒事件」の歴史を見てきた。  岡崎哲夫という、たった一人の人物が執念と理想と信念を捨てずに戦い抜いたことで、絶望的な状況を逆転し、世の中を変えることができたという実例は今後にも大きな希望となるし、ここで話を終えられれば本当に良かった。  だが現実は、そうはいかないのである。  森永乳業は倒産の危機に瀕するほどの不買運動に遭い、刑事裁判で有罪判決が確定するに至ってようやく 企業責任を認め、被害者への恒久対策を行うことを約束した。 事件発生から実に19年もの歳月が経過していた。  娘がヒ素ミルクの被害を受け、「森永ミルク中毒のこどもを守る会」(被害者が全員成人したのに伴い 「森永ミルク中毒の被害者を守る会」 に改称、略称・守る会)を立ち上げて戦ってきた 岡崎哲夫氏 は、この機に長年勤めた社会福祉協議会(社協)を辞め、守る会の専従となった。  妻の幸子氏は社協の職に留まるべきだと意見したが、岡崎氏は社協の仕事には後任者がいるが、守る会の仕事は、立ち上げからずっと関わってきた自分にしかできないとして譲らなかった。  だが、ここは幸子氏の方が正しかったのかもしれない。  一生障害が残るヒ素ミルク被害者に対しては、一度限りの「損害賠償」ではなく、生涯の医療や生活を保障する「恒久対策」でなければならないというのは、岡崎氏ら被害者の親たちの一貫した主張だった。  これを長年の死闘によってようやく勝ち取り、 恒久対策を実施する「財団法人ひかり協会」 が設立されることは決まった。  しかし、実際に約束通りの恒久対策が行われるかどうかはこれからの問題だった。何しろ相手はこれまで19年間被害者を騙し、蔑ろにし続けてきた森永である。約束が反故にされ、対策が骨抜きにされるということは十分にありうる。  だからこそひかり協会を監視し、恒久対策を確実に実施させるために、被害者団体である守る会の存在が一層大事になるという岡崎氏の考えには、確かに一理あった。   だがその肝心の、自らが心血を注いだ守る会が変質してしまうとは、岡崎氏は夢にも思わなかったであろう。  森永ヒ素ミルク事件が社会的な関心事となって以降、守る会には支援と称して様々な人が入ってきた。そして その中にはイデオロギーに染まったプロ活動家がいた。   運動の一時的な勝利によって守る会には組織と金が生じており、プロ活動家はこれに「利権」として目をつけた。  岡崎氏は守る会において、特に重症者に対する手厚い救済事業の実施と、森永乳業に対する警戒心の保持を第一と考えていたが、このような方針はプロ活動家にとっては邪魔なものだった。 プロ活動家の目的はあくまでも運動の継続にあり、被害者の救済にはないからだ。   岡崎氏は変節を始めた組織を是正しようとするが、これに対してプロ活動家たちは岡崎氏や家族に対してまで、あらゆる誹謗中傷とプロパガンダを展開していったのだった。  これはもう、わしが薬害エイズ運動で目の当たりにした「HIV訴訟を支える会」とそっくりである。  薬害エイズが社会的関心事となり、運動が奇跡的勝利を達成したあたりから、それまでの苦しい闘いをしていた頃には見たことのなかったような人がどこからともなく現れるようになり、いつの間にか専従職員に収まったりしていた。そして、これからも運動の継続が必要だとか言って、運動に参加した学生たちを組織化しようとし始めた。  わしはそれに対して、あくまでも訴訟の支援運動なのだから、訴訟が終わった以上は解散しろ、学生は日常に帰れと訴えた。  そうしたら、わしに対してものすごい誹謗中傷が始まった。  わしは会を辞めたが、その後に会が作成した運動の歩みを紹介するVTRでは、薬害エイズ運動の中に「小林よしのり」という人物は一切存在しなかったかのように編集されていたそうだ。   守る会はプロ活動家に乗っ取られ、その機関紙には毎回岡崎氏に対する誹謗中傷が書き立てられ、それに対する反論は一切載せられなかった。  守る会はひかり協会に従属する存在となり、協会を監視して恒久対策の完全実施を要求していくという役割は失われた。  岡崎氏はこれを本来の形に戻そうとするが、古参の役員たちは次々排除され、 岡崎氏も昭和61年(1986)、守る会を除名されてしまった。   一方、被害者の親たちも決して一枚岩ではなく、守る会を乗っ取った活動家に洗脳される者や、森永におもねる者まで出てきて、個々に分断されて発言力はごく小さいものになってしまった。   こうなれば、もう圧倒的に森永に有利である。ひかり協会が実施する恒久対策には、森永の意向が強く反映されるようになっていった。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!