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サトルさん のコメント

モーニングショー監視塔から、出張監視その1

ミヤネ屋
木村もりよVS黒岩神奈川県知事
オッズは……てか、そもそも賭けになりません。

黒岩
「蔓延防止等重点措置はやりたくなかった……てのが、正直なところです。ただですね、この感染者の急激増ですね。(中略)……若い人は軽症とあっても、この若い人たちが高齢者の皆さんにうつしている。そうするとですね、今は病床は逼迫してないですけれど、このあと一気に逼迫していく可能性もある。そうなれば、なんらかの規制をやっていくことを、お願いせざるを得ない!」と身ぶり交え熱弁。

黒岩
「保健所の昨日が逼迫状態です。感染者の数はたいへん多くなってますが、その中身はと言うと、若い人が圧倒的に多い! 20代の人が圧倒的に多い! そしてその方たちは、自宅療養が中心です。あまり重症化しないんですけども、これをフォローする保健所が破綻せざるを得ない。」

「だから、ここで大きな発想の転換が必要になってくる」

ここで「2類相当から5類」と言わない、考えないのが、黒岩痴痔。

「神奈川モデルを作りましたが、点数計算を改めました。ワクチン2回接種をマイナス1点にしましたが、3回接種をマイナス1点にしましたぁ~!」

木村
「黒岩知事は本当に、この蔓延防止策でオミクロン株を感染防止ができるかっていうことをお聞きしたいのと、そもそも、もう非常に、このオミクロン株になってきて、風邪のコロナウィルスに近づいてきた、ウィルスに対して、どこまで!、こうゆうふうな、2類相当の追跡調査を行って、軽症者、中等者、もう隔離して、実際に、社会が回ると本当にお思いでしょうか」

不敵な笑顔を浮かべ、丁寧に聞く木村。
(こ、怖い)

黒岩
「これは、正直言って、わかりません!でも、これ以外に我々ができることは、ありません!ギリギリ社会活動を制限して、少しは感染を押さえるという、手だて。以外武器は持っていません。最大の武器はワクチン接種がさらに3回目が進むことと、経口薬が普及することだと思います……」

発言遮ろうとする木村を無視し、さらに続ける黒岩。

「今、この状況ではですね、この20代……圧倒的に多い20代!罹かったとしても、圧倒的に軽症者が多い20代!でもこの人たちが、高齢者にうつしていったら局面は変わっていく!」と熱弁。
高齢者を守るために!と発想の転換が必要!と吠える黒岩。冷ややかに眺める木村。

木村
「ただぁ……このオミクロン株に限らず、当初のアルファ株から、明らかに20代の感染が最も多かったですけど、死亡者は80代以降……。これは、厚生労働省が毎週アップデートしていますが、この状況は全く変わっていないと。なおかつ、高齢者に関して言えば、重症者リスクを減らすワクチンの2回接種が広域に進められています。このワクチンは感染を予防する能力は、どうやら持ってないということは、いろいろなデータから明らかになっているにも関わらず!、あえて感染を押さえることにしか着目したいことは、わたくし非常に危険だと思います」。

「(笑みを浮かべながら)斬新で革新的な、黒岩知事のような方が、いい加減、政府のやり方が(失笑しながら)、今までのやり方が、いいのかと(黒岩知事をけしかける)」

「神奈川のスコアリング?対策は、このオミクロン株には、ほとんど役に立たないと、私は思います」と、バッサリ。

黒岩
「今日尾身会長も仰ってましたが、会食の場、いわゆる宴会場……私も大好きなんですけどね……あのえんかいじょうたいが、い、ち、ば、んかんせんがひろがりやすい。だから、そこをおさえる!ということ。だから、しょうにんずうで、マスクいんしょく、しっかりやる。そうすればなんとかおさえることができると、おもうんですね。これを……」

あまりにバカなんで、後半ひらがなにしてみました(笑)

木村
「すいませ~ん(笑)、すいませ~ん(失笑)」
割ってはいる。

木村
「(笑いながら)いいですか?お話の最中申し訳ないんですけれども、結局のところ、やってることって2年前と全くおんなじですよね?そして、飲食店の方々に我慢していただくことに、なんらかのメリットがあったのか?そして、キチンとそれによって、医療逼迫がどの程度防げたのか?データは分科会は出していない。そのデータさえ、録ってないんだから。飲食業界からは、何故飲食業界なんですか?宴会で騒げば、そりゃ感染は拡がるかもしれないですけども、私たちは生活していく中で、人と接触していかなければならない、じゃあ、ほかの場面はどうなんですか?その社会活動を止めてまで、オミクロン株は恐れなければいけない感染症なんですか!!?……そういうことは、飲食店の方は知りたいと思ってますよ?」

黙りこくる、黒岩。

「あの~それでぇ~。そ、それ……」と介入をはかる宮根。

激オコモードになる、木村もりよ……。

続く。
No.44
35ヶ月前
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第423号 2022.1.18発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…新聞なんかとっくに過去のメディアだとずいぶん前から言われていて、実際に部数も下がり続けているわけだが、それでもやっぱり紙媒体の新聞に対する信頼感や影響力は、今なお相当なものなのだ。それならば、新聞報道には重大な責任があるということは特に強調しておく必要がある。新型コロナやワクチンについて、新聞は責任ある報道をしてきただろうか?到底そうは言えない。昨年12月28日の朝日新聞には、大阪大学教授・忽那賢志のインタビュー記事が載ったが、この忽那という医者がどんな人物なのか知ってのことなのか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…新型コロナを季節性インフルエンザと同じ感染症法上の5類に引き下げるべき、と提言する人が日本でも少しずつ出て来てはいるが、やはりマスコミでは絶対に抵抗しようという意思が強い。曰く「新型コロナが季節性インフルエンザ並みに軽症だというわけではない」「全体の感染者数が増え、中等症者・重症者も増える」「医療は無料でなくなるし、治療薬もワクチンも自己負担になる」、極めつけは「それで本当に保健所や行政・入院病床の負担が軽減するのか疑問である」…これら主張の欺瞞を片っ端から暴く!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!「免疫の軍事訓練」と、マスクや自粛・ソーシャルディスタンスについてどう考えれば良い?この2年間でどんな“非常識マスク”を見た?派遣社員として某自治体の新型コロナワクチンのコールセンター業務に従事している身として、どういう心持ちで働けば良い?オミクロンの感染メインルートは接触感染?ワイドショーでの芸能人のコロナ煽り発言にも罪があるのでは?「孤独」や「社会への復讐」の名のもとに、無差別殺人や拡大自殺を謀るのは男性が多いイメージがあるのは何故?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第450回「忽那賢志という卑屈な医者」 2. しゃべらせてクリ!・第379回「おめでタイガー!虎さんトイレで年明けぶぁい!の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第244回「コロナ、5類しか道はありません」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第450回「忽那賢志という卑屈な医者」  3月にも開始されようとしている子供への新型コロナワクチン接種を阻止すべく、戦うゴー宣読者・たけし社長が始めた、新聞に全面意見広告を載せる作戦は着実に成果を上げてきたようだ。  それにしても、新聞の力はわしが思っていたよりもまだまだ大きいということを、今回改めて認識させられた。 「世界のゴー宣ファンサイト」に寄せられた声などを見ても、身内にワクチン接種を思いとどまるよう説得する際に、その根拠を示すのに「ネットに載っている」と言うのと、「新聞に載っている」と広告を見せるのとでは、効果が格段に違うようだ。  新聞なんかとっくに過去のメディアだとずいぶん前から言われていて、実際に部数も下がり続けているわけだが、それでもやっぱり紙媒体の新聞に対する信頼感や影響力は、今なお相当なものなのだ。  それならば、新聞報道には重大な責任があるということは特に強調しておく必要がある。  新型コロナやワクチンについて、新聞は責任ある報道をしてきただろうか? 到底そうは言えない。新コロについてはひたすら恐怖を煽り、三密回避だの人流抑制だのを推奨し、ワクチンを唯一の解決策のように扱い、ワクチンの危険性についてはほとんど無視してきたのが今までの新聞報道ではなかったか。  昨年12月28日の朝日新聞には、大阪大学教授・忽那賢志のインタビュー記事が載った。    全く同じ文面の記事でも、Web版と紙媒体では印象が全く異なる。Web版はどんな記事でも全てフラットに並ぶのに対して、紙面の場合は何面のどの部分に載るか、スペースは何段組みか、見出しの大きさはどれくらいかといった違いで、はっきりと格付けがなされるのだ。   忽那のインタビュー記事が載ったのは「第1社会面トップ」で、これは1面トップに次ぐ特等席だ。 スペースは7段組み、見出しも5段抜きの大きさで、忽那のカラー写真入り。1面の主な記事紹介にもカラー写真入りで載せられている。新聞記事としては超VIP待遇である。   つまり朝日新聞はこの記事によって忽那の意見を最大に尊重し、信頼できるものとして権威づけたことになる。  では、この記事で忽那は何を語ったのか?  記事本文は、こんな記述で始まる。   忽那氏はまず、ワクチン接種について「まだ受けていない方がいれば、ぜひ検討してほしい。オミクロン株に感染しても重症化することを防ぐことができる」と話す。3回目接種(ブースター接種)についても「感染そのものを防ぐ効果を高めることができる」という。  一切の躊躇もない、ワクチン激推し。しかもこの短い発言の中に、嘘がてんこ盛りだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!