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ただしさん のコメント

「玉川朝から出まんがなデマでんがな(関西の方、失礼)」観ました。今日も、昨日のようにショーアップのコーナーにギュッと詰め込んでやっていました。

 まずVTRで、髪を少し短めにセットした尾身茂が登場、まんぼう解除は慎重になどと永遠にコロナ煽りたい願望を隠そうともしない醜い姿を晒します。

 次にまたVTRで、アドバイザリーボードの脇田隆宇っていう中途半端に小銭稼いじゃあ矢面には立とうとしない小心者の卑怯者が登場。なんか髪とかマスクとか汚そうです脇田。尾身茂を少しは見習え、などとは間違っても思いませんが。
 わ、きたな、もとい、その脇田、これから卒業式や三連休や春休みがあるから感染の再拡大(ホントはPCR検査陽性者数の再拡大)の可能性は十分にあるとか宣います。

感染拡大の可能性は十分どころか一分もないだろ、脇田。

 番組は、沖縄はまん防解除の後に感染者(ホントはPCR検査陽性者)が増えている、とか言い出しますが、一昨日の人数より昨日の人数の方が減っています。
 もう、何でも有り、雰囲気で押し切ろうとでも言うのでしょうか。

 テッパンの日本地図とグラフと表のパネルも出してきます。栄光よ、もう一度と思っている感がプンプン匂います。

 変な男性アナウンサーが、今日も読役です。羽鳥は楽です。
 前の週の同じ曜日と比べるなんてことも今日もやります。得意になって一昨日・昨日と増えていると言っていましたが、今日は減っていました。
 ちなみに一昨日は、前の週の同じ曜日より827人増加、昨日は370人増加、それに対して今日は1,874人減少、そして更に同じく減っていた一昨々日の日曜日は2,614人減少、です。

減ってるやん!

 何でしょう、このインチキ番組は。

 変な男性のアナウンサーがパネルの解説をしている横で、潰れたカエルのような顔して画面に映る羽鳥。

 まん防解除の沖縄でコロナ再流行の恐れ、だそうです。一昨日より昨日は減ってるのに。煽りたくてフライングを繰り返す番組。

 沖縄の実行再生産数が、1.14と提示されたとパネルで紹介されます。下の方に「最新推定感染日 2月16日 アドバイザリーボード 京都大学 西浦 博教授提出資料」と。

まだチョロチョロしとるんかっ!

 沖縄は、これから第7波の危険があるとか言って煽ろうとする番組。

 初めて見る若い女性コメンテーターは、若い人たちはこの2年間で、実質的にも心身的にもかなりダメージを受けた、そこをもうちょっと保証する形でまんぼうとかやって欲しい、と。
 保証なんて出来ないと思う。やる前に、本当にやるべきことかの議論が全然足りない。取り返しのつかないことはある。

 そしてパネルに、今度は堂々と西浦博が。オミクロンのBA.2株が今後どれだけの割合になるか、なんて予想。
 4月1日時点で東京は74%になるそうです。

そんなので罪は消えないからな西浦。
ウイルスは変異する、シレッとその予想数値を出してくる、肩書き書かせることだけは忘れない西浦。
 その西浦がパネルで「置き換えが本格化すると予期される“3月後半は若者を中心に長距離を移動しやすい時期”であって“感染の再増加や全国的な感染拡大などに注意”を要する」と。
 何か偉そうです。若者、ナメられてます。若者のせいにしようとしています。怒っていいです。
 コイツだけは絶対に逃げ切らせません!

 案の定、次に番組はワクチン接種を推奨します。
 若者の命なんか微塵も考えていません。変な男性アナウンサー、冷たそうな顔したヤツで、日に日に腹立たしくなります。

 ワクチン接種3回目は、オミクロン株のBA.1(今までのやつ)にもBA.2(これからのやつ)にも予防効果あるよ〜~と西浦博のデータを元に作ったパネルで説明する変な男性アナウンサー。
 オミクロン株には効かないから騙されちゃなんね〜ぞ〜、若者たち〜!

 パネルで、わ汚ったかるよウジ、もとい、脇田隆字アドバイザリーボード座長が語ります。
「(3回目の接種で)“感染予防効果 重症化予防効果”それから“死亡を予防する効果は十分に誘導される”というふうに思う」

だから…

「できるだけ可能な方には“追加接種をしていただくことが感染状況の改善には有効”だというふうに考えている」

だそうです。

 出ました「ふう」。玉川もよく使う「風(ふう)」。こう言っとけば、後で言い逃れが出来ると思っているのでしょうか。バカです。
 真っ先に10回20回と打て、脇田、西浦、玉川、羽鳥、変な男性アナウンサー。

『新たにBA.2に置き換わる試算も出されていますね…』などと自信なさげに玉川にコメントを求める変な男性アナウンサー。
 玉川
『チェッ(舌打ち)。あの、BA.1もBA.2もですね、ワクチンに関してのブースター接種の効果っていうのは、このように(表にしたパネルを映すカメラ、変わらないと。それから~、いま、有効性が確認されてる薬ですね、この薬の効果も変わらないっていう風なことなので、やっぱりその、薬とワクチン
で抑え込んでいくっていう戦略自体は、例えばBA.2に置き換わっていっても、変わらない、変わらなくていいんだって思いますね。で、問題は、接種率がですね、まだ、3回目全体で21.3%、高齢者だと51.9%、ですので、まあやっぱり、こ〜れ〜を〜あの、まあ上げていかないと、加速させていかないといかないなと。なるべくその高齢者の接種率を上げて〜いく間、重点措置を続けて、ある程度いった所で解除出来るって風な状況になるんじゃないでしょうか。うん。』

 変な男『やっぱり沖縄は解除後に上がって言ってるのが気になりますよね…』

 バカ、もとい玉バ川
『まあ結局、ワクチンの接種率が進んでいませんので、特に若い人に関しては、あの〜非常に少ない状況ですね、あの接種率が。そういう中で、あの人と人の接触が増えれば、オミクロンの感染力で言えば増えていくっていう風なことは〜、まあ当然って言えば当然なんですよね。なので〜、とにかく早く接種を進めるってことが、何より重要なんだと思います。』

 変なアナウンサー『このワクチンの摂取率をいかにスピード感を持って上げていくかという所!、になるかと思います。』
No.41
26ヶ月前
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第428号 2022.3.2発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…世の中に、正しい意見しか言わない人などいない。わしだって、皇統は男系男子継承を守るべきだと言っていた時期がある。それが完全に誤りだとわかったら躊躇なく考えを改めた。大事なのは間違わないことではなく、間違いに気づき、改めることができるかどうかだ。雑誌「表現者クライテリオン3月号」が「皇室論」を特集し、巻頭に『「皇室論」を国民的に加速せよ!』という座談会を載せている。司会者の藤井聡氏と出席者の施光恒氏とは交流があり、勉強させてもらっている所は多く感謝しているが、この座談会における発言には全く同意できなかった。「表現者クライテリオン」の皇室論を検証していこう。 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…医療と薬の起源をさかのぼると、古くは紀元前4000年頃のインドで行われていた、薬草に魔術と心霊術をセットにしたような「治療」に行きつくらしい。当時は、薬草にしても行き当たりばったりの人体実験だったはずだが、現代のコロナ騒ぎに乗じてしゃしゃり出てきた医者も、無責任な金儲けに走る製薬会社を妄信して、行き当たりばったりの人体実験を推進する、ほとんど魔術に囚われたような存在だ。同時に、古くから、多勢に流されずに正しい見解を主張したものの、完全に無視され、デマ扱いされてしまった立派な医学者もいる。医学者がくりかえす野蛮な歴史とは? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!この馬鹿馬鹿しい状況に、精神が暗黒面に落ちていきそうな気分になることはない?コロナ禍に対する怒りが蓄積し、そのうち世の中に不穏な動きが出てくるのでは?アメリカ以外に同盟を組める国があるとすればどこの国?鼻うがいってしている?最近テレビに出ない理由は何?コロナに怯えるような今の日本人に国を守るために戦う覚悟があると思える?ウクライナの現状を見て国際法の意味とは何なの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第455回「クライテリオンの皇室論を検証」 2. しゃべらせてクリ!・第384回「涙のぽっくん! お父ちゃまのベロに全力の訴え!の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第249回「医学者がくりかえす野蛮な歴史」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第455回「クライテリオンの皇室論を検証」  世の中に、正しい意見しか言わない人などいない。  わしだって、皇統は男系男子継承を守るべきだと言っていた時期がある。  単に「男系男子で続いてきたのなら、絶やすのはもったいない」という程度の認識、そしてわしが「側室に憧れていた」という理由、さらに「保守系の言論人がほぼ全員一致でそう言ってるから、そんなものかと思っていた」だけだが、それが完全に誤りだとわかったら躊躇なく考えを改めた。   大事なのは間違わないことではなく、間違いに気づき、改めることができるかどうかだ。「誤ったら死ぬ病」が多すぎる。 「王様は裸だ」と言い続けることが思想である。 「表現者クライテリオン」という雑誌がある。  故・西部邁氏が発行していた雑誌「表現者」の後継誌で、現在の編集長は京都大学大学院教授の藤井聡氏。藤井氏とは同誌の2019年3月号で対談(『ゴーマニズム宣言2nd season 3巻』に収録)、同年4月の「第81回ゴー宣道場」や2021年3月の「オドレら正気か?関西LIVE」にご登壇いただくなど、交流がある。  その「表現者クライテリオン」が3月号で「皇室論」を特集し、巻頭に『「皇室論」を国民的に加速せよ!』という、藤井氏が司会する座談会を載せている。  その出席者の一人が九州大学大学院教授・施光恒(せ・てるひさ)氏で、施氏には2020年10月の第92回ゴー宣道場にご登壇いただき、来月24日発売の『コロナ論5』では対談を行っている。  藤井氏、施氏ともに勉強させてもらっているところは多く、その点は感謝している。  だが、この座談会における発言には全く同意できなかった。二人とも男系派だからだ。  藤井氏は冒頭、論点整理として 「第一に皇位継承は日本の伝統の中心に位置するもの」 であり、そして伝統には 「時効」 があるという。  ここでいう「時効」とは、時間が経過したら法律等が無効になるという一般的に使われる「時効」ではなく、むしろ逆に 「長く続いてきたものには重大かつ深淵な意味が宿っているという意味」 だというから紛らわしい。  ともかく藤井氏は、伝統は長く続いて来たものだから「重大かつ深淵な意味が宿っている」と言いたいらしい。  そしてその上で藤井氏は、こう言っている。 したがって伝統として継続してきたものの前ではむしろ積極的に改変改革を慎み、粛々と継続しなければならない、という原理があります。だからその原理を踏まえれば、これまで例外なく続けてこられた、「皇位継承を男系男子に限る」、という「男系論」を採用するのが当然だということになります。  これを読んで、わしはびっくり仰天してしまった。 「これまで例外なく続けてこられた、『皇位継承を男系男子に限る』、という『男系論』」 ……   藤井氏は、過去に10代8方の女性天皇がいたことを、知らないのか!?  結局のところ藤井氏の論点整理では、男系継承を正当とする理由が 「伝統だから」「長く続いてきたものだから」 と、それだけである。これではあまりにも雑駁と言わざるを得ない。   そもそも日本で男系継承が重んじられるようになったのはシナから儒教文化が入って以降のことであって、日本にはそれ以前からの伝統もあった。   そしてそれによって母系を中心とする社会や、男女を問わず継承される双系の社会が形成されていたのだ。   それなのに藤井氏はなぜ、その後に入って来たシナ男系主義のみを「伝統」として議論しようとするのか?  しかも、ここでいう藤井氏の「伝統」の捉え方は根本的におかしい。 「伝統として継続してきたものの前ではむしろ積極的に改変改革を慎み、粛々と継続しなければならない、という原理があります」 と、いみじくも 「原理」 という単語を使っているが、まさにこれは単なる 「原理主義」 である。これでは、ただひたすら「前例踏襲」をすることが「伝統の継承」だということになってしまう。  それに、単に 「長く続いてきたものには重大かつ深淵な意味が宿っている」 というのなら、 因習 や 陋習 も、長く続いてきたからには 「重大かつ深淵な意味が宿って」 いて、 「改変改革を慎み、粛々と継続しなければならない」 ということになってしまう。   伝統と因習の区別は難しい。その判断をするのが歴史や時代に育まれた常識に基づくバランス感覚であり、保守主義者であればそういう感覚をこそ大事にしなければならないのではないか。   原理主義と保守主義は違うのだ!  伝統とはどういうものか、『天皇論』を読んだ人ならわかると思うが、かつて美智子上皇后陛下は、伝統の大切さを十分強調しながらも、こうおっしゃっている。 「一方で、型のみで残った伝統が社会の進展を阻んだり、伝統という名の下で古い習慣が人々を苦しめていることもあり、この言葉が安易に使われることは、好ましくありません。」  さらに上皇后陛下は、野球のWBC2009年大会で優勝した選手たちを例に挙げ、こうおっしゃった。 「WBCで活躍した日本の選手たちは、よろいも着ず、切腹したり、「ござる」とか言ってはおられなかったけれど、どの選手もやはりどこかサムライ的で美しい強さを持って戦っておりました。」  伝統は時代によって変化していく部分もあるし、表面に現れる形が変化しても、 内に秘められた伝統の 「エートス・魂」 が厳然と残っている場合がある。  他ならぬ 上皇后陛下ご自身が、皇太子の結婚相手は皇族か一部華族の出身者に限るというのが「伝統」とされていた時代に、民間から皇太子妃となり、さんざん「伝統の破壊者」呼ばわりされてきた方だ。  しかし、美智子さまほど立派に皇室の伝統を受け継ぎ、次代に手渡した方はおられないということに、今では異論をさしはさむ人などいないだろう。  さらに言えば、 「男系」が伝統だというのなら、「側室」も伝統だったのだ。側室があったから男系が継続できたのだから、「男系」と「側室」はワンセットの伝統である。  側室を事実上なくしたのは大正天皇、制度上も正式に廃止したのは 昭和天皇だが、大正天皇や昭和天皇は「伝統の破壊者」だったのだろうか?  あくまでも伝統は 「改変改革を慎み、粛々と継続しなければならない」 ものであるというのならそう言わなければならないし、男系を伝統として守れというのなら、側室も伝統として復活させよと主張しなければおかしい。  ところが藤井氏は論点整理の第二として、サラっとこう言うものだから、わしはあっけに取られてしまった。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!