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希蝶さん のコメント

 オドレら正気か、生放送、お疲れ様でした。倉持さんが休みだったのが残念でしたが、楽しい内容でした。
 しかし、皇室問題が累卵の危ふきにあると再認識させられました。

 実を言うと、石破さんの道場の時も、今回のふぢゐさん、施さんの十番勝負も、何かよしりん先生との打ち合わせのようなものがあって、そうしてあんなふうな言説になっているのかと思っておりました(討論を分かりやすくするために。つまり、施さんは前もってよしりん先生と話し合いをした結果、あんな言葉を述べているのかと)。どうもそのような「根廻し」は存在していないわけですね。
 だとすると、確実にこの人たちは現状が分かっていない、ただ世間体を気にして、その雰囲気に捕らわれ、言論をしているだけなのでしょう。確かに自分が属している集団の中で一人だけ周囲と違う意見を吐くのは勇気が要ることですが(会社だと進退問題に発展することもある)、でも信念を曲げていることにもなります。それとも、この人たちには確固たる信条のようなものはない、ということにもなるわけですね。
 だったら、四の五の言わずに黙っていればいいのでは、と思いました。ちぇぶさんが「気持ち悪い」と口にされるのは当然です。むしろ素直に言って貰えて有り難いと思うべきです。言論で仕事をするのなら、人の批評に耳を傾けるのも仕事でしょう。そのことが分からなければ、後ででもいいから、「どうして貴方はそう感じるのですか?」と質問をするのが誠実な姿勢ではありますまいか。

 青ネギさんが情の問題を語っていたみたいですが、餘計な忖度は不必要なのだろうと思いました。

 また私事を語りますが、私はよくCS放送などでアニメなどの録画をしますが、(念のために)一分前から予約を入れたりもしています。そういうことをすると録画開始時間・終了時間を勘違いすることがあるので、かなり注意をしているのですが、それでもミスをすることがあるので、餘分なものが録画されてもよい、あとで削除すればいい、というふうにしています。それでもハードディスクの容量がもったいないと録画時間を変更したりして、ミスをすることも多々なのですが。
 たとえは悪いですが、皇位継承問題も確率の問題だと思うのです。つまり、ミスしてもそれをカバーできるだけのシステム、よしりん先生が放送でも述べられていたように、直系の子供が事故か何かでなくなった際に、傍系でも継承できるようにするだけの仕組みをつくっておかなければならない。しかし、その手段は現実的なものであって、可能なものでなければならない。上記の例でいうなら、録画予約した後、ほかの用事をしないでビデオにはりついていることは不可能で、滑稽でもある。確実に存在しないと思われる旧宮家の血をひく(犬神家の)一族を期待したり、ましてや現存する宮家に(家族ごと)養子にするという案は無理である、だったら確率上の問題から言っても双系相続にすべきではないか、万が一なんて言ってる場合じゃない、既に次の皇位継承者が決まっていないのだから、となるのではないのでしょうか。

 私は自分がよく知らないことについては正直に「分からないから教えてください」というべきだろうと思います。自分のことに関して言えば、よくそれで「なぜそんなこともわからないんだ」とか「君と論争している暇はない、つもりもない」と言われたりするのですが、それこそ「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ですよね。あるいは理解しているつもりなのかも知れないけれども、実は理解できていなかったという事柄も世の中には多々ある筈です。
 そう言いつつ、かなり自分自身も知ったかぶりをしているな、と反省もします。

ここで引用です。
>>125
 丑三 やギさん、私は「馬鹿」の語源は、支那の秦の二世皇帝胡亥の話しか知らないです。梵語、サンスクリット由来だという話も聞いてはいますが、詳しい由来は初めて知りました。私はそんなにかいかぶられるような人間ではないです。まだまだ未知のことは多いです。「日暮れて道遠し」でしょうか。
 毎回、「世界のゴー宣サイト」の宣伝を有り難うございます。広告の新聞掲載予定、見忘れることがあるので助かります。

 皇室問題について言えば、四五年前までは「伏見宮家」で、「観応の擾乱」あたりで止まっていました。つまり「南北朝」があるから、こういうややこしいことが起きているのだと。『日本書紀』・『続日本紀』に目を通してみるまでは、「氏」と「姓(かばね)」はセットで、ともに天皇(大王、スメラミコト)から授与されるということが理解できているようで把握できていませんでした(『新天皇論』に記されているにも関わらず)。つまり、それこそ教科書に書いてあることを「暗記」しているだけだったのだな、と自省します。
 女性にも、宮中の女官にも「氏」や「姓」があることを、男系派は知って欲しいと願います。

 私は以前に愛子様サイトに称徳天皇のことを投稿したことがありますが、そうしたら、ツイッターで男系派にかなりからまれました。その時に感じたことは、「この人たちは歴史の本を何も勉強していないな」ということです、ただ「元明天皇→元正天皇は女系相続ではない、草壁皇子の血をひく男系だ」という事象(思い込み)しか見ておらず、その事情とか歴史的背景を学習していないのだな、ということですね。先日も「和気王」という皇族は皇籍復帰をしていると書かれたツイートを発見し(「岡真人」とかいうんですよね)、この人は藤原仲麻呂の息のかかった淳仁天皇の即位のことを知らないのかな、その後、藤原仲麻呂の乱平定後、和気王が何をし、その結果どうなったのかもご存じないのかな、といった感じです。
 その折は、「元明天皇が即位していなかったら、草壁皇子が即位していた筈だ」と述べたら、系図を貼り付けられて、年代が違っているとかツイートされて、それをほかの男系派と思しき人たちにリツイートされる、という出来事もあり、「本当にこの人たちは何を学んでこういう意見表明をしているのだろう?」と不思議に感じ、気持ち悪く思ったものでした。

 という話をだらだらしていてもきりがなくなるので、今回はできれば倉持さんの話をもっと伺いたかったですが、この話題もかなり重要なので突き詰めていって欲しいと願います(というか、既に煮詰めすぎているのに、それでいて分かっていない男系派が多すぎる、と)。自分も慢心しすぎてはいけないと思うので、(できれば実現した方がいいと思う)藤井氏や施氏の「退団」本、もとい対談本や、これからよしりん先生によって描かれる「愛子様天皇論」を期待致し、世の中が大きく動くことを望みます。
 こんなところです。あまりまとまりがなくてすみません。

 それでは、「ソライロ」再放送聴取、忘れないように。
No.149
30ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
号外 2022.5.17発行 【目次】 1. ゴーマニズム宣言・第463回「はじめてのおつかい」 2. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第257回「科学なし・論理なしの不思議な医療ライターからのご反論《2》」 第463回「はじめてのおつかい」  唐突な話題と思うかもしれないが、「はじめてのおつかい」が海外で大評判になっているらしい。  確かにあの番組、とにかく子供が可愛いいものだから、女性に特に好評のようだ。  だがあの番組を欧米でつくるのは、まず無理だろう。  2歳から6歳ぐらいの子供が、生まれて初めてひとりでお使いに挑戦する様子をドキュメンタリー風に描く日本テレビ系のバラエティー「はじめてのおつかい」は、不定期のスペシャルで30年以上放送されている人気番組である。  この番組を今年の春からネットフリックスが世界190カ国で同時配信し始めたのだが、そうしたら大きな反響を呼んでいるという。  例えばイギリスでは、ツイッターにこんな感想が多く流れたそうだ。 「これまでに見たネットフリックスの番組の中で、最高。どのエピソードを見ても泣いてしまう」。 「とってもキュート。子供は大人が許す限りの能力を持っていると思う」  だが一方では正反対に、こんな反応も寄せられているという。 「これでもうネットフリックスは見ない」 「子供を大人であるかのように、独立した存在として扱うなんて。いったい、なんていう番組なのかしら」   そもそもイギリスでは、「はじめてのおつかい」のように幼児がひとりで交通機関を使ったり、買い物を頼まれて出かけたりすることはない。 そんなことをして子供が事故に遭ったり、変質者に襲われたりしたらおしまいだからだ。   子供は大人が守るべき対象であり、幼児は外では保護者が付きっきりなのが当たり前で、小学校への通学ですら低学年の子は親が付き添っている。  法律で親が送迎するよう定めているわけではないが、子供の人権擁護組織などは8歳までは送迎するよう推奨し、これを基に多くの学校が独自にルールを決めているという。  下校時刻に会社勤務をしている親は、仕事を中断して迎えに行くか、学校によっては料金を払えば午後6時過ぎまで預かってくれたりもするらしい。地域によってはスクールバスもあるが、バスの停留所までは親が送り迎えしている。  遠い距離を歩いて登下校するということすら危ないというのが普通の感覚なのだから、「はじめてのおつかい」なんて絶対にありえない。 もしそんなことをしたら、親が子供を保護する義務を放棄しているということで「虐待」と見なされてしまうのだ。  他の国でも大体似たような反響で、子供の可愛さにメロメロになっている感想が多いのだが、その一方で、 「自分の子供に、こんなことさせらせない」「わが国でこんなことしたら、その子の姿は二度と見られなくなる」 といった反発もあるようだ。 「こんなことできるのは日本だけじゃないか?」 という感想もずいぶんあって、ネトウヨっぽい奴はそれを誇らしく思っているようだが、本当は日本でも、あのロケは事前に現場を入念に調査した上で、撮影の際はカメラマンを始めスタッフが大勢ついていて、周囲で見ているからできるのである。  実際に番組を見ていれば、画面にスタッフが映り込んだりしているからそれくらいはすぐにわかるはずなのだが、 バカな親があれを見て、うちの子供にもやらせてみようとか思ったら、大変なことになりかねない。 どこで交通事故に遭って死ぬかもわからんのだし、どこでさらわれるかもわからんのだから。  あれは、本当はやっちゃいけないことなのだ。  3年前に山梨県・道志村のキャンプ場で当時小学1年生の女児が行方不明になった事件で、現場に近い山中で人骨と当時女児が着用していた靴や衣服の一部が発見され、骨のミトコンドリアDNA型は「母親と親族関係があることに矛盾がない」という鑑定結果が出たという。  その女児は、友達が遊んでいる場所へ向かおうとひとりで山道を歩いていく後姿を母親が見送ったのが目撃された最後だったといい、母親は「なぜ一緒について行ってやらなかったのか、悔やんでも悔やんでも悔やみきれない」と語っていた。  ネット内ではこの母親を誹謗中傷しているバカもいるらしく、そのバッシングに与することを恐れて、メディアは母親への批判と取られそうなことは何も言えなくなっている。  だが、それではこの事件から何の教訓も引き出せない。  この母親を絶対に責めてはならないし、ここでこんなことを言うのは非常に酷だというのは重々承知しているが、それでもこの痛ましい事件を無駄にしないためにも言っておくしかない。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!