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ただしさん のコメント

 週明け月曜日の「羽鳥はペテン師でショー」を観ました。

 冒頭、「昨日で9日連続猛暑日」とのテロップを掲げながら、先週からの各地観光地の様子をVTRで流します。川でのライン下りやビアガーデン、鍾乳洞など、思い思いに夏を満喫している人びとの姿が流れます。
 川でのライン下り、細長くて広くはない船の上に乗客が10人ほど…、斎藤やないかい。レポーターの斎藤、今回はさすがにマスクして船に乗ってました。

マスク外したんちゃうんかい斎藤!

 朝っぱらからムカッぱら立たせてくれる斎藤です。

 3年ぶりの富士河口湖花火大会。打ち上げ前に楽しそうに走り回ったり、夜空の花火を見上げる子どもたちは、ほとんどがマスクをしていませんでした。
 素晴らしい♪☆

 でも、なんか引っ掛かります。子どもたちの映像だけ極端に感じます。アリバイ作り、逃げを狙ってると思います。それくらい急に変わりやがった印象です。

 子どもたちがマスク外せれば何でもいいんですけどね。

 メインのパネルコーナー
「記録的暑さ 熱中症急増 医師が勧める正しい水分補給 猛暑後の豪雨災害警報」
だそうです。
 やっぱり危機を煽ると視聴率とれるんでしょうね。

 ゲストに池袋のツルッパゲ、さわやか気取りの大谷クリニック院長が登場。リモートでの出演です。
 ここでも昨日で9日連続猛暑日と説明。6月としては過去最多、熱中症も6月では過去最多だそうです。また咲いた咲いたと花畑で浮かれ始めたか?

 出たがりクリニック代表大谷、熱中症で死亡者が増えてきていることを受け、
『とても残念な……ニュースなんですけども…』
などと表情作って語り出します。左目だけ見開いて額にゃ三本線作って語る姿はとても気持ち悪いです。リモートだから自分のトコのキャメラを独占状態です。アップに耐えられる顔じゃありません大谷院長。

 良純がバカのクセに口を開きます。
『最近、街で救急車のサイレンよく聞くんですよ。』

コロナのときも聞こえていただろう。

 熱中症に関する話題が進むなか、VTRでは先週月曜日の何処か医療機関の映像が…。鹿野やないかい。
 埼玉県三好町のふじみの救急病院、鹿野がチラチラ映り込むのがひじょうに目障りです。

 玉川、何だか顔がテカっています。『今日はスタジオ入る前も暑かった』とか言っているので、汗かな。いつもよりテカり顔の玉川。

「コロナ感染者数 東京都 急増」
 出ました、ついに。
 玉川のテカり顔は、このためだったのでしょう。期待に胸がふくらみすぎて、隠しきれない変な汁がほとばしり出ていたのでしょう。

 ピーク時よりかなり見劣りのするショボいグラフを出してきて、
『日曜日は少ないと言うふうに比較的言われてますが』
などと、言ってきた張本人とは思えない言葉を吐きつつ、昨日3788人、1週間で約1700人増と感染者数(本当はPCR検査陽性者数)を淡々と読み上げる羽鳥。

 さらに発言をわざわざパネルにして紹介される大谷。
「医療現場ではコロナ、熱中症どちらも増えているため、症状からはコロナなのか熱中症なのか分からない
『最悪コロナで入院もある』と細心の注意を払い診療している」

こんなクリニックへ行くな池袋の人たちよー

 ヤブです、大谷義夫。
 パネルでは満面の笑みを浮かべている大谷。さわやかさを狙っているのが伝わってきます。
 タレント気取りなんですよね、ただの。
「最悪コロナで入院」じゃなくて
「最高!コロナで入院!」だろ、大谷。

 羽鳥が聞きます。
『大谷先生、最近数増えてきましたけど、要因なんだと思われますか?』
 敢えてコロナとも熱中症とも言わない所が、とても羽鳥らしいです。

 大谷
『コロナの患者さんも確かに増えてまいりましたですね。』

 羽鳥
『うん。うん。』
と、とても満足そうです。

 大谷
『また熱中症の患者さんも増えていて、今、玉川さんおっしゃったように今年は異常だと。』

 貫禄見せたいのか、玉川は少し前にペロペロっと上辺だけなぞったような発言をしただけだったのですが、さすが常連、王様へのヨイショは忘れません。

 本来いい人なのか単に不器用で使えないヤツなだけなのか、番組としてもっとも言いたいこと、クライマックスにさしかかると、とたんに挙動不審な態度と噛み噛み発言に拍車がかかります大谷義夫は。表情もますます狂気じみてくるような大谷が語ります。
『さらに、この夏でえぇぇ……ま、コロナのブースター接種3回目のワクチン効果の効果も切れ始めているのか。
またここで………感染者が、急に増え始めているって所で、ちょっとツラい状況にはなってきておりますですね。』

 途中で『う〜~~ん』などと言葉を挟んでいた羽鳥、大谷の話しが終わるか終わらないかで
『良純さん来たんですか? ワクチン?』

 ここからワクチン接種の話題になっていきました。もう大雑把なシナリオは出来ているんでしょうね。

 大谷のハゲは、60歳以上の人と基礎疾患のある人には打たせよう打たせようと発言していました。どこかキョドり、ところどころ詰まりながら。
「抗体価」なんて言葉も何度も持ち出していたのですが、急に聞き慣れない言葉を使うから、何を言ってるか分かり辛いんですよね。

 また、今の状況だと東京都では8月には一万人になると予想も出しておりますからなどと、自分の見立てなのか誰かの予測なのかハッキリさせない物言いをして、誤魔化しながらとにかく煽りたそうでしたハゲ大谷は。
『感染状況を見ながら、ぜひ4回目(ワクチン)も検討して頂ければ幸いでございます』
と、嘘付くと敬語がヘンになる大谷。
 羽鳥は、大谷が嘘を上手く付くと
『うん!』『うん!』
と元気な相づちを入れますが、
下手だと途端に冷たい態度になります。

 それから良純が、接種券送付や、接種会場のことを大谷に質問しました。
 大谷は、また歪んだような恐い目をして
『自治体によって違う』
と説明し、接種会場に関しては
『自分たちクリニックも動いている』
とシッカリと自己アピール。
 4回目の予約も、ここ1週間の感染者増で問い合わせが増えていると、間に合わないから早く予約入れて打たなきゃならない状況へ追い込ませたい思惑がプンプンの顔で喋っていました。

 そして、「コロナが急増することで熱中症との見分けが困難になっている現場」の話題に。
 全然違うだろと思います。ていうか、プロならそれくらい見分けられなくてどうすんだ、という感じです。

 大谷のバカのクリニックでも、見分けが出来ない事例が出てきてるとか。
 大谷
『PCRしなければコロナかどうか分からないじゃないですか? ………』
 目が泳ぐ大谷。さらに
『熱が出て、吐き気が出て、』

 吐き気が出る…。医者じゃないのかも。

 偉そうに
『ウン。』『ウン。』
と相づちを入れる羽鳥。

 あともう少し、CM挟んでパネルコーナーの後半の頭まで、ちょこちょこちょこちょこコロナ煽りの布石を打っていました。

 屋内の換気をすると冷房が逃げるという話しを山口真由がすると、大谷は、必死にジェスチャーを加えながら、まだ屋内のマスクは外していいと政府も言っていないと、だから我慢して換気もしろと、ただ電気の供給量の具合のバランスも考えろと。要するに何も言っていない、判断を下していない、立場不表明、価値相対主義、ただテメエが金儲け出来りゃあいいってだけのポンコツハゲとモーニングペテン師軍団でした。
 すみません、言葉が荒くなりました。
m(_ _)m

 玉川は、8月にまたピークがくると思うだそうです。ファイザーとモデルナーとか言ってました、玉川。ボケてきているのかも。
No.168
30ヶ月前
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第439号 2022.6.28発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…常識的な庶民感覚で見れば、どっからどう見たってプーチンが悪であり、ゼレンスキーが善である。国際法の視点から見ても、他国の主権を侵して、武力で領土に踏み入ったら「侵略」であって、侵略以外の評価はない。日本は国際法秩序を守るという立場から、欧米諸国と協調してロシアと戦わなければならない。この非常時に、たったこれだけの判断ができない「知識人」がいるのが驚きだ。いわゆる自称保守派が「どっちもどっち論」「価値相対主義」に陥っているのは何故なのか? ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…自民党の改憲草案に反対し、緊急事態条項に激烈に悪印象を持っている人々が、今回の選挙に際して全国で配りまくっているチラシがある。そこには「兵務を女性や幼児に強制」「政府に従わないと虐殺可能」「政府批判者は逮捕」「選挙を廃止」「警察に現場で処刑できる権限を与える」「国民の資産没収」等といったことがおどろおどろしく書かれている。特に、コロナ騒ぎのウソを見破り、反ワクチンの態度を明確にしている人たちが過剰に反応しているようだ。何故こんなことになっているのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…小中高に「飛び級」って必要?ロシアのウクライナ侵攻が始まったことで、コロナ報道がある程度沈静化した?市議会議員は半数にしても良いと思う?夏ドラマは何を見る?電力需給がひっ迫する中、原発再稼働の声が挙がっている状況をどう分析する?沖縄が中国から侵略される可能性はどれくらいある?AVという仕事は「職業選択の自由」で語ってはいけないの?先生は「おばけ」の存在をいつから信じなくなった?次シーズンの「相棒」で亀山薫が復活することをどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第468回「【どっちもどっち論】の臆病保守」 2. しゃべらせてクリ!・第395回「大蛇に乗ったお父ちゃま! どこ行くとでしゅか?の巻【後編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第262回「『緊急事態条項で処刑される』謎の怪文書を追う」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第468回「【どっちもどっち論】の臆病保守」  常識的な庶民感覚で見れば、どっからどう見たってプーチンが悪であり、ゼレンスキーが善である。  国際法の視点から見ても、他国の主権を侵して、武力で領土に踏み入ったら「侵略」であって、侵略以外の評価はない。  日本は国際法秩序を守るという立場から、欧米諸国と協調してロシアと戦わなければならない。  この非常時に、たったこれだけの判断ができない「知識人」がいるのが驚きだ。  藤井聡氏(京都大学大学院教授)が編集長の雑誌「表現者クライテリオン」7月号が、『「ウクライナ」からの教訓 来たるべき“有事”にどう備えるか?』と題する特集を組んでいる。  約100ページにわたり、14人もの論者が登場する大特集なのだが、皇室論と同様に、やはり保守の劣化を感じる。掲載された人物の誰もが「善悪の価値判断を避け、「価値相対主義」に陥っている。  彼らは「価値相対主義」という批判を「レッテル貼り」と言って、避けようとしているが、笑ってしまうことに「価値相対主義」なのだ。  何しろ、表紙を開くとすぐ載っている藤井編集長の巻頭言からこうだ。 (略)日本国内のマスコミ世論は「英雄ゼレンスキー大統領VS悪魔プーチン」とでも言うべき構図一色で塗りつぶされることとなった。  ただしこうした「勧善懲悪」構図だけでは、今回の「ウクライナ」問題を解釈し尽くす事など到底できない。(中略)こうした単純な認識構図だけでは、貴重な教訓の大半をみすみす廃棄してしまうことになる。  そのうえで藤井氏は「 多様な知見・教訓を得ることを目途に」「多面的な視点・角度から様々に論ずる特集を企画することとした」 と宣言するのだ。  笑うしかない「言い訳」である。ここまで周到に「言い訳」を宣言してから持論を披露する態度に、「ベルト歌舞伎」にも似た臆病さを感じてしまうのが「保守」の庶民的感覚だろう。  思い出すことがある。 1995年3月、地下鉄サリン事件と警察によるオウム強制捜査以降、マスコミ世論は 「悪=麻原彰晃・オウム真理教VS善=警察・市民社会」 とでも言うべき構図一色になっていた。  ところが、これにいわゆる知識人たちが 「そんな勧善懲悪の単純な認識では、事件の深層は理解できない」 などと言い出し、 「警察にも『悪』はある」 だの、 「市民社会に受け入れられないオウムの側にも理はある」 だのと主張した。  そしてついには、「戦後最大の思想家」とまで評された吉本隆明が 「麻原は偉大な宗教家だ」 と褒め称え、テレビには 「一連の犯罪はオウムの犯行ではない」 と断言する人物まで出てくる始末となってしまったのである。  大衆批判を建て前にして、「善悪二元論を否定するのが知識人」という、これも形式化したえらそうな立場を取る手法は、「相対主義」という思想形式の流れに沿ったものだった。   わしはオウム事件の最中に麻原が「悪」だと断定し、事件はオウムの犯行だと断言した。 ところが上のようなえらそうな知識人たちから反発され、「正義を言う者は馬鹿」であるかのような批判にさらされた。  ところが可笑しなことに、大衆批判をしていた西部邁氏が、こう言ったのである。   オウム問題では「オウムがやった」と断言し、薬害エイズ問題でも「厚生省が悪い」といい放って行動し、自分の言動に伴う責任を貫徹した小林よしのりは偉い。みんな四の五のいわずに褒めるべきなのです。 (「発言者」1996年5月号、『新・ゴーマニズム宣言』1巻に収録)  そういえば、薬害エイズの時にも、目立ちすぎるわしに水をぶっかけようとして 「厚生省がそんなに悪いのか?」 などと言った知識人がいた。  善悪の価値観をはっきりさせ、自分の責任で勧善懲悪に徹すると決めて行動したわしを理解していた知識人は、後にも先にも西部氏しかいない。  その後継を自認する藤井聡氏ら一派は、西部邁の「時処位」の感覚を全く理解していない。そもそも西部邁の大衆批判は、知識人をも大衆として批判していたのである。   プーチンは麻原彰晃と何も変わらない。そしてロシア国民は「権威主義」に嵌り、オウム信者のように「洗脳」されているのである。  相対主義で善悪の区別もつけられなくなった「表現者クライテリオン」が、プーチン擁護だと判定され、恥をかくのは、それほど先のことではないだろう。    しかも巻頭言だけでは足りないのか、本論である特集に入る前にもうひとつ「巻頭コラム 鳥兜」というコーナーがあり、同様の主張を力いっぱい展開している。  その匿名筆者(「鳥兜氏」としておこう)は、冒頭こう書いている。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!