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競(キソイ)さん のコメント

「オドレら正気か?横浜LIVE」、後れ馳せながらタイムシフトで視聴させて頂きました。「


国防・安全保障についての熱き議論、今年のこれまでの公論イベントの中でも、その有意義さ充実ぶりはトップと言っていいのではないでしょうか。°⌖꙳✧˖( ॣ•͈∀•͈ ॣ)ホレボレシチャウナ―♪
あれに比べれば、どっちもどっち論、陰謀論、或いはお花畑的平和論なんて、全く不毛で非建設的なものだと、改めて痛感させられました。

というかむしろ、そういうのは逆に危険であると。
強盗に家を襲われて、財産も何もかも奪われてメチャクチャにされて、家族も無惨になぶり殺しにされて、
でも自分だけはひたすら命乞いして逃げて助かったから、ああ良かった良かった、命あっての物種、なんとかなるよと、
ダブル徹、あんたら本気でそう思えるのか?と。ダブルトオル…アンマリアタマヨクナイナ…σ(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́;)モチ シッテタケド!

さっきあれだけ食べてもうお腹パンパンだったのに、もうお腹減ってきちゃった!みたいな。コロナジャモウハラハフクレネエ~!\\\\щ(;٥Д٥;щ)////アイムハングリー!!
「ウクライナ戦争論」、まだまだ議論していかないと!
ああ、「九州ゴー宣道場」が待ち遠しい!!ミンナデトモニ…୧( ᐖ)σカシコクナロウヨ♪


議論を通じ、また、ゲストのグレンコ・アンドリー氏の著書から思いましたのは、
欧米も日本も、ソビエトが崩壊した時に冷戦は終わったと思ってしまった。
しかし、実際はそうではなかった。現代に至るまで冷戦はずっと続いていたのだと。

冷戦といったら、自由・資本主義VS平等・共産主義の対決だと、みんなそう思っていた。
けれど、本当は民主主義・自由主義VS権威主義・帝国主義の対決だったということが、
今回のロシアのウクライナ侵略によって、はっきりと鮮明化したと。

ロシアがあのような国である限り、中国も北朝鮮もあのような国である限り、冷戦はいつまでも続くと。
それに気づかず、欧米も日本もロシアや中国に甘い幻想を抱いて、宥和政策といってかの国らを強大化させてしまい、
そしていよいよその凶暴な牙をこっちに向けてきたと。


権威主義国においては、独裁者の権威が全てであり、ルールであると。
だから独裁者は、常に過去を引き合いに出して自らの権威を正当化し続けなければならないし、その強さを民衆に誇示し続けなければならない。
たとえ今回の中国のように、理不尽に過去をねじ曲げてでも!チュウゴクリョウリテンガアルカラ…ッテヤツ…(。Д°|||)アノチセイニハ アキレブッタマゲタネ…

権威主義国の独裁者は、常に突っ張らかって、決して弱さを見せたり、言い訳したり、過去を否定してはならない。
民衆に不信感を抱かせたら、権威が揺らぎ、自らの正統性が危うくなるから。
だから、「人民解放軍が見てるぞ!」とか「国民が納得しない!」とか、民衆へのアピールを事欠かさない。ヨウハ ニンゲンシャカイモ…ሣ( ᢲ )ሥマダマダサルヤマトオナジトイウコトカ……

そして、それは当然暴走していく。
他国に対する威嚇、自国民に対する粛清、強さを示せるなら虐殺も国際法無視も核保有も何でもOKとなると。

そんな国が核兵器のある現代の世界のイニシアティブをとっていくならば、まず人類に未来はない!
独裁者は自らの栄華、自身の権威・人々に信じ込ませた正統性を守ることしか考えておらず、
国民のことも、国の未来も、何も考えていないのだから。


「オドレら正気か?横浜LIVE」の直前に、ジャーナリストの豊島晋作氏の記事で、
ソ連崩壊直後、ロシア人は自由を得たが、突然降ってきた自由に当惑して、結局オルガリヒたちに富を独占されて貧しくなってしまったと。
だから、ロシア人たちは自由を憎み、その自由を押し付けようとする欧米、特にアメリカを憎み、そしてプーチンを支持するのだと。
要は、アラブの「一夜の無政府主義より数百年にわたる圧政の方がましだ」と同じと。マスクケイサツ…(; ꒪˘꒪)コナイダモアッタ……

それで思い出すのが、『戦争論』ラストの、「我々を最も自由にしてくれる束縛」。
ゲストの篠田英明氏が最後に仰った「民主主義の強靭化」、
それにはその「束縛」が何かを知り、理解し、国民がそれを大切に守っていくようでなければならないかと。

この言葉、「我々を」というのがミソだったのだと、改めて気づきました。
何の束縛もなく、一部の強者だけが得するような放縦な自由では、結局今のロシアのようになってしまうのだと。
同様に、アメリカリズムを一方的に押し付け、国ごとのナショナリズムを蹂躙するグローバリズムもまた、人間の本当の自由・幸福・進歩とはなり得ないと。レキシハクリカエス…(*´༥`*)ヨシリンセンセイノシソウホドニモ ニンゲンハシンポデキナイカラサ……


その「束縛」、国際社会全体・人類全体で考えるなら、それこそが「国際法」「国際法秩序」ということになるのだろうと。
「国際法の進歩」、それは現状の権威に固執し、歴史を否定しねじ曲げ、未来を創造し得ない権威主義国にはなし得ない。
自分たちこそが法と言い張り、モラルもルール感覚も全くなく、侵略・領土拡大・圧政がすべてのロシアや中国には、人類の未来など何も期待できない。タイヘンナコトニナッテルッテネ…(´・・`;)スリランカヤインドネシアモ…

ならアメリカ?
アメリカも漸く、民主主義と帝国主義はもはや相容れないと分かってきたのかも知れないけれど、
しかし、アメリカも根っこは同じ穴の狢、一強となれば必ず暴走するだろうから、やっぱり他の民主主義国の中で、アメリカを抑止する強国が必要になるはずだろうと。
さらに言えば、各国のナショナリズムを尊重する「インターナショナリズム」こそが理想かと。“インターナショナル”トイウト…(Ŏ″Ŏ;)ドウシテモ ソレンノコッカガ……

世界から核兵器を無くしたいなら、一旦核兵器を作りまくって、その上で互いににらみ合いながら、少しずつ互いに削減していくしかないのではないか?と。
少なくとも、アメリカの原爆投下を「悪」と断罪できずに、どうして核兵器を無くせるというのか?
核保有国は、核保有を「正義」と思っているからこそ放棄しないのだから。ギマン…ギゼン…๛щ(ဗᜋဗ*)༘シンポガネエカラ アキラレルンダヨ……


…というわけで、もし私が当日ナマ参加して質問する機会があったなら、
「この度のロシアによる侵略戦争から、どのような国際法・国際法秩序・国連改革の案が考えられるか?」
それとも、「序盤の篠田氏のロシア擁護論者たちの素晴らしい分析を踏まえて、アンドリー氏の『NATOの教訓』にあったような、諸国を振り回したロシアのあのプロパガンダ・謀略工作への対策は如何に?」

後者の方が当日の議論に即しているけれど・・・
「質問は一人一つ」となれば、果たしてどっちが良かったか???

悩むのも人生。ピヨピヨ⁽⁽ଘ(。•ө•。)ଓ⁾⁾ピヨピヨ
しかし最近の若者は、どうデートに誘おうか?とか、どこに連れていこうか?とか、どんな服着ていこうか?とか、
スマホがあれば悩むことはないと??

No.137
20ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第444号 2022.8.16発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…8月2日から3日にかけ、米国の大統領・副大統領に次ぐ「ナンバー3」といわれる下院議長、ナンシー・ペロシが台湾を訪問したが、それに対して中国は「報復」のように台湾近海での軍事演習を4日から9日まで行った。4日に行われた国際会議で、日本の林芳正外相が中国の軍事演習に「懸念」を表明したところ、中国の王毅国務委員兼外相が激怒。台湾の現状について日本の「歴史的な責任」を持ち出し「日本には発言する資格がない」と声を荒らげたという。今回は、この中国のイチャモンに対して徹底反論する! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…話題の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ/8月7日放送)「安定的な皇位継承とは?皇室と王室を考える!」を視聴した。なかでも、女性でありながら男尊女卑に加担する、典型的な“男系固執村”の村人と化した著名女性、倉田真由美、山口真由の両氏について書いておきたい。男尊女卑感覚や血に対する“穢れ”思想とは、そもそもいつの時代の感覚なのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…死に際して泰然としていられる自信はある?コロナ治療薬が回ってきていないのが感染拡大の原因?日本人はカルトに染まりやすいのでは?ガリガリ君の新作が出たら試してみる派?安倍元首相を暗殺した山上容疑者は死刑になる?ルールとマナーは厳密にはどう違う?糞口感染だとしたら、なぜ歯医者ではクラスターが起こらなかったの?安倍氏は嫌韓ネトウヨと親和性が高かったのに、反日の韓国系カルト協会とズブズブだったのは一体どういうこと?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第473回「ウクライナから台湾へ?」 2. しゃべらせてクリ!・第400回「ぽっくん涙の土下座! これもそれもあれもどれも赦してクリ~!の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第267回「男尊女卑に血の穢れ…それ、いつの時代ですか?」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第473回「ウクライナから台湾へ?」   もしもロシアがウクライナ侵略を達成し、国際法秩序の破壊に成功したら、中国は迷わず台湾を侵攻するだろう。だが逆にロシアが失敗したら、中国も一蓮托生となるかもしれない。今は世界史的な分水嶺にある。  8月2日から3日にかけ、米国の大統領・副大統領に次ぐ「ナンバー3」といわれる下院議長、ナンシー・ペロシが台湾を訪問した。  これに中国は猛反発、事前には米中首脳会談で習近平国家主席がバイデン大統領に 「火遊びすれば身を焦がす」 と警告した。  この言い回し、ほとんどマフィアの恫喝だが、ペロシはこれに動じず台湾訪問を実行。中国はその「報復」のように、台湾近海での軍事演習を4日から9日まで行った。  そしてこれとちょうど時を同じくして3日から5日までの間、カンボジアの首都プノンペンでは、ASEAN関連の国際会議が開催されていた。  台湾問題に関してASEAN各国の対応は分かれていて、シンガポールやマレーシアなど、米中双方と経済的な結びつきが強い国は「中立」的な態度を取り、カンボジアやラオスなど、中国に経済で大きく依存している国は「台湾や新疆ウイグル自治区、香港などは全て中国の内政問題」として、中国寄りの態度を取っている。  ウクライナ戦争について、ロシアへの依存度によって各国の態度が変わるのと同じ現象である。  そんな中、4日に行われた会議で日本の林芳正外相は、中国の軍事演習に「懸念」を示した。   すると、これに対して中国の王毅国務委員兼外相が激怒。 王は台湾の現状について日本の 「歴史的な責任」 を持ち出し、 「日本には発言する資格がない」 と声を荒らげたという。  中国外務省も報道官(外務次官補)が記者会見で 「日本は台湾問題で歴史的な罪を負っており、とやかく言う資格はない」 と発言した。   王毅は4日に予定されていた、対面では1年9カ月ぶりとなる日中外相会談を開始予定の2時間前に急遽キャンセル。   翌5日の東アジアサミット外相会議では林外相の発言の際、ロシアのラブロフ外相とともに退席した。  一国の外相が国際会議の席で声を荒げて激怒し、その後にドタキャンだのボイコットだのを繰り返すとは、あまりにも子供じみていて外交的には失態としか思えないが、それほどまでに余裕を失っているようにも見える。  中国は日本に対しては、居丈高に 「歴史的な責任」 を言いさえすれば勝てると思っているから、今回も 「日本は台湾を植民地にしていたのだから、台湾のことを言う資格はない」 と言えば、日本は黙ると思ったのだろう。   そして実際に、中国に「歴史カード」を出されたら直ちに平伏する、歴史を全く知らないバカな日本人もいるのだから、始末に悪い。  そこで今回は、この中国のイチャモンに対して反論しておこう。  とはいえ、細かい検証などする以前に、いくらなんでも 「台湾を植民地にしていた日本には、台湾のことでモノ申す資格はない」 というのは、呆れるほど見当はずれな言いがかりであることは明白である。   だったら、ミャンマー(ビルマ)を植民地にしていたイギリスは、現在のミャンマーにおける人権侵害に対して何も言う資格はないのだろうか?  もちろんそんなことはなく、イギリスはミャンマーの軍事政権に制裁措置を行っている。ミャンマーに対しては、なぜか日本政府の方が制裁に消極的なのだが。  さて、まず強調しておかなければならないことは、 現在の中国=中華人民共和国は、歴史上一度も台湾を国土としたことがないという事実である!  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!