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希蝶さん のコメント

 遅ればせながら。今号も配信、有り難うございます。ライジングのコメントですが、書きたいところから記しますが、ご容赦下さい(前回記せなかったこと、それとよしりん先生や木蘭さんの記事については後廻しにします。ご容赦ください。理由は…気分が重くなるから。申しわけないです。そんなに真面目に考えすぎてはいけないのかな?)
 少しだけ言っておくと、今回の木蘭さんのタイトルって、「大魔神」ですよね?先日、CSで第一作がやっていたので、少しだけ見たのですが、「大魔神」は極悪を懲らしめるだけではないんですね。埴輪でびっくり、です。

 まず、豆知識:刑事コロンボのような、犯行が先に描かれている、倒叙ミステリーの元祖:「オスカー・ブロズキー事件」。
 オースチン・フリーマンという、コナン・ドイルが活躍した頃の作家の作品で、ソーンダイク博士という科学者探偵が登場するミステリーです。といっても、この頃の倒叙ミステリーは、犯行部が第一部、それから、シャーロック・ホームズのような話が第二部といったような構成で、現代封の「犯罪小説」みたいなものとはかなりおもむきが異なります(第二部だけでも一つの小説として話がなりたってしまう)。タイトルをあげた作が収録されている短篇集は「歌う白骨」というタイトルで、犬の嗅覚をごまかすとか、ほかにもなかなかの作がはいっているのですが、私のお気に入りは、「落ちぶれた紳士のロマンス」という作です。「Yの悲劇」のブルーノ検事の最後のセリフではないですが、人の優しさ、思い遣りを堪能させてくれる話で、「そうか、犯行を先に描く物語でもこういう話も可能なのか」ときづかさせてくれました。短篇集唯一の、謎解きの作品、「前科者」もなかなかの力作。
 ほかの短篇集では、人種の違いが問題になっている話も。それと、「地磁気」がトリックになっている作品もあります。どの作かは指摘しませんが、興味のあるかたは是非とも。
 私はこのシリーズ、ジャック・フットレルの「思考機械」シリーズと同じ時期によみ、ともにお気に入りになったのですが、当時は訳された作品がほとんどなく、自然に忘れてしまいました(「赤い拇指紋」はよんだ。続けて、フィリップ・マクドナルドの「鑢」をよんだので、非常に面白かった。マニアックな話ばかりですみません円。どれも絶版なんですよね)。
 近年、かなり翻訳がされてきているみたいですが、まだまだなのかな?探偵が常識人の天才という点で、それこそ、古畑任三郎みたいには目立たないのかな?(「思考機械」の方は、「隅の老人」とともに、全集を買いました。重かったけれども(笑))。

 コロンボもテレビのノヴェライズ小説がかなりあったのですが…今は書店のどこにも見当たらないですね。図書館にでもあれば、ラッキーかな?ちなみに、「コロンボ」という名前は、スリランカではなく、多分、アメリカ合衆国の探偵(刑事)だから、命名されたのでしょうか?

 それにしても、本当に「書店」が街中から消滅してしまったものだ、と感じています。
最後のネタも、ひょっとしたら、現実になるのでは、と危懼しております。多分、それが原因で、契約更新がアウト、というパターンも。もうしょうがないかな。「基本的人権」とか、上司にもいろいろ言いましたから。黙って我慢してれば良かったのでしょうか?でも、黙っているのが罪なような気がした。
 今、思っていることは、もう同僚を同僚と思うことをやめよう、(上記のような)無駄な物知り話を職場で語るのはやめよう、ひょっとしたら、自慢話をしているととられるかも知れない、仕事場は仕事をして帰るだけの場所にしよう、でないと、よけいなことを考えて、また失敗したり、無駄なことをしてしまうのではないか、ということです。こういうことをコメントしてはいけなかったのでしょうか?

 井上正康さんが「大同団結」を訴える理由も分からなくもないかな?それだけ、私たちは孤立しているのだから。ノーマスクという点でも。でも、「呉越同舟」でもあるんですよね。

 とはいえ、幼児の子供を救いたいという親の願いは…コロナ騒動とは関係ない、ふつうの親の願いではないか、とも記しておきます。私がなぜマスクやワクチン、コロナウイルスのことについて、少しだけ(なんですよ、本当に)発言し、それが「あつくなっている」と周囲に解釈され、発言禁止になったのか、という理由も、とどのつまりは(偽善だけれども)そうなのかな、と思います。それで、逆に怨みを買ったりもしたし、さらにはほかの人から心配されたりもしたのだから…どうとらえればいいのか、分からないかな?

 私の周囲にもひょっとしたら、うたざるを得なかった人、もいるのかも知れませんが。
 しかし大部分の話を聞いていると、本気でワクチンの効用を信じている人ばかりだった。とりわけ年若い女の子は。そして、その交際相手から、「よけいなことを言った」と怨まれ、いいがかりをつけられるようにもなった)。何でも彼に言わせると、私は「仕事もせずに、ぶらぶらしている」のだそうです。

 「初恋の悪魔」はファンのアイドルタレントがお気に入りだということなので、録画していたので、今度、見て見ようかな?いろいろ忙しくて、できない状態ですが。

 私は竹宮惠子先生のファンでもあるので、寺山修司には関心がありますが…今度調べてみようかな?

 以上、無駄話をいっぱい記しました。感想は(前回のも含めて)また改めて。今回はちょうど一週間しかないので、急ぐつもりです。ブログも(先日の風邪の影響もあるので)よめていないので、まとめて。
No.34
17ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第453号 2022.11.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…11月7日、財務省の財政制度分科会・増田寛也会長代理が記者会見を行い、コロナワクチンの全額国費負担について、廃止を検討すべきだと述べた。財務省は、コロナだけを特別扱いし、多額の国費を割いている現状に問題があると指摘しており、ワクチンだけでなく医療の面でも特例的な措置については見なおすべきだという「厚労省批判」ととれる見解を発表。ワクチン接種そのものに反対しているわけではないが、財務省が財政制度審議会に提出した資料は、なかなかの内容だったので、今回はそれを紹介する。 ※「ゴーマニズム宣言」…前回はGHQが占領下で行ったとされる「洗脳」について検証した。そもそも、日本人ほど洗脳されやすい国民っていないんじゃないか?なぜなら日本人は、とにかく「空気」に弱い。山本七平は「空気」と言ったが、もっと具体的に言うと、それは「世間」だ。さらにその空気を作る際には、「外圧」が影響力を発揮することもよくある。新コロの場合でいえばWHO、歴史認識の場合はGHQといえる。日本に「自虐史観」が浸透してしまった“日本人らしい”理由とは何なのだろうか? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…マスク警察に遭遇することはある?コロナ感染者増加をどう見る?公明党がモデルナの工場を日本に作らせるらしい!?海外での高額な手術のためカンパを募るのも生命至上主義?統一協会が養子の采配までしていたことをどう思う?ウクライナ戦争でロシアが負けたら、ロシアが分割されることは有り得る?寺山修司をどう評価している?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第276回「財務省、怒る。コロナ特別措置はいい加減にしろ!」 2. ゴーマニズム宣言・第482回「WGIPと世間の空気と自虐」 3. しゃべらせてクリ!・第409回「深まる秋、格調高く読書の秋ぶぁい!の巻【後編】」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第276回「財務省、怒る。コロナ特別措置はいい加減にしろ!」  11月7日、財務省の財政制度分科会・増田寛也会長代理が記者会見を行い、 コロナワクチンの全額国費負担について、廃止を検討すべきだ と述べた。  財務省は、コロナだけを特別扱いし、多額の国費を割いている現状に問題があると指摘しており、ワクチンだけでなく医療の面でも特例的な措置については見なおすべきだという「厚労省批判」ととれる見解を発表。  ワクチン接種そのものに反対しているわけではないが、財務省が財政制度審議会に提出した資料は、なかなかの内容だったので、今日はそれを紹介したい。 ●2022.11.7 財務省 財政制度分科会 議題「社会保障」配布資料 https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20221107.html  今回、財務省は、「ウィズコロナへの移行と全世代型への制度改革」を掲げ、社会保障の現状について精査している。  まず、現状の日本では、今後3年間で後期高齢者が急増する一方、 コロナによって少子化が加速したことで、人口減少が、推計されていたものよりも7年程度前倒しされている状況である と報告。    人に会うな、近づくな、人を見たらコロナと思えと喧伝し、経済はわざわざ悪化させる一方で、不安が膨らむばかり。おまけに、妊婦は強制PCR&帝王切開という扱いだ。躊躇する夫婦も増えただろうし、出生率が下がるのは当然だろう。    さらに、2番目のグラフを見ると、後期高齢者人口の増え方が、今年以降の3~4年間で急角度の右肩上がりになっているのがわかる。1947~49年の第1次ベビーブームで生まれた団塊の世代が、ごっそり75歳以上のゾーンに入るからだろう。  このうち一定の割合が、毎年寿命を迎えて死んでいくことになる。  コロナでは、他国に比べて死者の出なかった日本だが、これからは避けようのない寿命を迎え、毎年どんどん死者数が増えることになるわけだ。 「あれだけ自粛を強いて、経済を犠牲にし、一体なにを守ったんでしたっけ?」 という話である。  また、この後期高齢者人口の急増については、話題の「超過死亡」について捉えるとき、頭のなかに置いておかなければならない点でもあると思う。(※今回は超過死亡についての記事ではないよ!) 「コロナによって少子高齢化が、ますます加速したぞ!」「今後は後期高齢者が急増だ!」と印象づけたあと、財務省は、「新型コロナの重症化率等の推移」について独自に分析した結果を発表。 〇オミクロン株への変異により、感染者数は大きく増加したものの、重症者数は減少している。 〇直近の新型コロナの重症化率等については、季節性インフルエンザの比較も含め様々なデータが示されており、これらを踏まえて今後の政策を検討していくべきである。    出所は、厚労省のオープンデータだ。武漢株、デルタ株の時期よりも、現在ははるかに新規感染者数が増えているにもかかわらず、重症者数はそれに比例して増えているわけではないことがよくわかる。  さらに、東京における第7波の致死率をズバリ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!