第453号 2022.11.22発行
「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…11月7日、財務省の財政制度分科会・増田寛也会長代理が記者会見を行い、コロナワクチンの全額国費負担について、廃止を検討すべきだと述べた。財務省は、コロナだけを特別扱いし、多額の国費を割いている現状に問題があると指摘しており、ワクチンだけでなく医療の面でも特例的な措置については見なおすべきだという「厚労省批判」ととれる見解を発表。ワクチン接種そのものに反対しているわけではないが、財務省が財政制度審議会に提出した資料は、なかなかの内容だったので、今回はそれを紹介する。
※「ゴーマニズム宣言」…前回はGHQが占領下で行ったとされる「洗脳」について検証した。そもそも、日本人ほど洗脳されやすい国民っていないんじゃないか?なぜなら日本人は、とにかく「空気」に弱い。山本七平は「空気」と言ったが、もっと具体的に言うと、それは「世間」だ。さらにその空気を作る際には、「外圧」が影響力を発揮することもよくある。新コロの場合でいえばWHO、歴史認識の場合はGHQといえる。日本に「自虐史観」が浸透してしまった“日本人らしい”理由とは何なのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…マスク警察に遭遇することはある?コロナ感染者増加をどう見る?公明党がモデルナの工場を日本に作らせるらしい!?海外での高額な手術のためカンパを募るのも生命至上主義?統一協会が養子の采配までしていたことをどう思う?ウクライナ戦争でロシアが負けたら、ロシアが分割されることは有り得る?寺山修司をどう評価している?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第276回「財務省、怒る。コロナ特別措置はいい加減にしろ!」
2. ゴーマニズム宣言・第482回「WGIPと世間の空気と自虐」
3. しゃべらせてクリ!・第409回「深まる秋、格調高く読書の秋ぶぁい!の巻【後編】」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記
第276回「財務省、怒る。コロナ特別措置はいい加減にしろ!」 11月7日、財務省の財政制度分科会・増田寛也会長代理が記者会見を行い、コロナワクチンの全額国費負担について、廃止を検討すべきだと述べた。
財務省は、コロナだけを特別扱いし、多額の国費を割いている現状に問題があると指摘しており、ワクチンだけでなく医療の面でも特例的な措置については見なおすべきだという「厚労省批判」ととれる見解を発表。
ワクチン接種そのものに反対しているわけではないが、財務省が財政制度審議会に提出した資料は、なかなかの内容だったので、今日はそれを紹介したい。
●2022.11.7 財務省 財政制度分科会 議題「社会保障」配布資料
今回、財務省は、「ウィズコロナへの移行と全世代型への制度改革」を掲げ、社会保障の現状について精査している。
まず、現状の日本では、今後3年間で後期高齢者が急増する一方、コロナによって少子化が加速したことで、人口減少が、推計されていたものよりも7年程度前倒しされている状況であると報告。
人に会うな、近づくな、人を見たらコロナと思えと喧伝し、経済はわざわざ悪化させる一方で、不安が膨らむばかり。おまけに、妊婦は強制PCR&帝王切開という扱いだ。躊躇する夫婦も増えただろうし、出生率が下がるのは当然だろう。
さらに、2番目のグラフを見ると、後期高齢者人口の増え方が、今年以降の3~4年間で急角度の右肩上がりになっているのがわかる。1947~49年の第1次ベビーブームで生まれた団塊の世代が、ごっそり75歳以上のゾーンに入るからだろう。
このうち一定の割合が、毎年寿命を迎えて死んでいくことになる。
コロナでは、他国に比べて死者の出なかった日本だが、これからは避けようのない寿命を迎え、毎年どんどん死者数が増えることになるわけだ。
「あれだけ自粛を強いて、経済を犠牲にし、一体なにを守ったんでしたっけ?」
という話である。
また、この後期高齢者人口の急増については、話題の「超過死亡」について捉えるとき、頭のなかに置いておかなければならない点でもあると思う。(※今回は超過死亡についての記事ではないよ!)
「コロナによって少子高齢化が、ますます加速したぞ!」「今後は後期高齢者が急増だ!」と印象づけたあと、財務省は、「新型コロナの重症化率等の推移」について独自に分析した結果を発表。
〇オミクロン株への変異により、感染者数は大きく増加したものの、重症者数は減少している。
〇直近の新型コロナの重症化率等については、季節性インフルエンザの比較も含め様々なデータが示されており、これらを踏まえて今後の政策を検討していくべきである。
出所は、厚労省のオープンデータだ。武漢株、デルタ株の時期よりも、現在ははるかに新規感染者数が増えているにもかかわらず、重症者数はそれに比例して増えているわけではないことがよくわかる。
さらに、東京における第7波の致死率をズバリ。
コメント
コメントを書くブラックマヨネーズ吉田氏はぶれませんね。ワクチン5回目接種をして感染発熱した黒岩知事を皮肉ってました。
アサ芸だけ扱った記事のようですが。
https://asagei.biz/excerpt/52271
ところで、この記事の最後の一文は皮肉ですよね?そこまでの文章の流れで、記事を書いた石井氏は素で書いていないとは思うんですけども、ここについてちょっと私の読解力に自信がありません。
(間違って2回投稿した上に、訂正したい部分を見つけたので2回削除しました。すみません)
>>440
記事を読みました。
明らかに、皮肉であると私は思います。
ブラマヨのほうの吉田さんはわかっていますね。
「だって」で締めるあたりも、37・5度で一週間も「公」務を休む黒岩知事を思い切り皮肉っていて面白いです。
>>441
酔いどれカエル坊主さん、ありがとうございます。
・・・うわ、記者の名前も間違っていました。「石井」氏じゃなく「石田」氏でした。大変失礼しました。
土曜日のおどれら正気か とてもしっくりと視ました それより少し前に政治家に頼るというのは良くないと頭に浮かんできたらあのような内容だったのでそうだなあと思いました 必ず愛子皇太子になると思いました 小林先生はもちろんですが公論サポーターの方々も凄い方たちばかりだと思いました
もくれんさん「過激イベント付き物件」かーっ!お見事!
逞しいなーかくありたい!!!
ムショカツの慶子ちゃんもだけど、最近、女ひとり逞しく生きる姿に心打たれる。
近所が子供がいなくてめちゃ静か。
どっかの公園廃止のニュース始めて見たけど騒音ってなんだろう?
一概には言えない問題とは思うが、
うるさいなーもうと思いつつ、たまに静かだと幸せーくらいがいいのかなーとも思ったりする。
前のアパートの二階の若い男女の「いくいくいくいく!保健体育ーっ!」って大きい声が朝昼夕頻繁に聞こえた時は、
流石に閉口したけど。(保健体育は私が足した)
妹が訪ねてきた時にも突然聞こえてきて2人で無言で見つめ会って、
その後2人で外出しようとドアから出たら、ゴミ出しに来た声の主(男性)にばったり会って、思わず狼狽え挨拶が遅れる。
ホントしょーもない話をすみません。
>>437
来年は仕事の関係で、岡山と奈良には参加できません。ニコ生で見ると思います。
まーさんから関東ゴー宣5月開催に力を!とメール来ました。私も、5月末なら大丈夫だろうと思い、参加表明します。
本当に来年こそコロナ禍が終わってほしい。でも、大部分の国民は「蕩尽の祝祭」を続けたがっているから、本当にショック療法しかないのかもしれない。戦争?テロ?デフォルト?災害?来年はもっと恐ろしい事が起こるかもしれない。その気構えを作るために関東ゴー宣、参加します。
小林先生のブログ読む。
めでたい。
今は「時代の大変動」だと思っています。
なので、来年なにが起こるかは、全く……誰もわからない。予測はしても。
道場もそれに合わせるのは、当然……と思います。
ただ、日本が、「インターナショナル」を目指す、その為に必要である、問われてる「ナショナリズム」だと感じられますので、それを考える方策の場である……萌芽たる「道場」であるべき……と個人的に考えます。
まずは、
「オドレら正気か!? イン東京」
「Are You Nuts!? in Tokyo」
楽しみです。
多分私が、風呂に入っている間に配信されそうだな~
遅ればせながら、関東でのイベント開催には賛成です。千葉を中心に関東ではゴー宣尊皇が多い事から7月23日の福岡開催のゴー宣道場の良い下地であり、予行も兼任できるのではと考えます。1000人規模の大大会の前にうってつけだと思います。
Q&Aで指摘されていた、オミクロン以降、小児の重症化や、痙攣、脳症が増加傾向にある、という話も、ワクチンが原因かも知れません。