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希蝶さん のコメント

 すみません、コメント投稿が遅くなってしまって…。
 今年最初のライジング配信、有り難うございます。

 さらに陳謝、篠田麻里子さんの話、初耳アワーでした…。そうなんだ、何だか、みっともない。
 といいつつ、今年の一般参賀が「応募」で、「抽籤」だと知らずに、「東京駅」で下車し。「桜田淳子」ではない、「桜田門」まであるいて無駄足を踏んだ自分もかなりとんまだ…。人のことを笑えないか…。井伊大老みたいに不意打ちされるのか…。
 コロナ脳といい、ウクライナ戦争どっちもどっち論といい、人間の価値とはいったい何なのだろう、と思います。いくら藝能人が演技や歌など、己の技能を仕事にしているのだしても、一般から見られているのは、「その人自身」なのだ、ということですね。

 今号のSPA!をよみまして、実は、私はこういうことを思ったことがあります。
 私は鉄道や道路の話や、街作りの話にかなり関心がありますが、現在の事態におちいったのには、「責任有る富裕層」がいなくなったからであり、いっそ、「華族」のようなものが復活し、そういう人たちに「投資」させたら、とか思ったりしたことがあるのです。Q&Aにも投稿したのですが、見事に没でした…。当たり前ですね、それこそ、「門地による差別」ですから。
 「ノブレス・オブリージュ」という言葉もありますが、「旧宮家」出身者信仰と良く似ています。下手をすればそういう事態にも陥りかねないです。そして、それを防止するのが、本物の権威に対する「価値基準」なのではないか、と思います。
 しかし…本来、民衆やマスコミの暴動を制止しなければならない政治家が「コロナ脳」や「どっちもどっち論」に加担したり、衆愚政治とは何と罪深いのか…男系継承論もその一種。
 また私事ですが、職場にも小林よしのりの名前に興味を持つ人がいるかと思うと、同じ口から、「あなたが小林よしのりさん大好きだから、いさかいが起こる」とも言われたし、普通のマスクではウイルス侵入を防げないと口にしたら、「まだそんなこと、言ってるんですか」「小林よしのりが言ってるからそう言ってるんだろ」。あとでサージカルマスクという名称を出したら、「あなたはマスク不要論者じゃなかったの?」とか。人間って、何て勝手なのか、それとも自分の口にしたことを忘れるのか、何だか不思議ですね。

 それとも、篠田麻里子さんの話とも重なるけれども、これも日ごろの「私自身」をダブらせて観察されるから、そういうことになるのか…新年最初の号で、自虐は良くないです。完全無缺の人間になることは不可能だけれども、自分に恥ぢない生き方をすることは可能なのでは、と言ったところです。「戦争論」のこともそういうことなのかな?つまり、己を何かに重ねて過大評価してはならず、そして、「全体」の問題と「個々」のことには関係性はあるのかもしれないけれども、重なり合う部分だけをとらえず、可能な限り分けて考えてみること、なのでしょう。「その人だけの事情」もあるわけですから。

 あと、私はコロナワクチンの話で、ルターの宗教改革のきっかけとなった、ドイツの「贖宥状」(しょくゆうじょう)(免罪符)の話を思い出してしまうのですが…。説明するのも大変なので、分かる人だけ分かってください。それとも、これも学校の「お勉強」なのかな?
 ライジングのことともあわせて、述べてみました。
 
 「舞いあがれ」の脚本のことも初耳でした(でも、今は元にもどっている…内容は暗い、とても大変な事態になっているけれども)。
 Q&Aのことにも触れますが、豊臣秀吉のことについて言えば、やはりあれは他国侵掠だろうという意見です。確かに朝鮮王朝が善政をほどこしていたとは言えず、むしろ高麗なども含めて、朝鮮半島にまともな政権があったのか、という気はしますし、明だって、靖難の役とか宣徳帝の叔父さんの話とか、土木堡とかもあったし、万暦帝の失政などもあったから、国を滅ぼしたと思うのだけれども、秀吉の目的はほかの武将の力を削ぐためで、自己、羽柴家、豊臣氏の利益しか考えておらず(それともそうすることで日本国内の平和が保たれるのでしょうか?)、朝鮮半島のため、あるいは支那大陸のためという視点が抜け落ちています。かりに成功したら、恐らく「日本」という国家が(満洲族)の「清」のように吸収され、消滅してしまう可能性もあったり、皇室はどうなるんだ、という感じですね(取り上げてしまい、すみませんです)。
 「ザリガニの鳴くところ」…これも初耳。ホラー映画かと思った。「ひぐらし」とごっちゃになっているのかな?原題もそういうタイトルなんですね。先日、「殺人鬼フジコ」をよんで、「何これ?」とか思ったりしたもので(関係ないか)。

 ということで、今年もよろしくお願い致します。
No.34
20ヶ月前
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第456号 2023.1.10発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…久しぶりにコロナのグラフを製作して、ため息が出た。日本は、新規陽性者数が、欧米諸国をぶっちぎりで引き離して増加しているのに、1日のワクチン接種回数もまた、超ぶっちぎりで多いという摩訶不思議……。そもそも、世界各国ではコロナに関する計測を終えた国が増え(陽性者の全数把握を終了)、ワクチンブームもすっかり下火である。各国が脱コロナ・脱ワクチンに舵を切ってしまうなか、クソ真面目に「コロナ怖い」を普及してワクチンを打ち続けようとしてくれる、製薬会社にとって格好のお金持ちのお客様が、日本ということだ。だが、実際の接種率は伸びておらず、日に日にワクチンは余り大量廃棄されている。この莫大な税金の無駄遣いと、隠される接種後の副反応被害から、目を背けてはならない! ※「ゴーマニズム宣言」…昨年は『ゴーマニズム宣言』連載30周年だったが、今年は1998年の『新ゴーマニズム宣言SPECIAL戦争論』刊行から25周年である。最近になって誤りに気づいた部分もあって、前々号のライジングで自ら公表したが、もちろんそれでこの本の価値が揺らぐことはない。今回は『戦争論』25周年記念の第1弾として、この本で意図したことや、この本がもたらしたこと、そしてこれからの課題を改めてまとめておこう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…今の日本人よりもウクライナ人の方が北方領土問題に関心があるのでは?YouTuberが選挙に立候補すること、さらにそれに投票する人間がいることをどう思う?畜群と愚民はどう違う?妻が「だって寂しかったんだもん」と言って不倫の免責を乞うて来たらどうする?最近の女性知識人や政治家を見ていると、女性の人数確保のためのクォーター制導入は危険では?昨年はどんな映画が印象に残った?昨今の若者の「酒離れ」「タバコ離れ」をどう見る?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第279回「棄てても棄ててもワクチンはやってくる」 2. ゴーマニズム宣言・第485回「『戦争論』刊行25周年」 3. しゃべらせてクリ!・第412回「ぽっくんとよしりん! カラーで邂逅ぶぁい!の巻【前編】」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第279回「棄てても棄ててもワクチンはやってくる」  久しぶりにコロナのグラフを製作して、ため息が出た。    日本は、新規陽性者数が、欧米諸国をぶっちぎりで引き離して増加しているのに、    1日のワクチン接種回数もまた、超ぶっちぎりで多いという摩訶不思議……。  そもそも、過去3年近く、世界各国の状況を比較解説するために使ってきたこのデータ集積サイトも、コロナに関する計測を終えた国が増えたために、グラフが表示されなかったり、途中で途切れたりしている有り様だ。  世界全体におけるワクチンブームも、次の通り、もうすっかり下火。    いまだに接種に盛り上がろうとしているのは、日本ぐらいという酷い様相を呈している。  各国が脱コロナ・脱ワクチンに舵を切ってしまうなか、クソ真面目に「コロナ怖い」を普及してワクチンを打ち続けようとしてくれる、製薬会社にとって格好のお金持ちのお客様が、日本ということだ。   日本が現在契約しているワクチンは、合計8億8200万回分。だが、実際の接種回数は、半数にも満たない3億2000万回程度。 差し引きで、4億5539万回分のワクチンが余っており、その金額は、1兆2400億円以上だ。 どえらいこっちゃ!  mRNAワクチンが発売された当初は、医師や専門家たちが、 「接種すれば1年~2年程度は免疫を得られる」「有効性は90%」「ワクチンを打てばコロナに感染することはなく、集団免疫が作られる」 などと製薬会社の言い分を喧伝するところから始まった。  ところが、あれよあれよと科学フル無視のメッセージが積み重ねられてきた。 「3週間間隔で2回打てば強力な免疫を得られる!」 ↓↓↓ 「異物入ってた? 多少は死ぬけど気にしなーい!」 ↓↓↓ 「心配ない。3回目を打つことでかなり重症化を抑えられるゾ!」 ↓↓↓ 「ワクチンの有効期限、多少過ぎても、冷やしときゃ大丈夫!」 ↓↓↓ 「人口の8割が打ったけど、まだまだいっとこう!」 ↓↓↓ 「集団免疫? そーいう話じゃない! 4回目を打て、打つんだー!」 ↓↓↓ 「心筋炎? そんなもん気にしたら負けじゃね?」 ↓↓↓ 「8か月たてば、追加接種OKデス!」 ↓↓↓ 「8か月も待つことない! 6か月で追加接種だ!」 ↓↓↓ 「いや、6か月もいらん! 3か月で追加接種だ!」 ↓↓↓ 「元気ですかー! 死んでないなら、まだまだ打てる! 5回目、ダーッ!」(←今ここ)  そのうち、 「5回目と6回目は同時接種できます」「同じものをもう1本!」 みたいなことがはじまるのではないだろうか?  だが、いくら打て打てと煽ったところで、実際の接種率は伸びておらず、日に日にワクチンは余っている。  打てども打てども集団免疫など出来上がらず、感染者数増加はおさまらず、むしろぶっちぎりの世界一に躍り出て、しかも、感染したところで、ほとんどの人にとっては「ただの風邪」。キツすぎる副反応も体験済みだし、いい加減、打ちたくなくなるのも当然だ。  TBSの取材によれば、 2022年、東京23区だけで、100万回分、総額27億2500万円分のワクチンが期限切れになって廃棄されていたという。さらに、関東1都6県で調査すると、合計300万回分が廃棄されていた。82億円近い税金が、棄てられてしまったのだ。  昨年9月からは、かなり周回遅れで「オミクロン株対応」の新しいワクチンが供給され、接種間隔が、理由もよくわからぬまま「6か月」から「3か月」に短縮されたが、接種率は大して伸びず、どうやら新しいワクチンも大量に余ることになるらしい。  ある自治体の担当者は、TBSの取材にこう答えている。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!