• このエントリーをはてなブックマークに追加

サトルさん のコメント

>>144
(3連投ですが……m(_ _)m)

倉山 皇室論 その36(特別編予定……理由は後述。)

第三章をとっとと終わらせて、第四章に掛かりたいのですが、「補講」がこれまた……。

かなりの「アレ」なんで、軽く触れるに留めます。ここ「だけ」でも酷い内容なんですが……きりがないんです……(涙)。

P176からP201までありますが……。

まず項目(順番にも注意!)だけでも。

・「平成三十年十一月二十二日秋篠宮殿下記者会見抜粋」
・「同上 抜粋2」
・「御学問所」
・「皇族の人権」
・「自殺した天皇・皇族」
・「天皇ロボット説」
・「平成二十八年八月八日玉音放送 象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」
・「バジョットが説いた立憲君主のありかた」
・「Y染色体遺伝子?」
・「側室制度」
・「女性宮家の先例」
・「准皇族」

不敬ありのラインナップ。中身は本人曰く、「補講……さらに詳しく」ですからね……。酷いもんです。

冒頭の「抜粋、抜粋その2」に関しては転記でもあり、倉山のコメントもなし。また「ここに関しては」過去、誤解を招く表現を私自身しておりました。改めて再度お詫びいたします。

それにしても「(当時)天皇陛下のおことば」を、この本では、P188にて、「ようやく」触れ、しかも「補講」に入れ、さらに、全12項目中7番目。

「どういった了簡」なんでしょうかね?

(特に)気になった箇所を3つだけ。
・「側室制度」
「たとえば第五十二代嵯峨天皇には五十人の子供がおり、二十三人の皇子つまり男系男子の子供がいたが、……」
「……数代後には直系が途絶える危機に陥っている。」

「第五十九代宇多天皇は嵯峨天皇の『曾孫にあたる』が、『皇籍復帰』により即位した天皇」となった。」(『』はサトル記)

「『皇統断絶の危機』において、『新儀』が行われた。」

「幼児死亡率が高かった時代ならいざしらず、現代においては有害でしかない。」
…………
突っ込みどころ満載だな、倉山。
だが「あえて」先を急ぐ。
「本丸はここにはない」
…………
・「Y染色体遺伝子?」
「……そもそも、皇室の歴史はアルファベットより古い。」

「皇室の尊さを語るのに、「Y」「染色体」「遺伝子」などを持ち出す必要はない。」

…………
逆に聞きたいが、
「男系継承」でなければ、いや「女性」「女系」になったら「無くなってしまう皇室の尊さ」なのか?倉山。
「先例を墨守しなければ、無くなる皇室の尊さ」なのか?
…………
・「平成二十八年八月八日玉音放送 象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」

ここは「重大≒本丸」と、私は捉えています。
倉山自身「原文」は記載していますが、
前述したように「取り扱い」並びに、「倉山」は『自分の要約を先に』記載して、原文記載しています。

よって、「特別編」を。
「(皇室論)原文」そのままに。

倉山の「国語力」が……いえ「本性」が露になってると「感じております」。

「天皇陛下(当時)」の「おことば」をカットはしたくありませんし。


「倉山の要約」と「陛下のおことば」を読み比べ、「倉山の評価」をして頂きたく、「特別編」としたいかと。

また、あらためて、「陛下のおことば」を再確認し、「恋闕(れんけつ)の想い」を……。

つづく。特別編へm(_ _)m
No.145
16ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第466号 2023.4.18発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…男系固執派にとっては真実なんかどうだっていいのだ。真実だろうが虚偽だろうが関係なく、マウントさえ取れればいいのだ。本当はそれだけが目的で、皇位の安定的継承なんか、別に望んでもいないのだ。だが、男系派の唯一のプランである旧宮家系国民男子の皇籍取得は絶対に実現不可能である。そして、旧宮家案を推して皇統を危機に晒した主犯・竹田恒泰が、日本史上最大最悪の「宮さま詐欺師」として記憶されることになるのは、もう確実である。今の若い人の中には、「宮さま詐欺」といってもピンとこない人もいるだろうから、ここで説明しておこう。 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…夫が4億2000万円の業務上横領の疑いで東京地検特捜部に逮捕された三浦瑠麗氏の独白が、このたび『文藝春秋』2023年5月号に掲載されていた。独白はいきなりノロケから入り、いかに夫が私にやさしい人なのか、夫婦でつらいことを乗り越えてきたのかという「夫婦ポエム」で話は押し切られていく。結局、事件については何一つ説明しておらず、ふてぶてしさと腹黒さだけが後味として残り、三浦瑠麗という人間の卑怯さがよくわかるものだった。バカバカしすぎて爆笑した部分が多かった独白、少し紹介しよう。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…飲食店独自の決まりはアリ?ナシ?よしりん企画に押し寄せるデジタル化の影響、抵抗感はなかった?ガーシーのことだけ批判するマスコミをどう思う?『大東亜論』の再開は叶わぬ望み?岸田首相の襲撃事件と安倍元首相の襲撃事件はどこが違う?ウクライナの兵士たちの間で精子の冷凍保存が流行っているのをどう思う?『謝ったら死ぬ病』というのは結局「プライドを傷つけた相手に負けを認めたくないから損害を与えてやれ」という事?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第495回「戦後最大の宮さま詐欺」 2. しゃべらせてクリ!・第422回「選挙戦2023! ぽっくんにまかせてクリたらすごいぶぁい!の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第289回「三浦瑠麗の独白120分を読んでみた」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第495回「戦後最大の宮さま詐欺」 「論破祭り」の快進撃は、もう止まらない。  もはや男系固執派の論客は誰もが精神的に追い詰められつつあり、その様子もまた手に取るようにわかるから、面白くてたまらない。  なぜ「論破祭り」がそこまで効果的なのかというと、それは参加する全員がひとりひとり、自分の言葉で書いているからだ。  男系固執派など自称保守派の者たちもSNSで意見を発信しているが、必ずみんな判で押したような、何かのお手本をコピペした文章になっているから、いくら頭数だけ多くても全然効果を感じない。  しかし論破祭りでは、ひとりひとりが違っているから、全くリアルな人間の数とその意思を感じる。  そこが決定的な違いで、これが批判される側にとっては相当のプレッシャーになる。倉山満などもかなり嫌がっていて、ダメージを受けている様子が丸見えだ。  今まで男系派が言いたい放題できたのは、単に双系派がおとなしくしていたためで、ただ図に乗ってどんどんのさばっていただけだった。  そこでいざ双系派の公論戦士が沈黙を破ったら、男系派はたちまち何も意味のあることが言えなくなってしまったのだ。  いまや男系派は反論にもならないことを叫びまくって防戦に努めるか、あるいは沈黙するしかなくなっている。  同じ土俵に上がってみたら論破祭りの公論戦士の方がはるかに強く、人数も多くて、周りからもそれが良識だと見えているのだ。  これはいわば 「良識のデモ」 のようなものだ。  従来の街中でのデモは、シュプレヒコールで全員ひとつの言葉しか言えないから、たとえ多彩な人々が集まっていたとしても、単色のひとかたまりの集団にしか見えないところが弱点だった。   しかし幸いにもツイッターでは、ひとりひとりの意見を見ることができる。 これだと全体としての統一感がありながらも、それを主張する言葉のニュアンスがそれぞれ違い、ひとりひとりの異なる個性や切り口が見える。これは大きな利点であり、通常のデモよりも効果を上げられるのではないか。  そしてこれが実際に非常に効果的であるからこそ、男系派は論破祭りをものすごく嫌がっているのだ。  これはあくまでも議論なのだから、嫌なら片っ端から論破し返せばいいだけのことだ。そもそも、ロジック自体にはそんなに種類があるわけではないのだから、いくら相手の人数が多くても、ひとつ完璧な論理で反論することができれば、かなりの人数をまとめて倒すことができるはずなのだ。   ところが、男系派にはそれが全くできない。たったひとりの人間すら返り討ちにできないのだから、そんな相手がさらに何十人、何百人といると思ったら、それはもう怖くて怖くてたまらないだろう。  そんなわけで男系派の論客は、ゴー宣道場とか、ちぇぶとか、わしとかがとにかく嫌で、恐怖にかられて常軌を逸した精神状態になっており、騒げば騒ぐほどバカをさらすしかなく、またそれを大勢に指摘されるものだから、さらに逆上して、もっとバカなことを言い出すという悪循環に完全に嵌っている。  そんなバカのループ、バカの無間地獄に陥っている男系固執派に比べれば、雑誌「表現者クライテリオン」はまだ若干は頭がよかったようで、すっかり沈黙してしまった。  クライテリオンは昨年3月号で「皇室論」の特集を組み、そこでなんと、この期に及んで男系固執派への新規参入を表明した。  そこでわしは同誌編集長の藤井聡と、執筆者の九大教授・施光恒を招いて「よしりん十番勝負」で1対2のハンディキャップマッチを行ったのだが、結果は藤井・施のあまりのレベルの低さに、観客全員があきれ返って終わりとなってしまった。  するとその後、「『皇室論』を国民的に加速せよ!」と主張していたはずのクライテリオンは、皇室のコの字も語らなくなった。  わしは、武士の情けで深追いはしない。ヤバいと気づいた男系派がみんなこっそり逃亡してくれれば道は開けるのだから、ここは逃亡も認めてやらなければ仕方がないというものだ。   ただしこの場合、言論人として一番立派な態度は、自分の言論を総括して転向を表明することであると、それだけは教えておいてあげよう。  クライテリオンは、この分野に触ったら危ないから傷が浅いうちに撤退して、他のジャンルの言論に移行しようという判断がまだ可能だったわけだ。  わしとしては、皇統という重大問題であんなに幼稚で杜撰な言論を平気で繰り出した人物が、他の何を論じたところでもうとても信用なんかできないのだが、少なくともクライテリオンは、わざわざ皇統問題で勝負をかけなくてもいいと思っているから黙って静観することができるのだろう。  しかし他の自称保守知識人は、そうはいかない。 皇統問題の議論における勝敗が言論人としての生命にも、自らのアイデンティティそのものにも直結していて、これがまさに文字通りの「死活問題」なのだ。それは必死になるわけである。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!