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.      る       .さん のコメント

ロシア人に対するインタビューの動画から、
ロシアの年寄りは、「あの頃は何処へ行くにも何を利用するのにも、みんなタダだった」と、ソ連時代を懐かしみ、
「それに社会全体に道徳とか正義とかが漲っていた。今は自由ではあってもそういうのはなくなった」とのこと。
そして、富を独占したオルガリヒや政敵を次々暗殺し、強権的になっていったプーチンに「古き良きソ連時代」の薫りを感じ、ウクライナ侵攻を指示していると。

「伝統的家族観」とか言って、自分たちが育った時代を懐かしみ、そんな時代を美化して時代の変化に抗おうとし、LGBT法に反対する自称保守たち、
正にソ連時代を懐かしみ、戦争を支持するロシアの年寄りと同じだなと・・・

まあ、気持ち分からんでもないです。
私めも、『サブリナ』とか『ダーマ&グレッグ』とか、毎日毎日面白い海外ドラマが放送されていた20年前のあの頃が、本当にいい時代だった!ホント楽しかったなあ!と思いますもので・・・・アノコロナラ タイシタクモナク…(;´٥;Д;٥`;)オサカナチャン ツレタモンナァ…


『差別論』にあったように、「差別もまた人間の一部」であるなら、
どれだけLGBTへの理解が深まったとしても、それは差別意識を心の奥底にしまいこんでいるだけで、決して消滅したわけではなく、
「エッタの血が入ってしもたやないか~!」などと、どこかで何かのきっかけで、その心の闇が噴出してしまうことは絶対ない!とは断言できないかと……。コロナノウダッタモノニタイスルフシンカンハ…⧛୧(Ŏ″皿Ŏ;)コレハサベツトイウヨリ ケイベツ……

第一次大戦に敗戦したかつてのドイツのように、
未来に希望を見失い、ヒステリックになって、陰謀論にハマって、みんなでアイツらやっつけろ!ということにならないとは、断定できないかも……。
原爆の被害者も、被爆者自身には何の落ち度もない、助け合わなければならなかったはずなのに、「ピカが移る」と言われなき冷たい差別を受け、苦しんだと。
どんなに人生何もかもがうまくいかなくなっても、あの『絶対弱者ポカQ』のようにならない!などとは、私とて人間である以上断言はできない……。ニンゲンハヨワイ…( ੭•͈ω•͈)੭ザンネンナガラ ソレガシンジツダヨ~ン…

以上のことを考えますと、
男系派がLGBTへの差別感覚を恥も外聞もなくモロ出しにし、それでヒステリックになって皇統問題をこじつけたりするのは、
男系派はもう相当追い詰められている!やっぱりそういうことなんだなと。サカナヲハッケンシテ テンパッタツリビトノゴトク…ሣ( ᢲ )ሥウオーッサオーッ シテルッシュカ??


思いますに、LGBT法に屁理屈こねて反対したことに見る今回の男系固執派の自称保守の連中、
彼らは、歴史についての「知識」はそれなりにあるのでしょう。さぞや頑張って勉強したことでしょう。
「男系男子限定継承」という縛りが、明治からのものとも知らない程度ではあるものの……。

けれど、「教訓」とか「智恵」とか、歴史から何かを学ぶということに関しては、てんでダメな人たちだということなのではないかと。ソレデマウントトロウトシテクルトカ…ゞ(`″´)カタハライタシ!

歴史に学ぶという思考回路が未熟だから、歴史の中で醸成されてきた常識感覚・バランス感覚が全然身に付かず、「伝統」と「因習」の線引きもできず、
「神風が吹くから男系男子限定継承でも続けられる」とか言って、
側室制度が無きゃ無理だっつーの!ということが全然理解できないと。『キメツノヤイバ』ノ オトバシラ…ツマガ3ニン…m(ФωФ;m)ソラ ウラヤマシカネ~!デスケレドニャア……


結局は、彼らも「秀才バカ」だということなのでしょう。
確かに、「歴史」の授業といえば、とにかく暗記暗記暗記がメインで、
そこから何を学び、自分たちの生活などに如何に活用するか?なんて授業はなかったかと。

言ってみれば、以前この釣り場で大釣果があったからと、そこに固執して、何度も何度も通っては同じ釣り方をひたすら繰り返し、
結局2匹目のドジョウをいつまで経っても得られない…みたいな。
あの時はどうしてあんなにぼこぼこ釣れたのか、他の場所でも再現性はあるのか、
そこを全然考えようとはしないから、いつまで経っても初心者から抜け出せない人みたいな?シゼンアイテダカラ…σ(ơ ₃ơ;)カンガエスギテモ ドツボニハマルダケダッタリ……

歴史を学ぶということは、未来を学ぶということ。
この国がどうしてここまで発展したかを学ぶということは、どうすればこの国をさらに偉大に繁栄させることができるかを学ぶということ。
それを私に教えてくれたのは、学校の先生ではなかった……。

それでいえば、バルト3国やフィンランド、ポーランドなどのソ連・ロシアに蹂躙された歴史のある国々は、
自国を守るために様々なアイデア・対策を出して備えていると。
同様にソ連・ロシアに蹂躙された歴史があるはずの日本のお花畑の住人たちは、一体歴史から何をどう教訓として「どっちもどっち」「話し合いで解決」とか言っているのだろうか?ウクライナデノシッパイヲバンカイスベク…σ(=″=;)ツギハニホンヲ…アリウルッテ!


今回の男野系子は、たまたま妹の漢乃益荒子の悲劇の歴史を知っていたから、
LGBTへの差別のために皇統問題をこじつけて利用することはマズいんじゃないと、「よしりんにも三分の理があったかな?」という意識が働いたようですが、
しかし、隙田水脈は、男尊女卑の世間に媚びるために、そして男女平等は偽善・妄想・まやかしだという思想信条のために、かつてなく恐ろしい表情を見せて差別を肯定すると!

あの顔から思い浮かびますのは、『ONE PIECE』に登場する魚人のホーディ・ジョーンズ。
彼は人間をとにかく憎んでいましたけれど、彼自身は人間から直接迫害されたりしたわけではなく、
単に先輩アーロンから学んだ「反人間思想」を正当化するために、頭の中だけで人間を悪魔化して、人間に対する嫌悪・敵意を募らせ剥き出しにしていただけだったと。
つまり、彼の人間に対する怒りや憎しみの正体は、実体のない空虚なものだったと。イロンナヨウソガヌイアワサッタ…(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)イ ミシン ナ モノガタリデシュネェ…

隙田水脈や、男系固執派の連中も、ユダヤ人を迫害したナチス・ドイツ同様、
自分たちのどうしようもない差別感情を肯定するために、LGBTをただの異常者、後天的な病気だと決めつけている、
そうであって欲しいというただの願望を、「伝統」と言ってグイグイ押しつけようとしていると。
つまりは、そんなのは伝統でもバランス感覚でも何でもない、空っぽの保守思想、単なる思い込みの暴走なのだと。

しかも、皇室まで持ち出して、自分たちの下劣な差別心、視野の狭さ、感性の鈍さ、思考力の無さを正当化しようとするその浅ましさ!不敬さ!腐れ具合!
今回の直系よしりんの「バカものがーっ!」は、もう心の底からスカッとさせられました!ヒュ~♪(*’▽’ノノ゙☆°⌖꙳✧˖
天皇陛下を侮辱するな!皇室を愚弄するな!と。


問題は、何でそんな程度の奴らに政治家どもが影響されてしまっているのか?
何であんな品性のカケラもないほどに歪んだ思想にコロッと洗脳されてしまうのか?ということ。
おかげで、皇統問題が一個も好転しない……。

竹田恒泰、ヒステリックで高慢ちきで、胡散臭さ満点で、私からしたら人に好かれる要素一つもなしだと思うのですが・・・?
天皇制はそれ自体が差別だから、女性差別くらいどうってことないって?
天皇制はそれ自体が差別なら、せめて女性差別は無くして差し上げるべきと考えるのが普通なのではないか?と。

政治家も、自分たちの思い込み、狭い視野、貧しい感性を正当化するためだけに戦っているだけならば、
共感・親しみを覚えるものがある…ということなのか?
彼らもまた、歴史から何かを学ぶということができない秀才バカだということなのか?

劣化!劣化!劣化!劣化…劣化……劣化。。。。。。
知識人の劣化、政治の劣化によって皇室が消滅するなんて、長い日本の歴史にあっても前代未聞ではなかろうか?と。
ここまで下らない愚かしい現象から皇室存続の危機を救う術は、果たして歴史から学べるのでしょうか?


…少なくとも、これに勝利して、それを教訓として後世に伝えるべく、とことん考えつくし、やれること試せることはどんどんやっていくしかないかと。
魚を釣るメソッドやストラテジーだって、そうやって現代までトライ&エラー、そして検証・考察を繰り返して、
何とかここまできたのだから。ウミニオチタタイマツニ…щ(ဗᜋဗ)イカガヨッテキタノガエギングノハジマリダト…

……それが人生だと。
陰謀論やカルトに逃げたら、すっぽりとハマるド壺が置かれるだけで、人生終わりだと。


「愛子さま祭り」、7月23日以降も次々と繰り出していくということですが、
「アイデア」というのは、下手でもなんでもいいから、とにかく常日頃捻り出していくことが大事だと。
アイデアを出すことを習慣とすることにより、アイデアを生み出す脳の回路が鍛えられて、アイデア脳になってくるのだと。

歴史を作る!未来を作る!「朕の新儀は未来の先例」!
それこそが有意義な人生だと。セケンヲツキウゴカスノハ ドノアイデア?❀(๑•̀ •́)و❂エイコウノトロフィーハ ダレノテニ?


……ここで『夫婦の絆』第4話につなげられれば、気持ちいい!と思うのですが・・・

火曜の朝、SPA!は買ったのですが、今週のFLASHは『夫婦の絆』掲載号だと、「ゴー宣ネット道場ブログ」で昼になって知りまして、
けれど昼にコンビニ行ったら、FLASHは置いてなくて、
ちょうどAmazonで注文しようと思っていたものがあったので、届くのは木曜頃かなだけれど、
木蘭先生なんか土曜日にSPA!入手するという話ですし、送料無料になるから、まあいいかと一緒に注文しました。

それが失敗…。変更になって日曜日に到着予定と……。ザイコアリダッタハズナノニ…ᝰщ(。Д°|||щ)ナンデジャ~~~!??
というわけで、残念ながらまだ未読でコメントしようがございませんでして、申し訳なし……。


ついでに恐縮ながら申し上げますと、たまにやらかしてしまいますのが、
SPA!が合併号だったということに気づかないで、翌週同じ号を買ってしまうということが、
年に数回……。
だってコンビニの棚って、ちょうど「SPA!」のロゴのところだけが見えて、表紙のモデルが隠れてたりするじゃないですか。ミナサマモアルンジャナイ?ꉂꉂ(ᵔဗᵔ*٥)テメーダケダマヌケ!トカ イワナイデヨホホホ。。。

まことに不躾ながら、「アイデア」ということで、
ついでにこのことについても何かいい解決策・・・・??オネガイシマス!オネガイシマス!\\\\°。щ(ᵒ̴̶̷᷄Дᵒ̴̶̷᷅щ)。°////ナントカシテツカァサアアア~イッッッ!!




No.85
16ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第474号 2023.7.11発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…『恋愛論・完』ではLGBTも射程に入れて「恋愛とは何か?」を論じたが、そのような視点で書かれた本は、これが初めてだろう。八木秀次をはじめとする自称保守派・男系派は、「Y染色体を受け継いだら男!体が男なら男!体と脳の性別が違うということはありえない!それは治療すれば治る!」という非科学的でカルトな考えに支配されている。「性の多様性」を認めたところで、「保守」の思想とは全く矛盾しない。本物の保守は、「バランス感覚」であり、時代に伴う変化をどこまで認めるかを見極めていくものである。変化を絶対に認めないというのは「保守」ではない。それは「原理主義」というものだ! ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…「女風呂に、女と偽った男が入ってくる」「女性皇族が“わざと”「内面は男だ」と宣言し性を偽って宮家を創設する!皇統断絶だ!」等々、竹田恒泰をはじめとする自称保守派の強硬な反対により、与野党で協議が行われ、条文に「全ての国民が安心して生活することができることとなるよう留意するものとする」という文言が加えられることになったLGBT法。しかし、この文言にはLGBT当事者団体や法律家たちが猛反発している。竹田恒泰や自称保守派があれほどまでにLGBTに反対する心理の裏には何があるのか?そしてLGBT法の真の問題点とは何か? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…今、曲を聴いていて素直に「ああ、いい歌だな」と思うような邦楽アーティストはいる?参政党のような泡沫は相手にしなくても良いのでは?安倍(敬称略)の一周忌で信者アピールしているあっち側の人たちに何を言ってあげるべき?今考える「理想の人類滅亡」とは?もし、目の前で女性がオナラをしたら、どう対処する?ガリガリ君、ズバリ今年のイチオシの味は?霊魂は実在すると思う?期待をかけた人に失望させられた時、どのように折り合いをつけると良いの?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第503回「『よしりん辻説法⑥ 恋愛論・完』とLGBT法」 2. しゃべらせてクリ!・第430回「スーパー絶交仮面は今日も飛ぶのでしゅ!の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第297回「LGBT法と竹田恒泰の問題点」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第503回「『よしりん辻説法⑥ 恋愛論・完』とLGBT法」 『よしりん辻説法⑥ 恋愛論・完』(光文社)が発売中だ。  6年間続いた『よしりん辻説法』の完結編であるとともに、一昨年からのシリーズ『恋愛論』の締めくくりであり、さらに「よしりん最後のギャグ漫画」と銘打っている。今後、わしのギャグの才能はインド版アニメ『おぼっちゃまくん』に注力することになる。 『恋愛論・完』ではLGBTも射程に入れて「恋愛とは何か?」を論じたが、そのような視点で書かれた本は、これが初めてだろう。  この本には、29年前に美輪明宏と行った対談を描いた幻の作品『聖人列伝』を単行本初収録した。  読んでもらえばわかるとおり、わしはこの当時から美輪の性別を超えた魅力を認めている。それならば、現在論じられているLGBTについても認めなければ整合性が取れないわけだが、今回はその点でも論理が通ったものになっていると思う。  それにしても、今どきの知識人は「美輪明宏」という存在をどう捉えているのだろうか? 単にキワモノのタレントのように扱って無視しているんじゃないか?  若き日の美輪明宏の魅力は、三島由紀夫、江戸川乱歩、寺山修司、澁澤龍彦など多くの作家・知識人を虜にした。当時の知識人の知的レベルは非常に高く、美輪の持つ、性が明確ではない妖しさや美しさといったものを十分理解できたのである。  今どきの自称保守知識人のような、「男は男らしく、女は女らしく」だの、「世の中には男と女しかいない」だのという単細胞な意見を平気で言えるバカに、美輪明宏が理解できるわけがない。そもそも、昔だったらそんなバカは「知識人」など名乗れなかったはずで、「知識人」の劣化はあまりにも深刻である。   体の性別と心(脳)の性別は必ずしも一致するわけではなく、それは先天的なものであって、本人の意思で自己決定できるものではない。このことくらいは、もう一般常識にしなければいけない。  遺伝子による体の性別は、卵子と精子が受精した瞬間に決定する。  男女の性別は、母親の持つXX染色体と、父親の持つXY染色体の組み合わせによって決まる。XとXを受け継げば女児、XとYならば男児となる。Y染色体には「SRY」という性を決定する遺伝子があり、これを受け継ぐと精巣が形成されて男性になるのである。  ここまでは、あくまでも「体」の性別が決まるまでの仕組みで、既に広く知られた「理科」の領域である。  しかし、人の性別はこれだけで確定するほど単純なものではない。 実際には、SRY遺伝子が働かず、 染色体が「XY」なのに身体的特徴が女性 という人もいれば、 染色体が「XX」なのに身体は男性 という人もいるのだ。  そして、 心の性別は母親のお腹の中で、胎生12~22週の頃に決められる。  この時期の胎児の脳は性的に未分化な状態で、 男性ホルモンの「アンドロゲン」の作用を受けて初めて男性化する。 アンドロゲンは胎児自身の精巣から分泌され、女児の場合は精巣がないので脳も女性化する。   しかし男児でも、アンドロゲンが十分に働かない場合などは脳が女性化する わけで、このようなことが起こる原因までは十分解明されていないという。  また、さらに最近の研究では、脳の性別は母親のお腹の中にいる間に完成するわけではないということもわかってきたそうだ。   第二次性徴期と呼ばれる思春期は、性ホルモンの分泌が盛んになり 、この時期に分泌される男性ホルモンや女性ホルモンの働きによって、心身ともに大人の男性・女性へと変わっていく。  詳しいメカニズムはまだ解明されていないが、 この時期に脳も男性の脳、女性の脳へと発達していき、いわば、心の性別の仕上げが行われるという。  ここで「先天的」「後天的」という言葉を使うと、誤解を生じかねない。  生まれた後、思春期になってから決まるのなら「後天的」ではないのかと思われそうだが、「後天的」とは、生後の周囲の環境や本人の意思による行動・学習によって身に付くものをいう。   思春期にどのような性ホルモンの分泌が行われるかということが、生後の環境や、ましてや本人の行動・学習で左右されるわけがなく、この場合も「先天的」な変化と見なければいけない。  体と心の性別は思った以上に複雑に決められているもので、そのメカニズムは未だにわからない部分が多い。  異性に恋をするか、同性に恋をするかということも本人の意思でどうにかなるものではなく、いくつもの条件が重なった結果の「偶然」で決まっていると思うしかないものなのだ。  わしは普段「LGBT」と書いているが、それがいつの間にか「LGBTQ」になり、「LGBTQ+」になり、次々増えていっている。  しかし、本来はそうして細かく分類していくのもおかしいというべきで、それらの境界も、ものすごく曖昧なのだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!