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mantokunさん のコメント

遅くなりましたが、名古屋の会当選メールいただきました。ありがとうございます!忙しいから体力持たないかもと心配していたら、何と前日に有給が取れそうな運びになり、せっかくなので前日入りして臨むことにしました😆

大須賀さんの毎日のブログで、本当にそのアイデアマンぶりに感嘆しています。人事労務会館時代から参加していて、十分楽しんできたので、凝った演出が必要なのか分からなかったのですが、真剣に時事問題や皇統問題を考えたい若い方を引き込むには、やはり凝った演出やイベント性も大切なことですね。とにかく、総合Pちぇぶさんはじめ各地方の隊長さん、公論サポーターの皆様のご尽力には頭が下がるばかりです。

ジャニーズ問題のことは、ファンサイトを見ていても、やはり被害者がいることだから批判するのは抵抗があるという人が根強いのだなと思います。
今年も9.11が近づいてきましたが、あの時小林先生が「その手があったかー!」と叫んだとそのまま漫画に描いて発表できたのは、まだあの当時だったからかもしれないと思うようになりました。
当時でも「被害者のことを考えろ!」と、あらゆる方面から非難轟々で、小林先生が保守論壇から訣別するきっかけになった出来事でしたが、あれから二十数年、どんどん日本人が欧米に都合のいい価値観に染め上げられていっているのではと思います。
いくら日本に男色文化があったといったって、子供に手を出したのは犯罪でしょうとか。だったら、かつての慰安婦問題と同じで、手を出されていた全員が被害者だと名乗り出て賠償を求めているわけではないし、じゃあなぜ名乗り出ない人がいるのか?という疑問も出てくるわけですよね。

芸能界がヤクザの世界なんて知らなかった人もいるだろうと擁護する声もありますが、男の身で爺さんにセクハラされて、拒否もできずショックで立ち直れなくなるほど繊細なら、最初から芸能界なんか目指したらダメだろうと思います。芸能界は完全実力社会なことすら知らなかったのか?と。人気で平然と序列をつけられ、売れなければ人間扱いすらされなかろうが、週刊誌にゴシップ記事を書かれようが、歯を食いしばって高みを目指せるくらいの精神力や覚悟がなければ、芸能界なんか行ったらいけないでしょう、と。
もちろん、非人間的な扱いがまかり通る世界であることを肯定しているわけではないし、長年トップにいた芸能人でも後々病むケースもありますが、大前提として、メンタルが弱い人や性的に潔癖な人には、絶対に向いてない業界だろうとは簡単に想像できます。

美貌や優れた芸を持つなど、社会の中で元々かなり限られた人が、最初からある程度のリスク込みで目指す芸能界という特殊な世界で起きた出来事を、日本人全体の罪にまで広げて批判するなんてめちゃくちゃです。
例えば北朝鮮の拉致被害者について、皇后陛下(当時)が「なぜこの人達の不在を、社会がもっと強く意識してこなかったのか」と表現されたことに、私は非常に恥じつつ、日本人の大多数が拉致問題に無関心でいたことへの責任を問われていると思ったものですが、ジャニーズ問題の被害者ってそういうレベルの話なのか?と甚だ疑問です。

被害者がいる事件となれば、疑いや批判的な眼差しをもって論じることすら避ける、または批判的に論じる人のことさえ憎むというのは、かなりバランスを崩しているように感じます。
No.186
12ヶ月前
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第478号 2023.8.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」… 「ジャニーズ問題と日本の性文化」と題して、日本には歴史的に男色文化があったことを書いたら「ジャニーズ問題と、日本に男色の歴史があったことに何の関係があるのか?」という反応まで出て来て、本当に驚いた。我々、日本人の現在の文化やルール感覚とて、古代から中世から江戸時代から明治以降の歴史に繋がっていることくらい当たり前ではないか!ここに来て「なぜ歴史が必要なのか?」なんて初歩の初歩を、幼児に教えるように説明しなければならないのだろうか?しかし今回は論を先に進めて、日本の「芸能」の歴史について語っておきたい。 ※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…「最高裁がとんでもない判決を下しました」百田尚樹のこんな言葉ではじまるのは、『月刊WiLL』2023年9月号掲載の、百田尚樹と門田隆将の対談『女性の不安・恐怖を煽る最高裁判決』だ。トランスジェンダーの経産省職員が、職場の女性用トイレの使用を制限されていた件で、最高裁が「トイレの使用制限を認めた国の対応は違法」との判決を下した件についてで、前回のトンデモ見聞録では『月刊正論』での八木秀次の酷すぎる論文を紹介したが、こちらも案の定、酷かった。 ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」…最近ふとクスッとした出来事はある?ディズニーアニメの人種差別シーンって観たことある?手塚治虫が『戦争論』を読んでいたら何と言ったと思う?日本はキリスト教伝来以降「宗教戦争」を続けているのでは?韓国の女性DJ、SODAさんが大阪の音楽フェスでセクハラ被害を受けた件について、どう考える?岡田晴恵が星新一賞の審査員に選ばれた!?諸外国でも起きている事が、どうして日本だけ大問題扱いになるの?最近の男子学生は上半身裸を見られるのが恥ずかしい?最近SNSを席巻する「弱者男性」という言葉をどう思う?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第507回「芸能とは何なのか?(前編)」 2. しゃべらせてクリ!・第434回「猛暑でも酷暑でも夏はスイカ割りぶぁ~い!の巻【前編】」 3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第301回「百田&門田の化石老人トーク」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 編集後記 第507回「芸能とは何なのか?(前編)」 「ジャニーズ問題と日本の性文化」と題して、日本には歴史的に男色文化があったことを書いたら 「ジャニーズ問題と、日本に男色の歴史があったことに何の関係があるのか?」 という反応まで出て来て、本当に驚いた。  我々、日本人の現在の文化やルール感覚とて、古代から中世から江戸時代から明治以降の歴史に繋がっていることくらい当たり前ではないか!  日本は欧米やシナのように、革命で歴史が寸断された国ではない。古代から連綿と繋がっていることを実感できない鈍感人間が出てきたこと自体が危機的なのだ!  ほかならぬ漫画文化も、漢字という表意文字があって、鳥獣戯画から発展してきた文化である。歴史感覚のない人間など、そもそも日本人ではない。   ジャニーズ問題と、日本の男色文化は間違いなく深すぎる関係があって、だから欧米キリスト教徒の日本バッシングは、「人権真理教ザビエル派」だと、わしは言ったのだ!  ここに来て、「なぜ歴史が必要なのか?」なんて初歩の初歩を、幼児に教えるように説明しなければならないのだろうか?  必要ならばそんなこともやってもいいが、今回は論を先に進めて、日本の「芸能」の歴史について語っておきたい。  日本最古の「芸能」とは何だろう?  神話の世界では、高天原(たかまがはら)の天(あめ)の岩屋の前でアメノウズメノミコトが行った舞踏が最初である。  以下、わしがかつて「新しい歴史教科書」に書いた記述を引こう。   スサノオの命は天照大神を訪ねていくが,何しろ気性の荒いスサノオは神殿に糞をするわ,天照大神の神聖な機屋に,馬の皮をはいで落とし入れるわで,ついに天照大神はおそれて天の岩屋にこもってしまう。すると,天も地も真っ暗になり,あらゆる災いがおこった。  そこで神々は策を考え,祭りを始め,常世の長鳴き鳥を鳴かせる。アメノウズメノ命が,乳房をかき出して踊り,腰の衣のひもを陰部までおしさげたものだから,八百万の神はどっと大笑い。天照大神が不思議に思って,岩屋戸を少し開けたところをアメノタヂカラオの命に引き出され,岩屋には注連縄を張られてしまったので,ついに世界に光がよみがえった。  神話を歴史教科書に載せる(もちろん「史実」としてではないが)というのは画期的なことだったが、この記述は次の改定の際にあっさり消されてしまった。一度は文部省検定も通ったのに、「新しい歴史教科書をつくる会」の側が自主規制してしまったのだ。  教科書に「乳房」とか「陰部」とかいう言葉はふさわしくないと思ったのかもしれないが、これは『古事記』にある 「掛出胸乳、裳緖忍垂於番登也〈胸乳(むなぢ)を掛(か)き出で、裳緖(もひも)を番登(ほと)に忍(お)し垂れき〉」 という記述そのままである。   日本における芸能は最初から、神に奉げるものであるのと同時に、相当にワイセツなものだったわけだ。  その後、アメノウズメはニニギノミコトの天孫降臨に加わり、その途中で出会ったサルタヒコノカミと結婚した。  アメノウズメの話は、古くから 「舞」 が神に奉げるものとして存在していたことを反映している。  アメノウズメは芸能の神であると共に、 巫女 の起源ともいわれる。   古事記にはアメノウズメは 「神懸り」 して踊ったと書かれているが、巫女の源流は「シャーマン」であり、神霊や精霊をその体に憑依させて神託を伝えたり、舞を踊ったりしていたと考えられている。  後に仏教が伝来すると、仏教の儀礼で披露される 舞楽・雅楽 なども定着し、やがて神前で舞楽が神に奉げられるようになり、一方で日本固有の舞も整えられていった。  平安時代には、神社での祭祀に 雅楽や神楽舞 が奉納されるようになり、その祭祀には アメノウズメの子孫とされる 猿女君(さるめのきみ) の一族 が携わった。  そして中世以降には、各地の神社で巫女による神楽の奉納が恒例となっていく。  こうして神社における祭祀が整備されるに伴なって、 巫女は神社に所属して祭祀を補助し、神楽を舞う存在となり 、神懸りして神託を告げるという役割は失われて行った。   その一方でイタコやノロのように、神社には所属せずに、昔ながらの神のお告げや占いを行って生業とする「民間の巫女」のような者は各地に存在した。  そしてその中には 定住の場も持たず、諸国を放浪しながら神のお告げや占いや、舞を披露するなどして生計を立てる「歩き巫女」という女性もいた。  歩き巫女は 「旅女郎」 とも呼ばれ、 中には売春を生業としながら各地を渡り歩く者もいた。 そういう意味では、 神事と売春は非常に近い関係 にあったともいえる。  日本人は古来、万物に神が宿ると信じ、神と共に生きている。そのため神に奉げる舞踊も、神職が独占するものではなかった。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!