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na85さん のコメント

 今年の一発目も力強いコンテンツ満載でうれしく思います。よしりん師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様、今年も推していきます。よろしくお願いします。

 以前のゴー宣でよしりん先生が「わしは弱者のためにも強者になりたい」と発言されていたのを覚えています。これは、先生が好きで度々引用される「強くなければ生きられない、優しくなければ生きていく資格がない」という言葉をつづめ、さらに踏み込んだ言い方だと思えて格好いいなと感じていました。私は今回のゴー宣をよしりん師範の「強者宣言・再び」だと解しました。
 人はどんなに状況が厳しくても他人任せにせず、その打開のための努力をしていかなければなりませんが、どんなに努力しても及ばない弱者がいつの世にも(たとえ好景気であっても)一定数出てきます。そんな「絶対弱者」が生きていくために強者が余力を貸すことは、これも一つの公共心ではないかと思います。しかし現在は絶対弱者でもない、むしろ「強者」に分類されるはずの輸出大企業のトップが楽に儲けたいという私心をむき出しにしてアベノミクスを推し、さらにそこへ絶対弱者に近いネトウヨも乗っかっているという構図です。「一身独立して一国独立する」こそ日本の保守思想の源流である福澤諭吉が最も言いたかったことではないかと思いますが、経済ホシュはお札の顔としてのユキチしか見ていません。こうして絶対弱者から強者までが一身独立する努力を怠り、「お上という強者」に頼りたい思いからアベノミクスを信奉しているのでしょう。
 財界主導のアベノミクスには罠があると思います。小泉政権でアメリカのための改革を主導した経済財政諮問会議がまたぞろ復活し、輸出企業トップとともに竹中平蔵も再び経済ブレーンとして収まり、TPP推進はこれで決定的になりました。第二次安倍政権は聖域なき関税撤廃でない限りTPPに参加するのですから、21分野のうち市場アクセス分野の数品目だけ守ればアリバイは成立し、残り全ての非関税障壁が取っ払われて米国企業のビジネスチャンスは急拡大します。これで日本人の貯蓄を担保にした国債発行(借金)と金融緩和(円増刷)で政府が発注する公共投資は米国企業も受注できるようになります。また一部の建設企業と工事に関連する物品を供給する企業が儲けても他業種に国内投資を促す動きにはならず、従って個人の給与・所得も増えないため消費も増えません。つまり「お上という強者」の行うアベノミクスは内需の創り方が間違っている上に、創った需要を「米国企業&連邦政府という上位の強者」に開放したいというポチ根性が透けて見え、この二つの意味で徹底的に間違っているのです。しかし、安倍推しの人たちは皆なぜか自分たちだけは大丈夫だと思い込んでおり、安倍推しでない人たちの思いは選挙制度の罠によって沈黙させられました。
 このように一部の強烈な推しでアイドル安倍に白紙委任してしまうような民主主義が機能しない日本ではこれを補完するヒーローが求められます。「弱者のためにも強者になる」と仰った我らがよしりん師範こそヒーローにふさわしいと私は考えています。しかし期待と負担をかけすぎてはいけません。一人ひとりが自分の現場で一身独立する努力を怠らず、その上でヒーローよしりんを著作(紙媒体・オンライン)購入などで推し、さらにその思想を自分の周囲から広げていくのが、迂遠なようでいて最も確かな行き方だと思います。
 絶対弱者をも救う方策としての有効な内需の創り方は、よしりん師範が再三仰ったやり方しかないと思います。それは保護主義によって一次産業を失業者の吸収先として有効にし(坂の上の土地を耕すこと)、脱原発関連事業(廃炉・除染・新エネ開発・電力自由化インフラ整備etc.)への公共投資を行ってここも失業者の吸収先とし、さらに愛子様立太子により女性が太陽だった古代の国柄を復活させ、日本人皆の精神的活力を賦活させることだと思います。

 天照復活・瑞穂の国再生というライジング・サンまで耐え抜こう na85
No.45
138ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第20号 2013.1.8発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、AKB48ブームから現代社会を掘り下げる(本当は新参ヲタの応援記!?)「今週のAKB48」、よしりんの愛用品を紹介していく「今週の一品」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、『おぼっちゃまくん』があなたの人生相談に真剣回答!「おぼっちゃまくん人生相談~言われたとおりに生きるぶぁい~」、読者との「Q&Aコーナー」、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※金融緩和、公共投資、インフレターゲット…安倍自民党の経済政策をあてにし、擦り寄る経済界に一撃を加える!今週の「ゴーマニズム宣言」は、年頭を飾るに相応しい、本物のプロの矜持を示した一本です!! ※富士山はわしのもの!?「今週の一品」では、不気味な予言も…!! ※ネットサーフィンで出くわした、とんでもない情報、みるきーの○○写真とは!?その時よしりんは!?「アイドルと恋愛スキャンダル」何がセーフで何がアウトか?今年もAKB48ヲタは止まらない!! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第23回「不景気のせいにしてたまるか!」 2. 今週の一品・19品目「富士山」 3. 今週のAKB48・第21回「恋愛禁止ルールは揺るがなかった」 4. おぼっちゃまくん人生相談~言われたとおりに生きるぶぁい~・第98悶~第103悶 5. よしりん漫画宝庫・第20回「『誅(マルチュウ)天罰研究会』③そこいらじゅうに天罰てきめん!」」 6. Q&Aコーナー 7. 今週のよしりん・第20回「新年の誓い」 8. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 9. 読者から寄せられた感想・ご要望など 10. 編集後記 第23回「不景気のせいにしてたまるか!」  わしは新年だからといって明るい話題を書かないぞ!  長らく出版不況が言われていたが、いよいよ断崖絶壁に追い詰められているのかもしれない。   出版社が発行する新刊のなんと7割が返品になる状態だそうで、コンビニでも雑誌が売れないらしい。  地域の中小書店は年間1000店前後も減少している。  出版社、取次、書店のすべてが不況だから、モノを書いて、本を売るという職業が成り立たなくなるくらいの勢いで、本の購読者がいなくなっている。      もちろん、わしの本だってその例外ではない。よしりん企画の収益はここ数年赤字続きで、わし個人の貯金を切り崩して、スタッフにボーナスを出しているような状態だ。  他の著作家に比べて、わしの本が売れないわけではない。『脱原発論』(小学館)も書店の買い取り制で発売したのだが、まもなく完売に近づいているくらいだから、売れる新刊の3割には入っているのである。  それでも漫画というものは、膨大な人件費・経費を必要とするので、現状程度の売れ方では利益が出ないのだ。  まあ、考えて見たら、今まで漫画や文章やらの創作活動で、自分だけでなく、数人のスタッフの給料やボーナスまで払っていたのは、幸運な時代だったのかもしれない。   この事態を不景気のせいにすることは簡単である。   新聞・テレビのようなメディアも、スポンサーや広告収入が減って、青息吐息だろう。自動車産業も電機業界も不況だ。もはや製造業が農業化して、エコ減税などの政府の補助なしでは生き残れないほど、弱体化している。   これが全部、デフレのせいであり、政府の金融財政政策の失敗ということにされている。  安倍晋三が日銀に圧力かけて、2%のインフレ・ターゲットを強いたり、200兆円の公共事業を始めると言えば、年頭の日経平均株価が10700円まで上がったと言って、テレビの司会者やコメンテーターはホクホク顔だ。まだ株主以外は誰も儲かっていないはずだが。  誰もが安倍政権のリバイバルを大歓迎の様子である。  テレビに出てるような奴らは富裕層なんだろうし、マスコミだって景気回復してくれるなら、手を合わせて安倍大明神と拝みたいのだろう。   「景気は気から」 を信じて、信じる者は救われると、視聴者に布教してるのかもしれない。だが、この不況の原因が、単なる「気」のせいだとは、わしは思えないのだが。  わしは株をやらないから、株価が上がっても関係ない。インフレになんかなって、仕事場の家賃が上がったら、もう福岡に引っ越すしかない。   しかし、どいつもこいつも、経済はお上次第ということになって、政府の景気対策に甘えてしまっているのが、虫唾が走る。  ちょっと前まで、経済は一流、政治は三流と言っていたのは、民間の矜持ではなかったのか?         わしは出版不況を不景気のせいなんかにはしない。お上に頼るようになったら、おしまいだと思っている。   出版不況も、単に不況で人々の財布のひもが固くなったというだけの原因ではないだろう。  もしわしが一般サラリーマンだったら、景気の動向に関係なく、もう本や雑誌は買わなくてもいいなと考えたはずだからだ。小説なら単行本は買わずに、文庫本を買うだろう。あるいは図書館で借りるかもしれない。漫画は漫画喫茶で読むだろう。  もっと言うなら、もう歴史的に評価の確定した日本や世界の文豪の小説を文庫で読むだけで、人生が終わるだろうから、現代作家の本なんか読む必要がないのである。   古今東西の天才の創作活動で生み出されたコンテンツが、膨大にあるのだから、現代の中途半端な創作物なんか、要らないのだ。  ましてや雑誌なんか、新聞広告の見出しだけ大げさで、読んでみたら、見出しの刺激に見合う内容とは程遠い。  今やわしの本を含めて、ほとんどの出版物が、無駄なものなのかもしれない。  もちろんわしの本が、現代の「大衆化(マスコミに感化されること)」する人々の歯止めとして、却って必要であるという、ごーまんな信念は持っているのだが。   しかし、人間というのは理不尽なもので、高尚や教養や有益なものだけを好むのではなく、「無駄」な消費も人生の面白味を増やすために必要とする存在なのである。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!