• このエントリーをはてなブックマークに追加

リラリラックマさん のコメント

今週も勉強させていただきました。
改めて雅子妃バッシングをする者や男系固辞論者、そして国辱総理にバチが当たるように祈りたいと思います。
「ザ・神様」ではオオナムチが死んでしまって「なんでー?!」と驚嘆しましたが生き返って本当によかったです。
でもまだ危機が去っていないようですね。次はどうなってしまうのか、純粋に物語として楽しんでいます。
木蘭さんの「記憶の扉」の中もまた楽しみにしてます(^^;)

ところで日曜は選挙なのですが私は未だに投票先が決まっていません。こんなことは初めてです。
自民党は当然外したにしても本当に「選択肢無し」の状態です。考えましたが選べません。もう明日なのに、どうしよう。
周りの人を見ても選挙に対する盛り上がりというのはあまり感じず、先週号で書かれていた参議院の意義なども含めて国民がニヒリズムに陥っているのを感じます。
もう一日考えて少しでも日本がよくなるように祈りつつ1票を投じたいと思います。
No.48
138ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第46号 2013.7.16発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、珍妙な商品が盛り沢山(!?)の『おぼっちゃまくん』キャラクターグッズを紹介する「茶魔ちゃま秘宝館」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※雅子妃殿下が発病されてから10年。しかし皇室の長い歴史の中には、なんと36年ものあいだ心の病に侵され、常人らしい行動もとることができなかった状態から全快し、国中に慶祝された「皇太夫人」がいた!!今週の「ゴー宣」は、ますます野蛮化・凶暴化する雅子妃バッシングを徹底的にはね除ける、珠玉の一本です!今、国民が為すべきこととは何なのか? ※遂に、超絶ピュア神・オオナムチが、兄弟神ヤソガミたちの「集団リンチ」の餌食に…!!酷く傷ついたオオナムチを癒した、「赤貝の女神」と「はまぐりの女神」のセクシーな秘技とは!?今週の泉美木蘭「ザ・神様」も止まらない!! ※隠れた名作をご紹介する「よしりん漫画宝庫」。よしりんが「世界で一番スケールの小さな職業」と嘆く漫画家の自伝を、思いっきり「派手」に描いたらどうなるか?ということで描かれた『コミックロード』をご紹介!虚実入り乱れる「カブキ者・よしりん」の原型がここにある! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第47回「雅子妃殿下の回復を、皇室の歴史から予見できる。」 2. しゃべらせてクリ!・第8回 3. もくれんの「ザ・神様!」・第13回「とことんイジメる“ど腐れ・ヤソガミ”、女に守られる“ピュア・オオナムチ”」 4. よしりん漫画宝庫・第46回「『コミックロード』カブキまくり虚実入り乱れる自伝的作品!」 5. Q&Aコーナー 6. 今週のよしりん・第45回「『世渡り下手』のよしりん」 7. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 8. 読者から寄せられた感想・ご要望など 9. 編集後記 【生放送予定】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv144666542   19日(金)19:00 から ニコニコ生放送  新宿ロフトプラスワン・トークイベント  テーマ: 『AKBはこれからどうなってしまうのか?』 (「ホリエモン・トークライブ」)   堀江貴文 さんとお会いするのは実は初めてです。  『ゴー宣』の読者からしたら、「よしりんと、あのホリエモンが一緒に出るとか大丈夫!?」と心配になる組み合わせかもしれませんね。  しかも「AKB48」がきっかけで初対面を果たすとは!  評論家の 宇野常寛 さんと一緒にゲスト出演。3人で熱いトークライブを展開します!  時間帯によって、どなたでもご視聴いただける 無料公開 も行う予定です。   お楽しみに!♪ 第47回「雅子妃殿下の回復を、皇室の歴史から予見できる。」  雑誌「歴史人」で連載してきた『 女性天皇の時代 』は、現在発売中の8月号で最終回である。  8人10代(2人は「重祚」といって、2度皇位についている)の女性天皇のうち、5人目の元正天皇で連載は終わってしまうのだが、残りは書き下ろしで書籍化する。  タイトルが二転三転して、結局 『 女性天皇の時代 』 に決まって、ベスト新書から 8月8日 発売予定だ。  この本では、日本の女帝が決して「例外」的なものではなく、歴史上極めて大きな役割を果たしていること、女帝の存在は立派に日本の伝統に適うこと、そして、今後の日本に女帝が誕生することこそが、明るい未来を拓くということを、可能な限りわかりやすく、楽しく読めるように心がけて書いた。  さらには「男系固執」の本性が、実は単なる男尊女卑に過ぎず、シナの思想の影響に過ぎず、こんなものにこだわる必要はないということを説いている。  今週は、その本で書ききれなかった古代史の話をしよう。  史上3人目(4代目)の女帝・ 持統天皇 は、天武天皇との子である 草壁皇子 (くさかべのみこ)を何としても皇位に即けたいと思っていた。ところが当時は、天皇に即位するには最低でも40歳程度の年齢と、それに伴う政治的実績が必要であり、その条件が整う前に草壁皇子はわずか28歳で早世してしまった。  すると持統天皇は草壁皇子の遺児、つまり自分の孫である 軽皇子 (かるのみこ)を皇位に即けようと執念を燃やす。  そしてそれまで固く守られてきた天皇即位の条件も破り、わずか15歳の軽皇子を強引に皇位に即けてしまう。それが第42代・ 文武天皇 である。  もちろん何の実績もない15歳の天皇が政治を司るのは無理で、 退位した持統天皇が上皇(太上天皇)となり、実権を握り続けた。  文武天皇は即位後間もなく3人のキサキを迎えている。もちろん「自由恋愛」などありえようもなく、相手も全て持統上皇の意向によるものだった。  ところが、 文武天皇には「皇后」が不在だった。  天皇のキサキには格式があって、養老令の規定では最上位が「 皇后 」で、もちろん一人だけである。  その次が「 妃 」で、これは定員二人。皇后と妃は皇族女性しかなれない。  その下が「 夫人(ぶにん) 」、定員三人で、主に中央貴族の娘が選ばれ、さらにその下が「 嬪(ひん) 」、定員四人で地方豪族の娘が選ばれることが多かった。   文武天皇のキサキは3人とも皇族ではなかったため、「皇后」だけでなく「妃」も不在で、「夫人」が一人で「嬪」が二人だったという。    その中では最高位となる「 夫人 (ぶにん)」となったのは、 藤原朝臣宮子娘 (ふじわらのあそんみやこのいらつめ)。その父は 藤原不比等 (ふひと)、祖父は藤原鎌足だった。  持統上皇は、自分の父である天智天皇の片腕として「大化の改新」などに貢献した藤原鎌足の子・不比等を文武天皇の後見役に選び、その娘・宮子を「夫人」とすることで不比等を文武天皇の「義父」にした。  こうして、自分に万一のことがあった場合に後事を託そうとしたのである。  一 人も皇族女性を迎えなかったのも、皇族女性は、宮子(みやこ)より格上の「皇后」か「妃」になり、その父親の発言力の方が不比等より大きくなってしまうからだった。   藤原宮子 は「かぐや姫」のモデルだという説もあるが、その生涯については不明な部分が多い。  和歌山県の道成寺に伝わる言い伝えでは、九海士(くあま)の浦(現在の和歌山県御坊市)という小さな漁村の海人夫婦の子だとされている。  40歳を過ぎても子宝に恵まれなかった夫婦が、八幡宮にひたすら祈願してようやく授かった子で、八幡宮からとって「宮」と名付けられたと伝えられる。 だが宮はどういうわけか、大きくなっても髪の毛が全く生えなかったという。  ある年、九海士の浦は不漁が続いた。この時、海底から不思議な光がさしていたが、その光の正体を確かめにゆく勇気のある者はいなかった。  そこで宮の母は「娘に髪が生えないのは、前世の報いであろう」と、罪滅ぼしに村の人々を救うべく海に入り、海底で光るものを見つけた。   それは小さな黄金仏であった。これを持ち帰ると海から光は消え、浦は大漁続きとなった。   宮の母は黄金仏を大切に祀り、願をかけた。すると宮に美しい黒髪が生えた。 やがて身の丈よりも長い美しい黒髪となり、年頃となった宮は「髪長姫」と呼ばれるようになった。  ある日、一羽の雀が木の枝にかかった宮の長い髪をくわえて飛び去った。雀は奈良まで飛んでいき、都の宮廷の軒端に巣をかけた。  たまたまこの時、右大臣・藤原不比等が参内し、雀の巣から長さ七尺あまりもある女の美しい黒髪が垂れ下がっているのを見て、この髪の持ち主を宮仕えさせようと考え、持統天皇に進言した。  持統天皇の勅命によって使者が諸国を尋ね回った結果、九海士の浦の宮がその髪の主とわかり、 都へ上った宮は藤原不比等の養女として迎えられて名を宮子姫之命と改め、文武天皇の夫人となった。  だが宮子姫は故郷のこと、特にこの黒髪を恵んでくれた観音像への思いを忘れられず、それを聞いた文武天皇は、観世音のために寺を建立し、国の鎮めの霊場とせよと命じる。こうして 道成寺 が造営されたという。  もちろん、史実とは到底思えない話である。それに、いくら藤原不比等の養子に入ったとしても、地方の海人の娘が天皇の夫人となり、その息子が後に天皇になるということはこの時代には考えられない。  とはいえ、この伝説の中にもいくばくかの真実が含まれているのではないかとも思える。 つまり、このような伝説が生まれてしまうほど、藤原宮子は貴族らしからぬ、庶民的な女性だったのではないだろうかという気がしてくるのである。  この頃の藤原不比等はまだ朝廷内での地位が低く、政治的基盤が盤石ではなかった。持統上皇の個人的な信任こそ得ていたが、もし上皇が崩御すればたちまち失脚することもありえたのだ。   この不安定な状態を解消する方法は、持統上皇の存命中に、宮子が文武天皇の子、それも男児を産むこと以外になかった。  そして文武天皇と藤原宮子の間には5年目にして、男子が誕生した。 首皇子(おびとのみこ) 、後の 聖武天皇 である。持統上皇にとっては曾孫となる。  藤原不比等が自分の孫を天皇にするために、あらゆる努力をすることは間違いない。持統上皇は孫の即位を見届けただけでなく、曾孫の将来の即位までほぼ確実としたわけである。  だがそこでやるべきことはやり尽くしたと安心してしまったためか、持統上皇は、その翌年に急病となり、そのまま崩御してしまった。おそらく持統上皇は満足して生涯を終えることができたであろう。  だが、後には2つの不幸が残された。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!