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magomeさん のコメント

>>44 たかさん、MVP取得おめでとうございます。こういった人間の本質を突いたセリフを思いつく、その感性にはうらやましい限りであります。外からの情報でしか今のところ、台詞が思い浮かばない私としては今後の一つの目標となりそうです。

>>91 よっしーさん、初めまして、magomeと申します。 >>82 でこいらさんが仰っていたことはよっしーさんの書き込みを読んでやっとわかったような気がします。そして、村落共同体での煩わしさは都市で暮らす人々にとっては解らない事であり、こいらさんへの書き込みもそのことを棚上げして主張していた感があり、よっしーさんの指摘に感謝すると同時にこいらさんにこの場にてお詫び申し上げます。部外者ながら申し訳ありませんでした。

里山資本主義にも書かれていますが、もし、今後、都市に暮らしていながら安全な食材などを手に入れ、今後における里山について経験したいならばWWOOFに登録されている農場を週末に訪れては如何かと考えます。なにも人々の共同体が煩わしく、閉鎖的で固執するような村落に無理に入っていくこともありませんし、そのような村落は皇統男系固執と同じく、時代に取り残されて消え去っていく運命にあるのではと思えてならないのですがこれは場違いな主張でしょうか?一方で村落は消えても土地は残りますのでそこを畑にしていくか、畑にしなくとも、宮脇昭 著「鎮守の森」と「3本の植樹から森ははじまる」に書かれているように、潜在自然植生を行って森林を活性化させて地盤を固めて土砂、山火事、地震などの自然災害を防止させて河川や沿岸域を活性化させるという手もあります。
そして、都市から移動せずとも公園などでドングリを拾って宮脇方式によって一坪分の土地に潜在自然植生を行い、本来そこの土地に見合った樹木を育てて小さな森を作るというのも一つの手ですし、森を作らずとも屋上やベランダで梅干しや菜園を行う所から始めるというのも一つの手だと思います。また、開かれた各村落などを訪れて塾や講習を受けてみるというのも一つの手なのではと思います。今後のあるべき里山を作るための情報がそこに眠っているかもしれないからです。
 里山資本主義というのは閉鎖的で人間関係が煩わしく、成長が見込めない村に入り込んで苦しむのではなく、自分の立場に見合った里山共同体を作って行くことが目的であって、これは経済市場に過剰に依存した立場からの独立が目的であり、里山に入るのもその一手段であって目的ではありません。理想なのは、都市で生活するものであれ、村落で生活するものであれ、それぞれの見合った立場で市場への過剰依存から脱却できる独立性を掴む所にあると思われてならないのです。
 今回のコメント欄で宮脇昭 著「鎮守の森」と「3本の植樹から森ははじまる」を紹介したのも村落共同体に入らずとも里山の良さを都市なり、耕作放棄地や廃村なり何処でも、誰でも簡単に本物の森林を復活させ、今後の我々が求めるべき共同体を作る第一歩を踏み出せる情報が記されていると思ったからなのです。
 私は村落共同体の煩わしさを全く知りませんが、人間関係の煩わしさは自分なりに経験はしています。しかし、これら人間関係の煩わしさを改善していくためにも里山資本主義は必須であり、宮脇方式の植樹の実践も外せない存在となっていくと思えてならないのですが如何でありましょう。
 人間関係の煩わしさは村落に限定されず、各地域にそれぞれ異なった形で煩わしさは存在すると思われます。

そして、話は変わって、時浦師範代のツイッターに中川祥子が!中川氏は「墓場の鬼太郎」で初めて知りました。「鬼太郎」の原点とはいえ、水木しげるの思想が透けて見えて印象的だったのを覚えています。

というわけで、いい加減 雷神宮歌会に参加します。

本題 生、死、副題 珈琲、ワイン

生まれたら 解りきるまで 死ねないな ワインの色と 珈琲の味

死ぬ前に どちらをたしなむ ワイン珈琲 似た者同士 好みに任せ

お粗末さまでした。
No.92
127ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第59号 2013.10.22発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、珍妙な商品が盛り沢山(!?)の『おぼっちゃまくん』キャラクターグッズを紹介する「茶魔ちゃま秘宝館」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※戦前をどう捉えるか?戦争をどう捉えるか?近代をどう捉えるか?日本的なるものをどう捉えるのか?男女の関係性をどう捉えるか?そして死生観と職人の業をどう捉えるか?今週の「ゴーマニズム宣言」は、映画『風立ちぬ』を通じて読み取れる製作者や観客の心理背景を分析します! ※ウィキペディアの記事を徹底的に添削しちゃう大好評「よしりんウィキ直し!」。今週は、前回の「死闘・オウム真理教事件」から、息をつく暇もなく始まった次なる闘い「薬害エイズ」編に突入!薬害の加害者と、左翼市民運動家という異なる敵を相手にする二正面作戦を強いられた「薬害エイズ事件」、今明かされる真相とは!? ※『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」。今回は少しひねったお題!毎回、快作を生み出す猛者たちは、果たして見事にひねり返すことが出来たのか!?   【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第61回「『風立ちぬ』をどう見るか?」 2. しゃべらせてクリ!・第20回「ぽっくんと柿野くんを見くらべて…?の巻」 3. よしりんウィキ直し!・第8回「ゴーマニズム宣言④:『新・ゴー宣』開始・薬害エイズ編」 4. よしりん漫画宝庫・第53回「『しんすけ』追記」 5. Q&Aコーナー 6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7. 読者から寄せられた感想・ご要望など 8. 編集後記 第61回「「風立ちぬ」をどう見るか?」  映画の感想は人それぞれで、正解があるわけではないが、その感想を通じて製作者や観客の心理背景を探ることは出来る。  宮崎駿監督最後の長編アニメ映画となった 『風立ちぬ』 ほど、賛否両論、観客に多様な感慨を抱かせる作品も珍しい。  それは戦前をどう捉えるか、戦争をどう捉えるか、近代をどう捉えるか、日本的なるものをどう捉えるか等々の命題が、製作者が意図せぬままに映画に込められてしまったからであり、観客の側も戦前・戦後の評価が定まらぬままに分裂しているからでもある。  リベラル・サヨクの評論家が、ゼロ戦に「 暗黒の時代の殺戮兵器 」とレッテルを貼ったが、なにしろ宮崎駿本人が、ゼロ戦の設計者・堀越二郎を主人公にすることに躊躇いを感じているのは明らかだ。  わしの小学生の頃は、『ゼロ戦レッド』『ゼロ戦はやと』『ゼロ戦太郎』『紫電改のタカ』などの漫画が大人気で、日本の戦闘機が米英機を撃墜する痛快さが少年漫画誌で堂々と描かれており、子供たちは無邪気にそれを楽しんでいた。   ゼロ戦や戦艦大和への憧れは、現在の子供たちのガンダムやエヴァンゲリオンなどへの憧れと通じており、子供の頃はわしもゼロ戦のプラモデルを作って楽しんでいたものだ。  少年漫画誌から戦時中のパイロットの活躍が消えるのは1970年代くらいからであり、朝日新聞や朝日ジャーナルが「日本の戦争責任」を追及し始め、旧日本軍の加害行為を過剰に報道するようになり、学生運動が過激化し、団塊の世代が急激に左翼化していった時代からである。  兵器マニアの宮崎駿が、テレビアニメにもなった『ゼロ戦はやと』を知らないはずはなく、ちばてつやの名作『紫電改のタカ』を知らないはずもなかろう。   兵器マニアは宮崎の童心であり、ゼロ戦を「殺戮兵器」と捉える感覚は、70年代以降に芽生えた宮崎のイデオロギーのはずである。  もちろんリベラル・サヨクの最近の言論人も、70年代以降に形成された空気に汚染された頭脳で、相変わらず自虐史観を唱えているだけのことだ。   「ゼロ戦はカッコいい!」それは単なる童心であるから、誰に恥じる必要もない。子供アニメを作ってきた宮崎が、大人向けのアニメを作った途端にイデオロギーに嵌ったというのが残念なことだ。  そもそもゼロ戦を「 殺戮兵器 」というのは間違っている。 ゼロ戦は 戦闘機 であって爆撃機ではない。  「殺戮」とは民間人を無残に殺す場合に使う言葉だが、 爆撃機は民間人を殺戮する可能性があるものの、戦闘機は敵戦闘機と決闘する兵器であって、民間人殺戮には使われない。  戦闘機が戦時国際法を違反する可能性は極めて低いのである。  したがってゼロ戦を描くことに罪悪感を持つ必要などないはずなのに、『風立ちぬ』には堂々たるゼロ戦の勇姿は描かれない。妄想の中のヘンテコな飛行機ばかりが描かれるので、童心を失わないわしとしては物足りない映画である。  それでも多くの大人が感動したと言うのは、日本人の職人的な気質と、控え目で節操のある純愛が描かれるからであり、戦前の人々の礼節と美しい風景がノスタルジーを誘うからであろう。  近代化されない美しい風景や、童心でしか見えない日本的な神々や精霊を描くのは、宮崎アニメの特徴なようだが、それが今まで大人の観客も増やしてきた要因となっている。   ところがまさにその前近代的なものへの憧憬が、近代主義者であるリベラル・サヨクの論客の反発を誘う原因でもある。   近代主義的なサヨクは、資本主義や情報社会を、「 時代を支配する重力 」と考えている。だからグローバリズムへの反発も、原発推進への反発もない。それは戦前回帰であり、前近代へのノスタルジーに過ぎず、そんなことを唱えている者は、「 重力に抗って飛ぼうとする 」ジジイとしか映らないのだ。   だがそもそも飛行機も鳥も重力に抗って「揚力」で飛ぶのであり、もし重力に抗わなければ、墜落して地上に叩きつけられるだけである。  グローバリズムも原発も重力ではないのだが、もし重力なら、抗って自然の力で軽やかに飛んだ方が良いに決まっている。  近代主義サヨクは『風立ちぬ』の二郎と菜穂子の関係性も、前近代的なマチズモ・男性優位だと非難する。これは大きな勘違いだろう。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!