• このエントリーをはてなブックマークに追加

mayuさん のコメント

今回のゴー宣も考えさせられる内容でした。
イデオロギー化していないかどうか、気を付けなければいけませんね。
考え続けるって、苦しい時もあるけれど、考えることを放棄して楽な方に流れてしまってはいけないなと思っています。

先日、上司二人がよしりん先生について話しているのを聞きました。「小林よしのりはポジション取りが上手いよな」「右へ行ったり左へ行ったり、絶妙なポジションだよな」「でもそれだけに、一貫して変わらないポジションで、ずっと変わらない主張をしている専門家には嫌われるんだよな」と言っていました。
私にはよしりん先生は一本スジが通った、とってもわかりやすい主張の連続で、ブレているなんて全然思わないんですけど、こういう風に見られているんですね。
「変わらないポジションで変わらない主張を続けてる方がマズいじゃん!」と思いましたが、流石に突っ込むことはできませんでした(^。^;)


よしりん先生のかき氷も、ボンさんのかき氷も美味しそう♪フワフワのかき氷って良いですよね。
でも、最近、食べるとすぐ咳き込むようになってしまって、気軽に食べられなくなってしまいました。
年を感じます(T_T)
No.94
125ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第98号 2014.8.26発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、小林よしのりに関するWikipediaページを徹底添削「よしりんウィキ直し!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…皇統問題、慰安婦問題、イラク戦争、原発問題、「吉田調書」報道…主張のイデオロギー化は、情報やデータの運用を見誤らせ、国益を大きく損なわせている。果たして「主張が一貫している」ことは信頼を得ることの絶対条件なのか?転向することは絶対に悪なのか?イデオロギー化の危険性を自覚し、思考停止から脱却せよ! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!大島優子と深田恭子、どちらか一人を選べるとしたらどっち?NHKドラマ『花子とアン』、雪乃役の壇密はあり?なし?貫禄あり、清潔感ある、せくしーな男になるための実技編をご教授ください!「二酸化炭素排出が温暖化の原因」というのは本当?思春期に入り気分屋な姪っ子、どんな叱り方が正しい?「大人になった」と思うのはどういう時?…等々、よしりんの回答や如何に!? ※ウィキペディアの記事を徹底的に添削しちゃう大好評「よしりんウィキ直し!」…皇位継承問題、小林よしのりは兄弟継承の例が多数あることを無視している!?当時の天皇や上皇が直系継承にこだわった結果保元の乱、南北朝の分裂が勃発した!?「男性は欠陥品」との、差別発言ともとれる主張も行っている!?現在の皇位継承順序を変更しない「男系男子優先」については全く言及していない!?…等々、デタラメな記述をよーしゃなく添削!! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第98回「イデオロギーにするな、思想せよ、思索せよ!」 2. しゃべらせてクリ!・第58回「ベタでも海ではスイカ割りぶぁい!の巻〈後編〉」 3. よしりんウィキ直し!・第26回「ゴーマニズム宣言⑭:『天皇論追撃篇』(新天皇論)⑫」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 【生放送予定】 http://live.nicovideo.jp/watch/lv190278250   明日27日(水)20時 から 「よしりんに、きいてみよっ!」 を生放送予定!   テーマ 『朝日新聞の慰安婦記事検証』 〈よしりん談〉  空気で動く連中の「朝日新聞バッシング」の流行に呑み込まれるのは嫌だし、次号「SAPIO」の欄外でも書いたし、どうせもっと本格的に漫画で描くときが来るし、今は多くの人に伝わらなくてもいい。自称保守のミス・リードを放っておいた方が面白い。  「強制連行」の有無など、国際社会では問題にしていない ということに、いつ奴らは気付くのか?   国際社会の言う「性奴隷」とは何か を、話しましょう。  ライジング購読者だけが真っ先に真実を知っておけばいいのです。    お楽しみに! 第98回「イデオロギーにするな、思想せよ、思索せよ!」  自己の主張をイデオロギー化させる危険について、書いておこうと思う。  イデオロギーは固定化した政治的観念であり、思索の放棄であると定義しておく。思想は思索し続けることであり、イデオロギーと思想を区別しておこう。  わしは皇統の女系継承も大いに賛成と考えているが、イデオロギーではないので、天皇陛下のご真意が違うのなら、変更して構わない。  男系固執派の場合は思索を放棄してイデオロギー化しているので、天皇陛下のご真意を拝察すること自体を拒否する。男系派にとっては、天皇陛下より崇拝するものが「男系血統」であり「Y染色体」なのだ。  マルクス主義者も反戦平和・護憲主義者も、主張がイデオロギー化していて、思索を深めることがない。考えることを拒否している。  しばしば「主張が一貫している」と褒める者がいるが、その主張が時代を経ても正しければ褒め言葉になるが、時代に適応してなかったら皮肉になる。  自分の主張もチェックする柔軟さを持っているべきだし、間違っていたと気付けば転向しなければダメだ。 「イラク戦争は大義なき侵略であり、失敗する」これはわしの主張だったが、今や完全に証明された。  自称保守派はイラク戦争大賛成だったが、まだ過ちを認めない。主張を一貫させてはいけないはずであり、転向すべきだろう。  わしは、原発はぼんやりと安全なのだろうと思っていたが、大間違いだった。その危険性を知ってしまった以上、もう安全だなどとは口が裂けても言えない。見てしまったし、知ってしまった。   今では「脱原発」はわしの主張だが、それでも思索し続けるべきで、イデオロギー化してはいけない。イデオロギー化すると情報やデータの運用を見誤る危険性があるからだ。  産経新聞が「 吉田調書 」の件で朝日新聞を非難している。  吉田調書とは、福島第1原発の事故当時の所長・吉田昌郎氏(昨年7月死去)に、政府の事故調査・検証委員会が聞き取り調査をしてまとめた、400ページに及ぶ「聴取結果書」のことである。  朝日新聞は非公開の吉田調書を入手し、5月20日の紙面で報じた。だがそれが、とんでもない誤報だったというのだ。  朝日の記事は「 所長命令に違反 原発撤退 」という大見出しで、事故当時、吉田所長の待機命令に違反し、所員の9割以上が福島第2原発へ撤退していたことが吉田調書から明らかになったというもので、「 その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた 」と批判していた。  事故当初、現場に残って対応に当たった50名ほどの所員は世界のメディアから「フクシマ・フィフティーズ」と呼ばれ称賛された。ところがその一方で650名もの所員が命令を無視して逃げていたという朝日記事は、その美談を吹き飛ばすスキャンダルとして世界中に報じられた。  米紙ニューヨーク・タイムズ(以下、いずれも電子版)は5月20日、「朝日新聞によると」として第1原発所員の第2原発への退避を「命令違反」として「パニックになった作業員が福島第1原発から逃げ出した」と報じた。  英紙ガーディアンは5月21日付で「『フクシマ・フィフティーズ』と呼ばれたわずかな“戦闘員”が原発に残り、ヒーローとして称えられた。しかし、朝日新聞が明らかにしたように650人が別の原発に逃げたのだ」と記した。  オーストラリアの有力紙オーストラリアンも「福島のヒーローは、実は怖くて逃げた」と見出しにした上で、「事故に対して自らを犠牲にし果敢に闘った『フクシマ・フィフティーズ』として有名になったが、全く異なる恥ずべき物語が明らかになった」と報じた。  韓国紙・国民日報に至っては、「日本版の“セウォル号事件”」と報道、韓国で4月に起きた旅客船沈没事故で、船長が真っ先に逃げたことと同一視した。   だが実際には、吉田調書のどこをどう読んでも、「所員の9割が所長命令に違反して撤退した」なんてことは書いてなかったのである。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!