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ライスバーガーさん のコメント

とても良い記事を読んだので、引用させていただきます。以前から安倍政権
批判をしている、サイゾー系「リテラ」というサイトの、記事の文章です。

『自民党の“公平”圧力に『朝生』が屈服!じゃあ安倍首相の単独出演は公
平なのか』2014.11.29.(野尻民夫)

http://lite-ra.com/2014/11/post-666.html

『こうした展開をみて、つくづく情けなくなるのは、この通達で「普通に公
平、公正中立を要望しているだけじゃないか、どこが問題なのか」と自民党
を擁護していた人たちのリテラシーの低さだ。彼らは、政権与党が「公平中
立」を要求する意味をまったくわかっていないらしい。政権与党は普段から
野党に比べて圧倒的に膨大な量の情報を流すことができる。選挙期間中も同
様で、テレビ番組では、大量の議席をもっている与党や巨大野党の主張が報
道の中心になる。「公平に」というのは本来、少数野党が自分たちの主張も
放送するよう要求する際の言葉なのだ。
ところが、今回は与党がその言葉を使ったのである。もともと放送量が圧倒
的に大きい政権与党が「公平にしろ」というのは、政権への評価と批判を五
分五分にしろ、ということに他ならない。衆院選は政権信任の選挙であり、
現政権の問題点を指摘するのは当然の話。ところが、安倍政権=自民党はそ
れをやるな、というのだ。7割以上の国民がアベノミクスの効果はないとい
う状態でも、街の声を紹介するときはアベノミクスに効果があったという声
となかったという声を五分五分で出せ、といってきたのである。』

また、少年隊の東山紀之さんの著書を紹介した記事も良かったし注目されて
いるようで、こちらも引用します。少年期は貧しく、差別に敏感な方です。

『東山紀之が“反ヘイト本”を出版していた!自らのルーツと在日韓国人へ
の思いを告白』2014.11.29.(伊勢崎馨)

http://lite-ra.com/2014/11/post-665.html

『「幼いころ、僕は在日の『シュウちゃん』の家に、毎日遊びに行っていた
。焼き肉店をやっていたおばちゃんは、豚足とトック(おもち)をいっぱい
出してくれた。いつもすきっ腹だった僕は、蒸した豚足に赤いコチジャン(
唐辛子味噌)をつけてむしゃむしゃ食べた。温かいトックのうまかったこと
! 」「自分たちも貧しかったけれど、さらに貧しい人々を支えなければい
けないという気持ちを大人も子どもも持っていたと思う」』
No.169
121ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第110号 2014.11.25発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、小林よしのりに関するWikipediaページを徹底添削「よしりんウィキ直し!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…大義などなく私利私欲・党利党略だけで「今なら勝てそう解散」に踏み切った安倍晋三首相。「解散は総理の専権事項」と言うが、実はこれに憲法上の根拠はない。そもそも衆議院の解散が「天皇の国事行為」と規定されている意味を理解しているか?解散権の私物化を許した先にあるのは、憲法の形骸化と三権分立の崩壊、そしてナチス政権の登場である。安倍ヒットラー政権の誕生を断固阻止せよ! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!高倉健さん出演の映画で好きな作品は?虐待されている子供を助けるにはどうしたら良い?先生が描く日本の未来ってどんなイメージ?今回の解散総選挙、民主党は何をすべき?不倫は不道徳だと思う?水道橋博士の「小林よしのりは猪木とそっくり」という意見をどう思う?今の時代、天才すらもお金持ちの家に生まれないと成功しない?…等々、よしりんの回答や如何に!? ※『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてくり!」。恐怖ハロー警報発令中―――!怒玉勝悪の襲来ぶぁ~い!ドタマ、カチ割らんでクリ~~~!ぽっくん、この現実からどう逃避すればよかでしゅか―――!! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第108回「衆院解散になぜ大義が必要なのか?」 2. しゃべらせてクリ!・第70回「怒玉勝悪来襲!ぽっくん絶体絶命!の巻〈後編〉」 3. よしりんウィキ直し!延長戦・第2回「『ゴーマニズム宣言スペシャル・天皇論追撃篇(新天皇論)』過去版」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第108回「衆院解散になぜ大義が必要なのか?」  わしもブログに書いたし、多くの識者も指摘していることだが、今回の衆議院解散・総選挙の理由は、安倍晋三首相が「 今なら勝てそう 」と踏んだからだ。  来年になったらもっと状況が厳しくなるから、まだ支持率が高く、野党の足並みが揃わないうちに解散総選挙に打って出ようとした。それだけである。  そもそも内閣改造からたった2ヵ月半で解散というのもデタラメだ。文庫化された『天皇論』を読んでほしい。   新内閣が発足する際には、天皇陛下は首相から人事についての説明を受けた上で、首相、大臣、副大臣ら40枚以上にもなる官記一枚一枚に署名押印するという大仕事をなさるのである。  しかし安倍はご高齢の天皇陛下に負担をかけることなど何とも思っていない。改造内閣で噴出した政治とカネの問題を、とにかく早くリセットしたいだけだ。 安倍政権の唯一の目標は、政権自身の延命。それしかないのだ。   よく「解散は総理の専権事項」と言うが、実はこれに憲法上の根拠はない。  衆議院解散を定める憲法の規定は、7条と69条の二つだけである。   第7条は、衆議院の解散を「天皇の国事行為」と規定しており、天皇陛下の「解散の詔書」がなければ解散はできないことになっている。  もちろん国事行為は内閣の「助言と承認」が必要だと第3条に規定されているので、実際に解散を決定するのは内閣総理大臣である。   では何故、憲法上、内閣総理大臣“単独”の専権事項とされないのか。  高森明勅氏は以下のように解説している。 国権の最高機関たるべき国会の衆議院の任期満了前に、 全議員の資格を奪う解散は、国家にとって重大な意味を持つ。 よって、それがその時々の首相の私利私欲、党利党略など、 恣意的な理由によってなされてはならないからだ。 歴史に担保された「公」の究極の体現者で、 国民統合の象徴たる天皇の尊厳と神聖を汚すような振る舞いは、 決してしてはならないという規範意識を、 政治指導者が普通に備えていれば、天皇の国事行為への 「助言と承認」にあたり、道を踏み外すことはないはず― との前提に基づく仕組みと言えよう。 従って、この仕組みが有効に機能するか否かは、 専ら首相の「公共の利益に奉仕する者」としての、 プライドと嗜みにかかっている。  それでは、どういう時に首相は衆議院を解散できるのか。   憲法69条は、衆議院で内閣不信任案が可決されるか、あるいは信任案が否決された場合に、内閣は衆議院を解散して民意を問うか、もしくは総辞職しなければならないと定めている。  憲法に明文化されている解散の条件はこれだけだ。  内閣が不信任を突き付けられた場合に行なう解散を「 対抗的解散 」という。  これに対して、首相が自分の都合のいい時に勝手に解散することを「 裁量的解散 」というが、これを行なう根拠は憲法上にはない。   ただし、中には「第7条」が根拠だとする意見もある。  7条によって天皇の国事行為として解散され、その解散は「承認と助言」という形で首相が決めるのだから、事実上、首相が勝手に解散を決められることになっているというのだ。  そしてこの議論においては、裁量的解散は「7条解散」、対抗的解散は「69条解散」と呼ばれる。   だが、この「7条解散」という考え方はあまりにも牽強付会であるばかりでなく、実に不敬である。  上に紹介した、天皇の国事行為とされていることの意味を全く理解せず、天皇は首相の決定にただ「めくら判」を押してるだけで、その存在はオミットしてよいと言っているに等しいのだから。  現行憲法下で今回23回を数える解散のうち、内閣不信任による対抗的解散は4回しかなく、残る19回は首相の専権事項として発動された裁量的解散である。   裁量的解散は本来違憲行為であるだけでなく、行政権(内閣)が一方的に立法権(国会)を侵害するものであり、三権分立の原則にも反する。  ところが司法権(最高裁)が昭和35年(1960)、その合憲性を争った裁判の判決で「 衆議院解散の効力は、訴訟の前提問題としても、裁判所の審査権限の外にある 」として判断から逃げ、そのまま今日に至っているのだ。   首相が自分に有利な時を狙って自在に行える解散は、対等な競争条件が確保されるべき選挙にふさわしくなく、ここまでフリーハンドで解散権が行使できる国は他にあまり例がない。   あえてこれを是認するとすれば、解散するにふさわしい明らかな理由があり、総選挙で国民の審判を仰ぐべきだという「大義」が存在するということが絶対的な条件となる。  今回の解散に当たって「大義がない」という非難が相次いだのも、安倍が必死に「何のための解散か」の理由づけをしていたのも、そのためである。   ところが安倍シンパには「大義がない」という批判に対して「大義なんか必要ない」と居直る者までいる。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!