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airmanさん のコメント

今回も楽しく読ませていただきました。
原発に関する野田首相の決断にはがっかりさせられましたが、米国からの横槍があったということであれば、あの決断が今の日本の政治の限界なのかもしれない。悔しいですが。
ただ、3.11で原発が国家を崩壊させかねない危険極まりない施設であることは国民大多数の常識となったのは間違いないので、反原発に傾いている国民感情を維持し続けることが大事なんだと思います。自分にできる範囲で脱原発の火を灯し続けたいと思います。

今回のAKB論というかアイドル論も楽しかった(そして大変勉強になりました)です。
自分を好きになった相手に幻想を抱かせ続けるのがアイドルがアイドルで有り続けるための責務なんですね。改めて芸能界はストイックな世界だと思いました。
今日google+で、秋元康氏から北原里英さんへ新番組への出演についての業務連絡がありました。
番組の内容は「男性3人、女性3人が一つの家に住む恋愛バラエティーで」「現役のアイドルが知らない男性たちと一緒に住」み、「その家に住んで、そこから仕事に行くことになる。」というもので「現役のアイドルは恋愛と仕事とどっちを取る?が、テーマだ。」とのことでした。
出演するかどうかは北原さんの判断に任せるとのことでしたが、こんな番組への出演の判断を当の本人に任せる秋元康氏の豪胆さとそれだけの信頼を勝ち得た北原さんにプロとしての敬意を覚えました。

最後に「厳格に訊け」無事購入できました。笑えて考えさせられる漫画でした。
厳格の全く教条的でない説教に今東光氏の説教に通じるものを感じつつ「女について」に描かれるよしりん先生の生の姿が見え隠れするようでした。
こんな破天荒なキャラを生み出しつつ、原発や皇統についても真剣に論じることができるよしりん先生の思考の幅の広さと、そして言っている内容の芯のブレのなさに改めて驚嘆です。
改めて異常天才と呼ばれる所以を思い知らされました。
また次回を楽しみにしております。
No.46
146ヶ月前
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第6号 2012.9.25発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・ 小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、 AKB48ブームから現代社会を掘り下げる(本当は新参ヲタの応援記!?) 「今週のAKB48」、よしりんの愛用品を紹介していく「今週の一品」、 漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと 紹介する「よしりん漫画宝庫」、『おぼっちゃまくん』があなたの 人生相談に真剣回答!「おぼっちゃまくん人生相談~言われたとおりに 生きるぶぁい~」、読者との「Q&Aコーナー」、秘書による よしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。 (毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※今週の「ゴーマニズム宣言」では民主党代表選を振り返り、 野田首相が  原発ゼロの「閣議決定」を見送った背景、さらにアメリカとの 関係、  自民党総裁選についても徹底分析します! ※「今週のAKB48」は先週号に引き続き、AKB48の「恋愛禁止ルール」に  つ いてと、アイドルの本質について論じます。AKB48は果たして本当に  「ダダ漏れ」なのか!? ※「今週の一品」ではよしりんを助ける、ある女性の存在が明らかに…! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言   第7回「野田首相はなぜ原発ゼロの『閣議決定』を見送ったか?」 2. 今週の一品・5品目「ヤクルト」 3. 今週のAKB48・第7回「アイドルの本質と恋愛禁止ルール」 4. おぼっちゃまくん人生相談~言われたとおりに生きるぶぁい~第7悶 5. よしりん漫画宝庫・第6回「『厳格に訊け!』③『説教革命』は続く!」 6. Q&Aコーナー 7. 今週のよしりん・第6回「ゴー宣道場と博多の夜の出来事」 8. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 9. 読者から寄せられた感想・ご要望など 10. 編集後記 第7回 「野田首相はなぜ原発ゼロの         『閣議決定』を見送ったか?」  民主党の代表選挙で、野田首相が得票率7割の圧勝を収めて再選された。  …だが民主党がいつまで政権を維持できるかわからないという虚しさ からか、自民党の総裁選の方に注目が集まり、民主党は見捨てられてる感が 強くて、気の毒なくらいだ。  それほどまでに民主党政権は、国民の信頼を失っている。    確かに鳩山元首相の単純馬鹿な理想主義のせいで、民主党の評価は 圧倒的に下がった。  しかし、野田首相はなかなかしぶとい肝の座った政治家で、もし自民党に いたなら、今の自民党の総裁候補よりはいい仕事をしていただろうと、 わしは思っている。  人権擁護法案を閣議決定したことはわしも失望したが、サヨクを抱えた 党内事情だからこその妥協なのだろう。これ以上、党を割る議員が出て くると、益々政権運営が困難になる。  自分が民主党で総理総裁になったら、どう政権運営するかを考えずに、 右からも左からも文句ばっかり言ってるようでは、駄々っ子と同じだ。            話を原発問題に絞っていこう。  野田政権は9月14日、「革新的エネルギー・環境戦略」を決定、 「2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を 投入する」 とした。  この「新エネ戦略」は抜け道だらけで、即時「脱原発」を唱える立場 からは相当甘いと言わざるを得ないものではあった。   それでも、まがりなりにも野田首相は「原発ゼロ」の方針は 「ブレない」 と明言し、これは 「国民の覚悟」 であり、 「ポピュリズムではない」 と 言っており、事実上、それが野田首相の代表選公約だったはずだ。   ところが野田政権はこの新エネ戦略を閣議決定することすらできず、 単なる「参考文書」扱いに留めてしまった。  これはなぜなのか?   実はこれは、アメリカ政府の要求に屈したためだったと、9月22日の 東京新聞がスッパ抜いている。  政府は9月初め以降、在米日本大使館や、訪米した大串博志内閣政務官、 長島昭久首相補佐官らが新エネ戦略の内容説明を繰り返していた。   それに対して米高官の国家安全保障会議(NSC)のフロマン補佐官 などから懸念が示され、結局野田政権は米側の意向に沿い、新エネ戦略の 閣議決定を見送ってしまったのである。         そもそも、米国では 「シェールガス革命」 で天然ガス価格が大幅に安く なったことなどによって、とっくに原発は採算の合わない、過去のエネルギー と見られている。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!