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諫議大夫さん のコメント

今週も配信ありがとうございます。
Vol.144の感想です。
「ダイナミックな歴史観を堂々と語れる首相が現れればいい」まったく同感です!昨今の首相と呼ばれる人たちは、「大東亜百年戦争史観」はもとより歴史的見地に立って日本のビジョンを語らなさ過ぎです。
それはアメリカに付いていけば安泰だと、またアメリカと運命を共にしようと、一方で憲法9条で平和は守れるんだと本気で思っている政治家がいて、そのためには過去の日本の戦争は愚かだったと自国の歴史観をアメリカ様に平然と差し出す、それでも国民の代表かとわたしは首をかしげたくなります。
そんな体たらくだから、保身を第一に考え国民から非難を浴びても辞職しない某議員や品のないヤジを飛ばす某首相、カネ集めに奔走する議員、政局だけを見て日本のグラウンドデザインを考えない議員、ネトウヨ議員等など…が出てくるのも仕方のないことなのかもしれません。いや仕方のない事で済むことでは本当は無いのですが。
それに比してよしりん先生が外国特派員協会で語った事の中で国連から「旧敵国条項」を削除するようアピールしたのは痛快でした!どうして他の政治家たちは先生のように世界に向けてメッセージを発信できないんでしょうか?
わたしにはそれが歯痒くてたまりません。

時浦さんの「よいしょでいこう!」今週も冴えています!
しかしこんな出鱈目な本に真っ正面から付き合うトッキーさんの姿勢には本当に頭が下がります。
わたしなら一読して(その電波な文章のために)頭が痛くなるような内容なのに…。
渡部・中川両氏といった保守派の重鎮をバッサリと薙ぐ姿は、さすが上等兵殿といったところです(笑)

ところで、今週のQ&Aでふぁんたんさんが質問されていた、「小林先生は44歳時、どのような作品を描いておられましたか?」に対して小林先生が「『ゴーマニズム宣言』じゃないかな?」と回答されていましたが、念のために申し上げますと、小林先生が44歳のときは今から18年前のことで、1997年のこと、ちょうど「戦争論」を執筆されていらっしゃって、サカキバラ事件(少年A)があった頃だったのです。

しゃべクリですが、わたしのネタの1コマ目は、「ザ・神様」で景行天皇がヤマトタケルの兄オオウスノミコトが朝餉に参加しなかったのを弟が咎めて兄を殺したシーンにかけて、ディナーショーに参加しなかった袋小路君を咎める茶魔にアレンジしました。
4コマ目は、わたしの力作&関西人の本懐としてのネタです(笑)吉本新喜劇をリアルタイムのテレビで見れない地域の人はどう思ってらっしゃるのか、知りたいところではあります(笑)
最後のコマの「ちょーど時間となりましゅた―」は、地元河内音頭をベースに、東京漫才の「相模三太・良太」(名前あっているでしょうか?)をほうふつとさせるちょっぴり懐かしいネタに仕上げています。

がんTさん、元坂口さんと2作も連続でコラボするなんて、私には裏山鹿〜です(笑)

そして、元坂口さん、「進撃の巨人」ネタ!別に申し合わせたわけでもないのに(笑)どうしてこんなにネタがかぶるんですか?最高です(笑)

そして、つぼきちさん、しゃべクリデビューおめでとうございます!「吸血公務員つぼきち」、爆笑してしまいました。
体を張って(?)ネタを提供するつぼきちさんの姿勢にただただ感動するばかりです。
しゃべクリでライジングを盛り上げていきましょう!
No.68
105ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第144号 2015.8.18発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…安倍首相の戦後70年談話が発表された。もともと安倍晋三が戦後70年談話を出そうとしたのは村山談話を否定するためであり、安倍を支持する自称保守派はそれを期待していたはずである。しかし結局は村山談話の揺るぎない踏襲を宣言、“自虐史観の克服”は大きく後退してしまった。従米属国精神によって書かれた安倍談話を徹底検証する! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!調味料へのこだわりはある?集団のルールに依拠せずに子供を善行に導くにはどうするのが良い?ロッテのお家騒動、どう思う?ゴー宣の翻訳は考えている?日本はいつまでお詫びを続けるべき?『古寺記』(SAPIOで連載)の再開は?天皇陛下の終戦記念日のお言葉に「反省」があったことをどう感じた?…等々、よしりんの回答や如何に!? ※著名なる言論人の方々の立派な御意見を思いっきり褒めそやす「御意見拝聴・よいしょでいこう!」。誰も知らない、証拠もない、けれども日本中を裏で支配している、恐るべき共産党の陰謀と日夜戦い続けている、日本保守論壇の二大虚頭・渡部昇一、中川八洋両先生!今回もお二人の篤き尊皇心に学びましょう! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第139回「安倍首相の戦後70年談話を検証する」 2. しゃべらせてクリ!・第104回「チャマシック・ワールドの大激突ぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. 御意見拝聴・よいしょでいこう!・第4回「『皇室消滅』④毅然として真に勇気のあるお方、竹田恒泰様!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第139回「安倍首相の戦後70年談話を検証する」  8月14日、安倍首相の戦後70年談話が発表された。  安倍談話は戦後50年の村山談話の約2.6倍、戦後60年の小泉談話の3倍近い長ったらしいものだった。   もともと安倍晋三が戦後70年談話を出そうとしたのは村山談話を否定するためであり、安倍を支持する自称保守派はみんなそれを期待していたはずである。  ところが蓋を開けてみれば、 ただ村山談話を冗長にしただけの代物。「植民地支配」「侵略」「痛切な反省」「心からのおわび」という村山談話の4つのキーワードも全て入れ、「歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります」と、村山談話の揺るぎない踏襲を宣言してしまった。    同日に出演した「朝まで生テレビ」では、この談話は事前にアメリカに見せているはずだと指摘しておいたが、案の定、 談話の作成にあたっては事前にアメリカに内容を説明し、理解を求めていたという報道がすぐに出てきた。   国民はこれを普通の事として受け入れているが、首相自らが「内政干渉」を申し出るというのは属国の証明である。  もし中国に日本の首相談話をチェックさせていたら、大騒ぎになったはずだ。中国には内政干渉させない、アメリカなら内政干渉されていいといのが、この国の従米属国精神なのだ。  結局のところ、安倍首相やそのコアな支持者が唱えていた首相談話からの自虐史観の克服は、戦勝国の監視を恐れてどんどん後退し、ついには安保法制を通すために、村山談話を踏襲するしかなくなってしまったわけだ。  これは完全に安倍首相自身の変節であり、保守派は激怒してデモを起こさねばならないのだが、静かなものである。相変わらず、安倍ちゃんのやることなら何でも支持の、安倍真理教に嵌ってしまっている。  こんなことなら、新談話を出す意味など何もない。村山談話でよかったのである。  わしは外国特派員協会の記者会見で「アメリカの戦争史観に染まったような談話だったら批判する」と表明しておいた。   もちろん、先週批判した有識者懇談会の報告書を見た時点で予想がついていたことだが、 談話は完全に欧米中心の歴史観によって書かれていた。 これについても、批判する以外にない。  談話では日本は満州事変以降、道を誤ったとして次のように言っている。   世界を巻き込んだ第一次世界大戦を経て、民族自決の動きが広がり、それまでの植民地化にブレーキがかかりました。この戦争は、一千万人もの戦死者を出す、悲惨な戦争でありました。人々は「平和」を強く願い、国際連盟を創設し、不戦条約を生み出しました。戦争自体を違法化する、新たな国際社会の潮流が生まれました。  当初は、日本も足並みを揃えました。しかし、世界恐慌が発生し、欧米諸国が、植民地経済を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃を受けました。その中で日本は、孤立感を深め、外交的、経済的な行き詰まりを、力の行使によって解決しようと試みました。国内の政治システムは、その歯止めたりえなかった。こうして、日本は、世界の大勢を見失っていきました。  満州事変、そして国際連盟からの脱退。日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。  日本は、平和を望む欧米諸国が作った「新しい国際秩序」への「挑戦者」になったというのだ。   こんな単純な「欧米=善玉、日本=悪玉」の歴史観は、実は欧米の研究者でさえ否定している。  少々長くなるが、イギリスの歴史家クリストファー・ソーンの『満州事変とは何だったのか』(市川洋一訳、草思社)から引用しよう。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!