• このエントリーをはてなブックマークに追加

kosuke.komiyaさん のコメント

配信ありがとうございました。

まずネット上で実名を隠すというのは問題ではないと思いました。

では、実名を隠す理由はどういうものが考えられるかというと、
1.お遊び感覚、無意識的に実名を避けているだけ
2.社会的に弱い立場にあり、実名を晒すことに大きな社会的リスクがあり、
  このような場(ネット)でしか発言する場がない
3.バレると自分の(実名の)社会的信用に傷がつくような活動を、ネット上で行っている
ではないかと思います。

1,2の方々に対して実名を晒すような行為に及ぶのは、
法的にどうかはわからないが、
私の道徳的には「そんな大人げないことするなよ」という感覚です。

3に関しては、状況によると思います。


ネットで胸クソが悪くなるような発言を、人に対して、匿名で繰り返していた
坂本秀樹氏は3に該当すると思います。

高島章弁護士がネットで「はすみリスト」に対する意見は、
先生の職業上の良心、道徳上の良心から出た行動でしょう。
「公開情報だから」良いというが、
それに「差別先導者」というレッテルを貼って、世界に公開されることは
まったく意味合いが変わってくる。
という主張は、私もハッとしましたし、そのとおりではないかと思いました。


坂本秀樹氏はこれに対して、幼稚な罵倒を繰り返すだけではなく、
名誉毀損行為を、匿名で行ってきたわけですから、

これは、高島章弁護士がご自身の名誉にかけて、
「実名」 vs 「匿名」の戦いを、
「実名」 vs 「実名」の戦いに持ち込んだという話でしょう。


また匿名では非道徳的な行いを繰り返していた坂本秀樹氏が、
実名社会ではある程度の社会的信用の上で、
子どもたちに対して、道徳者のように振舞っていたという点でも、

これに制裁を加えるというのは、
私は意味のあることではないかと考えました。



便所の落書きでも、
場合によってはそれは人や社会に悪い影響を与えることもあると思います。
坂本秀樹氏はそれに対して、責任を負うべきです。
No.50
109ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第157号 2015.12.1発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…はすみとしこなるネトウヨ漫画家が、シリア難民を誹謗中傷するイラストを公表した事件を発端に、ネトウヨとネトサヨ(しばき隊)を巻き込んだ、実名・勤務先ほか個人情報の曝し合いが始まった。「差別主義者には法律で社会的制裁を加えろ」と主張した小林よしのりは、彼らと同じなのか?ネットでの「実名曝し」は道徳的に是か非か? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!テロのリスクを被ってでもシリア難民を受け入れるべき?値切り(オマケ)交渉はする?女優・原節子が出演している映画で好きな作品は何?仕事で壁にぶち当たった時、どう乗り越えれば良い?楽しみにしている作品をネタバレされたら怒る?母は娘を「違いの分かる女」に育てるべき?…等々、よしりんの回答や如何に!? ※著名なる言論人の方々の立派な御意見を思いっきり褒めそやす「御意見拝聴・よいしょでいこう!」。前回に引き続き、時代の一発屋・SEALDsとノスタルジジイ・高橋源一郎氏の御本『民主主義ってなんだ?』を紐解きます!いよいよ本文、“SEALDsのみんなの素敵な言葉”の数々を読んで参ります!楽しみすぎて…震える!! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第153回「ネットの中の道徳の大崩壊」 2. しゃべらせてクリ!・第117回「びっくり仰天!すべらない『しょんなバナナ!』の巻〈後編〉」 3. 御意見拝聴・よいしょでいこう!・第10回「『民主主義ってなんだ?』③めっちゃ楽しいヒップホップデモで“まぶしい”青春!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第153回「ネットの中の道徳の大崩壊」  次回、12月13日のゴー宣道場は 「道徳Revenge」 と題して行われる。  事前に「これはどう判断するのが道徳的に正しいのか?」と迷うような例題を募集中で、ゴー宣道場ブログでも各師範や門弟たちが様々な例題を挙げている。  そこで今回は、最近起きた道徳的判断を問われる問題を紹介しておきたい。  発端は、はすみとしこなるネトウヨ漫画家が、シリア難民を誹謗中傷するイラストを公表した事件だ。 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1510/05/news107.html  これは議論の余地なく不道徳であり、このことが海外にまで報道されたのは、日本の恥さらしとしか言いようがない。  ところがこれを支持する者がいて、かえってこの騒ぎを期に、はすみとしこのイラスト集が出版されることになったという。版元は「青林堂」だ。  青林堂は伝説の漫画雑誌「ガロ」を出版していた会社だが、創業者社長が亡くなった後は迷走を重ね、今では「オークラ出版」と一、二を争う最低のネトウヨ出版社になり果てている。  もう、かつての青林堂とは全くの別物であることは重々承知しているのだが、それでも「青林堂」の名がこうも果てしなく汚されていることには、心が痛むばかりである。  この難民差別イラストに関して「反安倍 闇のあざらし隊」を名乗る者がツイッターで、次のように宣言した。 「はすみとしこ」のFBページで下衆な絵をはやし立てている下衆な連中のプロフィールから、居住地、出身校、勤務先をリスト化するドイヒー「はすみしばき」プロジェクト、密かに進行中。320人以上のものが名前と共にまもなく公開されます。  そして実際に、はすみとしこのフェイスブックで問題のイラストに「いいね!」を押した者、400人以上の実名や居住地などをリストにして、ネットに公開したのだ(「ドイヒー」とは「ひどい」の意)。このいわゆる「はすみリスト」は、ネット内で大問題となった。  すると今度は「はすみリスト」を曝した「反安倍 闇のあざらし隊」が実名を特定され、ネットに曝された。 この人物は「レイシストしばき隊」のメンバーで、しかも ネットセキュリティ会社の社員だった。  これは情報を保護する立場である会社の社員としてあるまじき行為として問題化し、会社も社内調査に乗り出すとともに関係者に謝罪を表明。  調査の結果、セキュリティ会社は自社のシステムやデータが使われた事実はなかったとしたが、このしばき隊の男は自主退職した。  そして「はすみリスト」の騒動は、思わぬところに飛び火してきた。しばき隊シンパと思われる者が、時浦のツイッターにこう質問してきたのだ。 小林よしのり氏は、「ネットで差別書き込みをする者は、住所と氏名を公開して社会的に抹殺すべき」と、はすみリスト以上の処置を提案していますが、それはいいんですかね。  そんなこと書いたっけ? と思ったが、どうやら2年前のこのブログのことらしい。 https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=jojxeo458-736  わしは 「こういう差別野郎どもの住所・氏名を公表して、社会的制裁を加える法律を、自民党は作れ!」 と書いたのであって、あくまでも法的な規制を求めたのである。 決して現在行われているような、野放図な私刑を支持したわけではない。  しかも、制裁を加えるべきとしたのは差別の言動をしている本人であって、単にフェイスブックで「いいね!」を押した程度の者までは想定していない。  それでもわしが言ったことは 「はすみリスト以上」 ということになるのだろうか?  一方、新潟水俣病第3次訴訟の弁護団長を務めている高島章弁護士は、ツイッターで以下のように私見を発表した。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!