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OZI_elliottさん のコメント

お邪魔致します。
トッキーさんのブログ、
朝日新聞の岩崎記者が「よしりん企画」を訪問なさった報告を読みました。
いや、岩崎生之助記者さん、天晴れだと思います。

それほどの「小林よしのり」ファンの記者さんにして
相変わらずの読者を誤導する様な記事内容らしかった事は
現時点での朝日新聞の限界かな?と思わずにはいられませんが

トッキーさんも
『「デマ記者」云々は少々言葉が過ぎたかと自省しました。』
と書かれている様に、記者となれ合いになる事無く。
これで、今後岩崎記者の記事に全く変化がみられないなら
容赦なくトッキーさんは再び批判されることでしょう。
これからの岩崎さんを含めた「朝日新聞」にも期待を寄せ
見守りたいと思います。

今回、岩崎記者の行動で賞賛したいのは、
不毛になりがちなツイッター上でのやりとりは、する事無く
連絡を入れてご本人自らが、顔をさらし「よしりん企画」に
やって来られた事です。
ある意味マスコミ人としては
当然!と言えばそれまでかもしれませんが、
何かと非常識な出来事が横行する昨今
その潔さが際立ちました。

そう、小林よしのりさんの周辺ではこういう事が起こる可能性、
ある意味「希望」があります。

よしりん先生、ご自身「よい人」と見られる気は全くない
と常々仰っておられますが。
「小林よしのり」の良さとは、特定の主義、主張をされている事ではなく。
『感情の劣化』のある意味対極にある『思考の豊穣』が作品、言論から伝わる事です。

小林先生、「よい人」ではないかもしれませんが、
初期ゴー宣、「差別論スペシャル」「脱正義論」の昔から
自分にとってはずっと「佳き人」です。

No.65
101ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第158号 2015.12.8発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…明日・12月9日、『大東亜論』第二部「愛国志士、決起ス」が発売される。この作品で描いているのは明治初期に起きた動乱、いわゆる「不平士族の反乱」である。しかし、この動乱を「不平士族の反乱」と呼んだ時点で、もう日本人ではない!!明治維新以後、失われた「日本人のエートス」とは何か?西洋文明に対して負けることを覚悟で蜂起した、志士たちの気持ちを理解できるかどうか?それは日本人としてのアイデンティティを持っているかどうかを判断するリトマス紙となるのだ! ※「ザ・神様!」…ついに恋しいミヤズヒメとの再会を果たし、めでたく男女の契りを結んだヤマトタケル。しかし、そこで生まれた小さな心の緩みが、運命の大きな分かれ道に!?父・景行天皇の愛を渇望し、哀しい戦いに身を投じ続けたヤマトタケルの物語、いよいよクライマックスへ! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!モノの見方はどのように育んできた?ストーカー行為を繰り返す老人が増えている!?日本が対テロの有志連合に加わる可能性はある?友人に『ゴー宣』を勧めたい!どの作品から読ませるべき?「ふるさと納税」をどう思う?史実を元にフィクションを作る場合、史実通りに描くべきでは?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第154回「『大東亜論』【愛国志士、決起ス】について」 2. しゃべらせてクリ!・第118回「最高ハッピー!艶子サンタのラブラブクリスマスぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第70回「ヤマトタケル物語・その11」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第154回「『大東亜論』【愛国志士、決起ス】について」 『大東亜論』第二部「愛国志士、決起ス」が明日・12月9日に発売される。  日本人は明治以降、急激に西洋化を推し進め、近代主義・合理主義を受け入れることで、ずいぶん精神性を変化させた。 日本人ならではの道徳や信仰など、魂(エートス)の部分が薄まってきた。   エートスというのはアリストテレス倫理学では、人間が行為の反復によって獲得する持続的な性格・習性のことだと分析される。ある社会的集団・民族を支配する倫理的な心的態度のことである。  武士のエートスは、「恩義に厚い」「自己犠牲の精神がある」「潔い」「恥を知る」「惻隠の情がある」など、封建的な忠義の精神から出来上がってきた。  だが、明治維新以来の近代化は、当然、武士のエートスを揺るがせずにおれない。  現代の日本人は大東亜戦争の敗戦後、GHQの占領統治によって、さらなる洗脳を受けているので、もはやエートスなき日本人に頽落したかもしない。  そんな中で、果たして『大東亜論』がどう読まれるか?興味深い実験である。 「愛国志士、決起ス」で描いているのは明治初期に起きた佐賀の乱、萩の乱から西南戦争に至る、いわゆる「不平士族の反乱」である。  だが、そもそもこの一連の内戦を「不平士族の反乱」と称するところに一番の問題がある。その名称で呼んだ時点で、もう「日本人ではない=日本人のエートスを持っていない」と認定してもおかしくないくらいだ。   当時の士族たちは、西洋文明にすり寄る政府を打倒しようとしたのであり、その点においてはイスラム原理主義者と共通する部分がある。   これを単なる「反乱」としか理解しないのは、要するに「西洋文明こそが正しい」という価値観に染まりきっており、西洋文明に異を唱える者は「反文明」の単なる不平分子だという評価しかできなくなっているということだ。  つまり、既に日本人の価値観を喪失しているのである。  明治初期の動乱を「不平士族の反乱」の一言で片づけ、その意義を考えてこなかった戦後日本人は堕落しきっていたのだ。  だからこそ9.11テロが起きた時も、フランスでテロが起きた時も、途端に準白人化して「テロとの戦い」を叫び出す自称保守が続出するのである。一体、これのどこが「保守」だというのだろうか?  本当に日本人の感覚を持っているのなら、あんなに簡単に西洋人の方に同化できるわけがない。やはり、日本人のエートスが希薄になっているのである。 「愛国志士、決起ス」に登場する者たちは、いずれも負けることを覚悟で蜂起し、次々に死んでいく。  主人公たる頭山満以下、後に玄洋社を興す面々も、たまたま蜂起の前に手入れを食らって獄につながれていたから生き残っただけで、そうでなければ全員萩の乱か福岡の変に参戦し、死んでいただろう。   命を懸けて、抵抗せざるを得ない者たちがいた。   西洋文明に対して、負けることがわかっていても戦わざるを得ないという「誇り」を持つ者たちがいた。  その気持ちがわかるかどうかが、日本人としてのアイデンティティを持っているかどうかを判断するリトマス紙となるのだ。   決起した志士たちには、時の藩閥政府はまるで西洋に洗脳されてしまっているかのように見えたであろう。  単に断髪し、洋装して、西洋文明を受け入れているからということだけではない。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!