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年末読者企画実行委員さん のコメント

~平成27年度 ライジング版流行語 ベスト11入選の発表~

☆ 第3位 「個」は生産の現場からしか形成できない(2015/9/21ブログ)5票

《選考者のコメント》
●ハンナ・アレントの『人間の条件』を彷彿させる名言!
●公と私の葛藤あってこその、生産なのだと思いました。。
●生産の現場で悪戦苦闘を続ける覚悟が定まりました。
●これぞ名言。


☆ 第4位 「インスタント・カルト」(Vol.131 ゴー宣)4票

《選考者のコメント》
●現在のネット社会の弊害を、見事に言い表した言葉だから。
●親米ポチもそうだけど、絶妙な造語を作る天才です。
●これほど正確・適切に世相やネット依存などを表現できる言葉はないかもしれませんね。
●男系カルト→岡崎久彦のオカルト・カルト→LINEで殺人の相談を軽くできるインスタント・カルトと、「カルト」という言葉の発明は、よしりん先生の専売特許だと思います。


☆ 第5位 「ストレスエスケープ」(Vol.159 ゴー宣)4票

《選考者のコメント》
●今の状況を言い表した何と鋭く的確な言葉でしょう。言葉が与えられることは「ハッとすること」。
●これは本当に名言だと思う。
●インスタント・カルト」に匹敵する、世相を斬る名言・金言。的確すぎます!
●目にも優しく、耳さわりのよい言葉が並び、心地のいい物語しか世になくなってしまうとしたら、ストレスに対する耐性や、生命力が弱くなるだけでなく、他者に対して狭量で、とくに弱者を思いやる気持ちや、もののあはれとか、逆になかなか育まれないのではないかと思います。


☆ 第6位 「チキンペテン」(1月22日生放送)4票

《選考者のコメント》
●こうとしか言いようのないインチキ詐欺師でした。
●チキンな上にペテンかよ! ペテンな上にチキンかよ!
●平成27年のマイ流行語大賞に決定
●こんなもんに大賞やりたくない(笑)でもリベンジできたから一発屋として来年は忘れたい。


☆ 第7位 「ネットは馬鹿も利口もフラットになる」(Vol.130 Q&A)4票

《選考者のコメント》
●これは、肝に命じておかなければならない事だと思いました。
●ネットは自己肥大化の加速装置・虚飾装置なのでしょう。
●ズバリ!この一言が本質と存じます。
●短いのに適格な表現。


☆ 第8位 「タマキン・スカイウォーカー」(Vol.152 編集後記)4票

《選考者のコメント》
●さすがギャグ漫画家、と唸ってしまうネーミング。今でも思い出すたびに笑ってしまいます。
●LINEスタンプにも、ソフトバンクのCMにも、友だちんこが出てこない世の中はなんだか解せない私です。
●なんだかんだ言っても、やはり下ネタは珍言の宝庫だと思います。


☆ 第9位 「お風呂入らはったん?」(Vol.147 Q&A)4票

《選考者のコメント》
●このふんわりした雰囲気が可愛くて印象的です。
●娘の言葉ですが投票してしまって申し訳ありません。このQ&Aはとても印象深く心に残っています。
●子供って、かわいいなぁ。親御さんがかいた冷や汗を想像して笑いました☆


☆ 第10位 「積極的平和安全温和のどか太平無事ピース乳もみ主義」と言ったところで、それは痴漢です(Vol.150 Q&A)4票

《選考者のコメント》
●シンプルに、目に入った瞬間死にましたので(笑)
●何回読んでも意味が分からないのに面白くて、この回答はさすが先生!と唸りました。
●このような公論ギャグが大好きです。


☆ 第11位 「ヨシュラン」(Vol.158 編集後記)4票

《選考者のコメント》
●面白い(^^)
●思いっきり吹き出しました。先生は、やっぱし面白い♪
●「ヨシュラン・ガイド」が欲しいです!!(笑)
No.106
101ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第159号 2015.12.15発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…最近、週刊誌が安倍政権の批判を書くと、部数が落ちるらしい。あれだけ騒いだ安保法制が成立してしまっても、パンツ泥棒が大臣になっても、年金の運用で約8兆円すってしまっても、全く怒りの声が上がらない。メディアでは「批判」はウケず、売れるのは単なる「解説」だそうだ。現代は、怒らない・批判もしない・心地いいものしか求めない「ストレスエスケープ」の時代になったのだ!果たして、この先にあるのは!? ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!皇統問題はいつになったら解決するの?出会った女性と読書の趣味が違う場合、どうするべき?入院中、同室の患者がワガママ放題!看護師は患者の言うことを全て聞かないといけないの?『大東亜論』の構想はいつ頃からあった?NHK大河ドラマ『花燃ゆ』をどう見た?…等々、よしりんの回答や如何に!? ※著名なる言論人の方々の立派な御意見を思いっきり褒めそやす「御意見拝聴・よいしょでいこう!」。前回に引き続き“SEALDsのみんなの素敵な言葉”の数々を読んで参ります!突然出てきた「小林よしのり」の名!さらにはシールズの運動がもたらした功績まで明らかに!?さぁ、皆さん!シールズに感謝しましょう! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第155回「『ストレスエスケープ』の時代」 2. しゃべらせてクリ!・第119回「最高ハッピー!艶子サンタのラブラブクリスマスぶぁ~い!の巻〈後編〉」 3. 御意見拝聴・よいしょでいこう!・第11回「『民主主義ってなんだ?』④シールズすごい!運動がもたらした思わぬ功績!!」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第155回「『ストレスエスケープ』の時代」  最近、週刊誌が安倍政権の批判を書くと、部数が落ちるらしい。  一時期、女性誌で安倍晋三批判が受けていて、安倍が女性に嫌われているからと、週刊文春も安倍政権批判に挑んだが、それも長続きしなかった。  安保法制を巡っても、説明不足だ、強引だ、立憲主義の危機だと騒いだはずなのに、成立してしまえば大して政権のダメージになることもなく、支持率もすぐに回復してしまった。  対抗する野党がいないからという理由ならば、「支持政党なし」が増大して政権支持率は上がらないはずだが、50%近い支持率があるのだ。「消去法」ということでもなく、ある程度積極的に安倍政権が支持されていると見るしかない。  しかし、なんで?  パンツ泥棒が大臣になって、さらに政治資金の問題がゾロゾロ出てきながら居直っていても、誰も怒らない。  もう3年も経ってアベノミクスの失敗は明らかになっているのに、それでも「新3本の矢」とか言い出しても、誰も怒らない。   もっと驚いたのは、年金の運用でハイリスクの株式の比率を高めたところ、たった3カ月で約8兆円もすったというとんでもない事態が起きてしまったのに、全然怒りの声が上がらないことだ。  みんな、年金を全くあてにしなくてもいいほど裕福なのだろうか? それとも、株価が回復すればすった分は取り返せるとでも思っているのだろうか? これはバクチなのだ。次に勝てばいいと言ってるうちにスッテンテンというのが大抵のパターンなのに、なぜ誰も危機感を感じないのだろうか?   あるいは、もうどうせ年金なんてもらえないんだからと諦めきっているのだろうか?  週刊誌の編集者に聞いたのだが、今は「批判」を載せたら売れないらしい。  テレビでも「批判」は嫌われるようで、TBSの「NEWS23」でアンカーの岸井成格が政権批判をするのがけしからんと、新聞に意見広告を出す連中までいる始末だ。   ジャーナリズムは権力を監視するのが仕事であり、ジャーナリストが政権批判をするのは当然のことなのに、それをするなというのだから、頭がおかしいとしか言いようがない。  そして、いま売れるのは「解説」だという。   池上彰のように、世の中こうなっていますよと説明するだけでいい。それ以上に、世の中こうなっているが、おかしいではないかとか、世の中こうであるべきではないかとか、そういう意見は聞きたくないのだ。  解説だけを聞いて、「世の中こうなっているのか、へーえ、おしまい」・・これで、何が面白いのだろうか!?   どうせ自分が世の中に対して怒ったって何も変わらないし、しんどいだけ。無駄に感情を波立たせることなんかしたくない。なるべく平穏に心地よく、ただ何が起きているのかを情報として仕入れたらそれでいい……そのような完全に無気力で怠惰な気分が蔓延しているらしい。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!