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武藤さん のコメント

先生がブログに書いていた明治大正にかけての風俗の変化ですが服装の変化については『日本のファッション』に詳しく書いてありました。
明治維新の到来で文明開化の波が衣服の分野に及び、チョンマゲに洋服、断髪に着物で靴での和洋折衷スタイルが流行りました。
それでも江戸以来の和服は庶民の男女ともに、明治時代を通し着用されました。
上流階級では不平等条約改正の為に、男子はフロックコート、貴婦人はバッスルスタイルを着用した鹿鳴館スタイルが流行りました。
しかし、明治20年ごろには、上流階級でも洋装ブームの熱は冷め、和服が復活しました。
女子学生の海老茶色の袴姿は、女子学生の制服になり、束髪が流行しました。
大正時代になると生活面での洋装化は進みますが、
女性の場合は外出、室内着ともに和装が中心でしたが、モダンな服をして活動する女性は同性として
憧れの存在になるようになりました。
関東大震災が勃発すると、女性にも機能的な洋装化を促すことになりました。さらに、世界的な大不況により刹那的、享楽的な雰囲気が生まれ「エロ、グロ、ナンセンス」が社会的な風潮になりました。
シンプルなワンピースが昭和の前後には室内着、普段着ともに一般層にまで広まっていきました。
加速度的に洋装化が進んだのは、やはり戦後であり
外国崇拝の影響を背景に進んでいきました。戦後初期はパリスタイルの高級スタイルであったのが、
大衆向けになったことが洋装が違和感なく受けいられられるようになった原因だと思います。

No.74
100ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
(号外 2016.1.5発行) ゴーマニズム宣言 「皇位継承は黄信号である」  昨年12月に開催された宮内庁職員による文化祭に、秋篠宮家の長男・悠仁さまが作られた信号機の模型が出品された。  その出来は9歳の子供の作品とはとても思えないもので、高さ3.3メートル、横2.4メートルのほぼ実物大で、精巧に模している。しかも実際に点灯し、点灯時間は青51秒、黄3秒、赤53秒と計算されているという。  悠仁さまは幼稚園の頃、信号機が電球からLEDに切り替わることを聞いて以来、信号機に興味を持たれたという。文献なども参考にされたようで、製作された模型は今ではほとんど姿を消した、1970年前後の電球式信号機を再現したものだった。  また「赤坂表町」という地名標識が添えられているが、これは秋篠宮邸近くにあった、50年前に廃止された地名だという。  正確な模型を作る能力といい、今は失われた昔の機種や地名に目をつけるセンスといい、すごい才能である。 http://withnews.jp/article/f0151212001qq000000000000000W02j0401qq000012840A  この話題自体は素晴らしいことである。  だが、これを紹介した週刊文春(2015.12.24)記事のタイトルを見て、途端に苦々しい気分になってしまった。 「悠仁さま9歳にしてこの大傑作  皇室の未来も“青信号”!」  ……皇室の未来が青信号だって!?  まったく、無知は罪だ。せめて勉強する意欲があればいいのだが、その気もない輩が、無責任に脳天気な放言をしてくれるから落胆する。   皇室の未来には、ずっと前から「黄信号」が点灯している。早急に手を打たなければ、じきに「赤信号」になり、取り返しのつかない事態になってしまうのだ!!   女性が皇位に就けない現在の規定では、皇太子殿下、秋篠宮殿下よりも若い世代の皇位継承有資格者は、悠仁さまただ一人である。  今のままでは、皇太子殿下の長女・愛子さまも、秋篠宮家の眞子さま、佳子さまも結婚したら皇室を離れることとなり、いずれは宮家がすべてなくなってしまう。   そして、悠仁さまが結婚されて、男児が生まれない限り、そこで皇統は断絶!日本から皇室が消滅してしまうのである!!   皇統断絶を防ぐには、女性皇族にも皇位継承資格を与え、ご結婚後も宮家を創設できるように皇室典範を改正するしかない。  普通の常識からいっても、世界の趨勢からいっても、女性が元首になることには何の問題もない。   しかも日本の場合は、歴史上にも女帝はおられた。そのうえ日本の皇室の祖先は「天照大神」という女神なのだ。  だが、男尊女卑というシナの思想が日本に入り込んでいて、それが日本本来のものであるかのように思い込んでしまった自称保守どもが、皇位継承者は「男系男子」に限ると主張し、女帝にも女性宮家にも強硬に反対している。   小泉政権下で進められていた、女帝を認める皇室典範改正を独断で潰したのが当時官房長官だった安倍晋三。野田政権下で進められていた、女性宮家創設を認める皇室典範改正を潰したのも、後任首相の安倍晋三である。   それならば、「男系男子」限定でも安定して皇位継承が行われるように、早急に手を打たなければならないはずなのだが、安倍政権は発足後3年を経過しても、何一つやろうとしない。  なぜ無為無策で通すかと言うと、もう安倍晋三自身も、「男系男子」限定の継承が無理だと分かっているからである。  だが、安倍政権のコアな支持層が「男系固執主義者」だから、皇位継承問題に手を付けるのを止めているのだ。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!