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akimasanatsukenさん のコメント

今週も配信有難うございますm(__)m
日本政府と金玉均の関係はアメリカとビンラディンの関係を想起し、それは帝国主義が招く帰結のひとつなのだと思いました。
安倍のような内弁慶に強者の振る舞いなど期待できるはずもありません。
慰安婦問題の解決は逃げ水の如く近づくことさえできないのではないかと思います。
No.14
106ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第167号 2016.2.23発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…引き続き慰安婦問題について、今週はその「解決」はありうるのかということを掘り下げて考える。慰安婦を「性奴隷」と見做している国際社会をどう説得するのか?日韓関係を改善させるためには何が必要か?反日感情を軟化させることは可能か?日本人はどのような振る舞いをするべきなのか? ※「ザ・神様!」…ご夫婦そろってはじめての共同作業でオノゴロ島をお造りになったイザナギとイザナミ。国生みの誓いを立てたご夫婦は、お互いの“出っ張った部分”と“へこんだ部分”をぴったり組み合わせて、今日もびしばし営みます ♥ ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子の「息子のゲーム機破壊」の件をどう思う?先生の思う「人類の究極の幸福」とは何?パパが100㎏近くまで太り、お腹も出て来た!先生から痩せるよう厳しく怒って!!私が最近見た悪夢を分析してください!新しい大河ドラマ『真田丸』をどう見てる?何歳まで生きたい?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第163回「慰安婦問題『解決』への道」 2. しゃべらせてクリ!・第127回「百発百中?茶魔台国の茶魔呼の亀甲占いぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第75回「どんな家に暮らしたい?神の生んだ日本の住宅第一号」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第163回「慰安婦問題『解決』への道」  引き続き慰安婦問題について、今週はその「解決」はありうるのかということをもう少し考えてみたい。  先週号で論点整理したとおり、慰安婦問題の「解決」とは決して韓国の納得を得ることではなく、「 日本の父祖の歴史の名誉を、国際社会の中で日本人が取り戻し、未来の日本の歴史を作っていく新しい世代に、正しい歴史を受け継ぐことができるようにすること 」である。  そこで、どう国際社会を説得するかが問題になってくる。   今や国際社会の中では強制連行の有無は問題にされず、前借金に縛られて強制的に性を売らざるを得なかったとなれば、性奴隷「sex slaves」と見なされるようになっている。  このことに対して藤岡信勝氏は、前借金に縛られるというのはあくまでも雇用契約の一種であり、「身売り」という言葉が使われているとはいえ決して人身売買ではなく、欧米でも徒弟制度の雇用関係などに、普通に例はあると言った。  それは確かにそうだろう。考えてみれば、ドラマの『おしん』を欧米人が見ても、主人公のおしんが米俵一俵で子守奉公に出されるのを「子守奴隷」だとはいくらなんでも言わないはずだ。   だが、労働の内容が売春だったら「性奴隷」になってしまう。 そこが本質なのだ。 日本人は、特に公娼制度があった時代においては、売春も職業の一種だという認識があるのに対して、キリスト教文化圏では決して売春を職業とは認めない。だから「奴隷」に結びつけてしまうのである。  これはもう捕鯨の問題と全く同じで、今現在の価値観から過去を断罪してしまう。 過去は今の価値観とは違うとか、民族によって違うという、「文化相対主義」をキリスト教文化圏の者にも、主張し続ける必要があるだろう。  とはいえ、 国連人権委の「クマラスワミ報告書」に書かれた 「慰安婦の総数は20万人で、その大部分は殺された」 などといった全くのデマは厳重抗議していくしかないし、クマラスワミ報告書も取り下げさせなければならない。  報告書を書いたスリランカ人の女性人権活動家、ラディカ・クマラスワミは当初、慰安婦の何が問題なのか全然わからなかったという。やはり、キリスト教文化の影響が薄い人が見れば、これはどこの国にもある戦場の娼婦じゃないかと思うものなのだろう。  ところが報告書の作成過程で、「強制連行」の吉田清治証言やら、シナの古典の残酷話をそのまま写してきた北朝鮮の元慰安婦証言と称する文書やら、ありとあらゆるデマ話が寄せられた。そして一切検証もせずにそれを全部鵜呑みにしてしまったクマラスワミが、なるほどこれは一大事だと、報告書にまとめ上げてしまったのである。   だから、もしもクマラスワミ報告書がデマだということが国際社会に認められれば、キリスト教文化圏以外からは「じゃあ、何が問題だったんだ?」という疑問も出るようになり、慰安婦問題全体の見直しにつながることもあるかもしれない。  わずかな可能性かもしれないが、まずは事実に反することを訂正させるのが第一歩である。   だが今回安倍政権がやった「日韓合意」は、そのためによかったのだろうか?   むしろ、デマに反論しようとしたら「問題を蒸し返すな」と発言を封じ込まれ、デマが事実として流通していく事態になってしまうのではないだろうか?  今回の「合意」では、それが一番懸念される問題である。  いくら慰安婦問題の解決と日韓関係は別問題とは言っても、わしとて日韓関係は改善した方がいいとは思っている。だが今回の「日韓合意」はどう考えてもその役には立たず、到底評価はできない。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!