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リボンの騎士さん のコメント

前々号と前号では、ある意味「自称保守」のお花畑ぶりを論じていただきましたが、今号で取り上げていただいたのは、お花畑の本家本元「サヨク」ですね。

中国人観光客が多く押し寄せる都内某所で、レストランを経営している人から聞いた話。
あるとき中国人12名で予約があり、ザワザワした予感はあったものの、当日は人数的に個室に通したそうです。その店は小林先生が美女と2人、お忍びで利用されてもおかしくないようなお店ですので、決して安い店ではありませんが、その中国人団体客は中でも最も高いコースを頼み、高いワインをバンバン開け、最終的なお勘定は60万。キャッシュで払っていったそうです。でも最初から最後までうるさいわ、行儀は悪いわで、個室とはいえどカラオケボックスのような防音設備があるわけではないですから、騒ぐ声が個室の外まで聞こえてくるので、他のお客様は泣く泣くお断りするしかなかったそうです。
一組の客が何十万使おうが店としては損害だし、ましてやその日以降、日頃来ていただいているお客様が寄り付かなくなってしまったら店の存続にも関わります。もちろんその日降は(張り紙はしないながらも)中国人の予約は受けないそうです。
これって差別ですかね?侮辱ですかね?排外主義ですかね?少し考えればわかりそうなものですが。

以前ご紹介いただいた木蘭さんの中国リポートでは、自分の存在感を強く示し、しつこく自己主張をしていかないと生きていけない国なんだなということがよくわかりました。それはそれで結構ですので、ご自分の国でやっててください、でもそれがどこの国でも通用すると思ったら大間違いですよ、という話だと思います。
そういうことが一番通用しないような、対極にあるとさえ言っていい文化や情緒を持ち合わせた歴史ある場所が京都だったはずですが、行儀が悪く傍若無人な観光客のために、建物の高さの規制緩和を検討したり、「おもて媚び」をするなんて本末転倒も甚だしいです。

他の国へ行けば散々嘲笑され、露骨に迷惑がられている中国人にとって、日本はそれはそれは居心地いいでしょうね。
その国が一番いちゃもんをつけたり、攻撃しているのは、相も変わらず、その一番居心地いいはずの日本だけど。
No.39
106ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
(号外 2016.2.29発行) ゴーマニズム宣言 「中国人の爆買いに媚びを売る自虐的『おもてなし』を止めろ!」  爆買い目当てにやってくる中国人なんかを有難がる連中の気が知れない。  先日、わしは銀座で映画を見たあとに目薬を買おうと薬局に入ったら、店内はものすごい数の中国人がたかっていてワーワー大声で話しており、商品を見ることもできない状態だった。  この混雑が引いたら選ぼうと思ったのだが、いつになるやら全くわからず、呆然とするしかなかった。  たまたまその時は、店員が気づいて何が必要ですかと声をかけてきて選んでくれたが、もう銀座では中国人爆買い客のせいで、目薬ひとつ自分では選ぶことができないのだ。  京都では、祇園の道端に座り込んでいたり、舞妓さんの通り道をわざとふさいで写メ撮ったり、舞妓さんに直接触ってきたり、傍若無人の振る舞いをしている。  清水寺の参道なんかは原宿の竹下通りのように人波に埋め尽くされている。しかもカワイイ女の子の竹下通りではなくて、中国人のダサイ恰好をした集団が、一切マナーも守らずにうじゃうじゃ食い歩きをしているのだから、雰囲気がぶち壊しである。  こんなことがいつまで続くのか知らないが、京都では増加した観光客のためにホテルが足りないからと、建築物の高さの規制緩和まで検討している。  中国人を特別待遇するために、せかっくの京都の観光資源をぶち壊しにしようというのだから、がっかりだ。    そんなわけでわしは2月20日に 『外国人観光客は目障りだ』 と題したブログを書いた。 http://yoshinori-kobayashi.com/9602/  そうしたら、案の定たちまち「炎上」となって、ありとあらゆる罵詈雑言が飛んできた。  あのブログは偽善者をあぶり出すための「引っ掛け」である。  ちゃんと「 誰もが排外主義だと思われたくなくて、ヒューマニストを気取り、爆買いが嬉しいなあと、商売人でもないくせに歓迎するふりをしているが、本気なのか? 」という問いも入れておいたのだが、それでも予想通り「入れ食い」でホイホイと釣れたわけだ。  まとめサイトも複数作られているが、わしの読者が批判に的確に反論しているサイトがなかなかおもしろい。 http://togetter.com/li/941516  この炎上の分析は、その中で読者の人たちがやってくれているので紹介しておこう。 炎上しているようで、ざっと大別すると 「差別だ!差別的だ!差別扇情的だ!」 「景観など知らん!目先の金だ!」 「よしりんのバカ!もう知らない!」 の三種類しかないな。中でも三つ目が一番多い。(シャキヌさん) 小林よしのりの外国人観光客への(真っ当な)批判に対し、主にリベラルから「差別だ!彼らはお金を落とす大事なお客様だ!」と反応が出ているようだ。アホかと。風情を守るという観念がないリベラルに、安倍が進めるグローバル経済を批判する資格は無い。(尻毛屋さん) 小林先生の「目障り」発言に反発してる人たちは絶対に外国旅行に行って欲しくないですね。どんなマナー悪かろうが景観壊れようが、俺たち日本人は金を落とすのだからいいじゃないか、目障りなどと言うな、それは排外主義だ!という、一番手のつけられないタイプですよ。(海風さん) たぶん観光客の件でよしりんに反発した左翼は、ほぼ間違いなく移民政策にも賛成するんだろうな。 それが新自由主義の政策だと頭で解っていても、賛成する自分を止められないのが左翼。 反国家で地球市民的なイメージに逆らえない体質じゃ反対しようがない。(海風さん)  そもそも、「爆買い客」目当ての日本人の対応は異様だと感じている人は、わしだけではない。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!