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三味線弾きさん のコメント

Vol.169の配信、ありがとうございました。
悪事を働いているゆえか、よほど臆病なのか、政権側が憲法無視で表現の自由を侵害しまくりですね。一昔前は、政治家とゼネコン関係者が会食などしようものなら、マスコミにボコボコに叩かれて疑惑を追求されたものですが、いまや首相がマスコミトップと会食して堂々と癒着したり、高市のように圧力をかけても何のお咎めもなし。先進諸国では想像できない前近代的・原始的な惨状ではないでしょうか。
小林先生の仰るように、この政権とその応援団は、かなり頻繁に「だって民ちゅ君だってやってたから、ボクちん悪くないんだいっ!!」といったガキの言い訳を、少しの恥ずかしげもなく、むしろ誇らしげに吐きまくっていますよね。まともな社会人なら、上司や顧客から咎められても、こんなみっともない言い訳はあり得ません。小学生じゃあるまいし、こんな幼稚な連中が国政を担っている現実は怒濤に憂鬱ですが、これが140年前から進歩していない日本の民主制の現実なのでしょう。だからこそ徹底的に疑って監視の目を強化しなければなりませんね。

しかしカワイイもくれん先生の『ザ・神様!』、命がけのお産を担う女性がすべて神に思えてきます。イザナミは息絶え絶えになりながらも、新たな神々をお産みになったのですね(泣)しかもそのときの神の中に、皇祖神アマテラスに繋がる神がおられたとは全く知りませんでした。比婆山は小学校のとき林間学校で行きましたが、イザナミが葬られていることもつい最近まで知りませんでした。
インドの神話と日本神話が似ていると何かで読んだ記憶がありますが、こういう話だったのですね。生と死,破壊と創造,情と論理,発展と衰退,善と悪,...「物事の表裏一体」は普遍的なのでしょうね。ゴジラを思い出しました。あ、「いつの世も未練がましいのは男のほうやん」も普遍的真理です(笑) 『ザ・神様!』は勉強になるなぁ(^^)v

編集後記に大爆笑!!『けじめとは、ケツを締めることなり!』は名答です!

広島の府中緑ヶ丘中学校、拙者の卒業校で今春から長女も通う予定なのでビックリです。いろいろと思うことはあるのですが、担任の先生も学校も、生徒と接した体験や直感よりも既存の書類情報の方を信じてしまったのかも知れません。こういった件で、ルールの徹底や強化を試みても、健全な想像力や感性を活かせるようにしなければ、バカ化が促進されるだけで何も解決しない気がしています。
No.35
98ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第169号 2016.3.8発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…高市早苗総務相は放送法第4条に「政治的に公平であること」という項目があることを根拠に、放送局がこれに従わなかった場合、総務大臣の判断により電波停止の処分を下すことがありうると発言した。この法解釈は完全に間違っているし、放送法以前の問題として、憲法の「表現の自由」の意味が全く分かっていない!!ジャーナリズムにおける「公平・公正」とは何か?「言論の自由」を守る戦いに右も左もない!! ※「ザ・神様!」…海の神、山の神、谷の神、川の神、風の神、木の神、野の神、霧の神など次々とお生みになり、大自然と農耕の文明を創造していくイザナギ・イザナミ夫婦。ところが、仲良く愛と創造の営みを続けるご夫婦に、突然降りかかる不幸!!イザナギの恐ろしき狂乱が始まる…!! ※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!明らかに児童を性の対象として見て、異常なスキンシップを強要してくる教師にはどう対応したら良い?岡田斗司夫に森永卓郎、個性まで減退するダイエットはアリ?なぜパワフルで破壊的な芸人がいなくなった?濱野智史氏プロデュースのアイドルグループ・PIPが事実上解散状態、どう思う?好きな季節の花は?…等々、よしりんの回答や如何に!? 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第164回「『言論の自由』を守る義務は権力にあるのだ」 2. しゃべらせてクリ!・第129回「日本の文化・行列整列ぶぁ~い!の巻〈前編〉」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第76回「日本の神、インドの神。子殺し神話に隠されたメッセージ」 4. Q&Aコーナー 5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 6. 読者から寄せられた感想・ご要望など 7. 編集後記 第164回「『言論の自由』を守る義務は権力にあるのだ」  2月29日、田原総一朗、鳥越俊太郎、青木理、岸井成格らジャーナリストが、高市早苗総務相の「電波停止示唆脅迫」に抗議する記者会見を行った。 【中継録画】 http://thepage.jp/detail/20160229-00000005-wordleaf  わしはこの会見の趣旨に賛成する。  高市総務相は放送法第4条に 「政治的に公平であること」 という項目があることを根拠に、放送局がこれに従わなかった場合、総務大臣の判断により電波停止の処分を下すことがありうると言ったが、この法解釈は完全に間違っている。   そもそも放送法は、「 放送をいかなる政党政府、いかなる団体・個人からも支配されない自由独立なものとしなければならない 」という理由から定められたものである。  これは憲法21条の「 一切の表現の自由は、これを保障する 」の規定に基づいている。  高市早苗は放送法以前の問題として、憲法の「表現の自由」の意味が分かっていないのではないか? 「表現の自由」を守らねばならないのは権力の側である。 「電波停止命令」で民間の表現を規制するかもしれないぞと脅すというのは、 「我々権力者は、憲法違反をするかもしれんぞ」 と言っているに等しいのだ。  高市は憲法の意義を知らない政治家失格のバカか、そうでなければ、わざと曲解した法解釈を言い、憲法を踏みにじって言論統制をしようとしているか、あるいはテレビ報道の「 委縮 」効果を狙っているかのいずれかだが、 「 委縮 」効果が一番の目的だろう。  自称保守派の論客の中には、「偏向報道が許されると言うのか」と言ってる馬鹿もいる。  わしも自虐史観全盛の時には散々「偏向報道批判」をした立場だが、民間人が民間人にそれを言うのは自由である。 問題は権力が「偏向」だと判定するのがマズいのだ。憲法違反になる。  そもそも偏向か否かの判断は相対的なものだ。右から見れば左が「偏向」しているように見え、左から見れば右が「偏向」しているように見える。  例えば関口宏の「サンデーモーニング」は護憲派に「偏向」していると思うが、いまここまで徹底した政権批判をする番組は珍しいし、正しいことも言うのでわしは貴重だと思っている。  むしろ「新報道2001」の方が政権寄りに「偏向」しているので、メディアの意味がないと思って見なくなった。  誰が「偏向」しているか、どこが「偏向」しているかは、自由な批判の応酬で、論争の末に明らかにしていく他ない。そのためにも、自由に意見を表明する権利は守られなければならないのだ。  むしろアメリカならば、番組やキャスターが「民主党支持」や「共和党支持」を明らかにして、「偏向」するのが当たり前の報道をしているようだ。視聴者もそれが分かって見ているのだ。  読売新聞や産経新聞が明らかに自民党寄りで、朝日新聞・東京新聞が左翼寄りなのは誰でも知っているが、テレビ報道もそのように立場鮮明の「偏向」を特色とする番組があってもおかしくないのだ。   偏向か否か、公平か否かは、権力が判断することではない。総務大臣が「偏向」と判断したら電波を止められるなんていうのは言語道断である。 「公平・公正」 といえば、例えばAとBの意見が対立していたら、Aの意見を5分流せば同様にBの意見も5分流さなければならないのだろうと思っている人も多いようだが、これは間違いである。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!