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リラリラックマさん のコメント

号外、ありがとうございます。

需要と供給って、普通に考えればどちらが先なのかは明確です。
政府のやることはインフレターゲットといい、マイナス金利といい順番が逆に感じます。
インフレもマイナス金利も需要が増えたことの「結果」のはずです。
ムリヤリその状態を先に作ったからと言って、後から需要がついてくるわけはないと思います。

小林先生の書いた通りボトムアップ型の経済政策で「庶民がお金を使っても大丈夫な世の中」を作るしか対策はないと思います。

あと国語力の話ですが、低下の大きな原因はネットのような気がします。
私自身ネットは無くては困るほど便利なツールとして使っているのでネット批判ばかりするわけではありませんが、ネットと言うのは結局自分の都合のいい情報を探すもののような気がします。

検索サイトのプレビューで自分が知りたい方面の情報だけ開いてハイ納得。
開いたところに自分の求める結果が乗ってなければハイ次。
と、こうやって情報リテラシーはなくなっていく。
そしてそうやって似たような情報ばかり集めてれば、文章の中身を深く読む必要もなくなり、読解力や理解力といったものは下がっていくのかもしれません。

私はやはり本(漫画も含む)を読むというのが国語力を作ると思います。
No.31
105ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
(号外 2016.3.19発行) ゴーマニズム宣言 「スティグリッツ(ノーベル経済学賞)とショーンK(経歴詐称ホラッチョ)と小林よしのり(漫画家)の違い」  ノーベル経済学賞のスティグリッツは、グローバリズムの中ではトリクルダウンはないと言っていた学者だ。  十数年前にこの人の著作で学んだからこそ、わしは小泉政権時代から一貫して、構造改革、新自由主義路線を批判してきた。  そのスティグリッツがアベノミクスを評価した時には大きな違和感を覚えた。  異次元の金融緩和で株価が上がり、為替差益で大企業の収益が伸びるのを見て、誤魔化されたのだろう。  わしは権威に誤魔化されないから、理論的におかしいと思えば、例えスティグリッツが評価したって、ブレることはない。   グローバリズムの中でトリクルダウンはないのは絶対だから、一般庶民には全然関係のない経済政策がアベノミクスなのだ。  そもそも小泉政権下で竹中平蔵が 「供給不足」 と言ってた時から、わしはそうではない、 「需要不足」 だという確信を持っていた。  その原因は、 ①耐久消費財の必要性が限界に達している、 ②少子化・人口減で国内市場が縮小している、 ③将来不安で個人消費が伸びない、 という3点である。  スティグリッツは現在、安倍政権の「消費増税延期」のための権威づけで利用されているが、16日の首相官邸の会合では 世界経済の低迷の理由を「需要不足」と分析したらしい。  まさにそれが正しい。  そして 「財政出動で需要を創出するべき」 とも言ったらしいが、問題は需要創出のための公共投資の内容だ。  公共投資と言えば、道路や橋の建設ばかりではない。  ましてや東北に海の見えない防潮堤を作ることなどは完全に無駄づかいだ。  地震対策は必要だし、老朽化した道路や橋やトンネルの修復など、国土強靭化には反対しないが、むしろ人手不足の状態に陥っているし、公共投資と言えばどうしても無駄なハコモノにカネを使ってしまうのが虚しいのだ。   これはスティグリッツも言っていたが、待機児童のための保育所の増設や、保育士の増員、奨学金の無償化だって、「将来不安を減らすための公共投資」になるのだ。  さらに少子化対策になるから、将来の個人消費の増大、GDPの増加に繋がる。   これはボトムアップ型の経済対策で、加藤紘一氏が言っていた「学校区」に予算をつけて共同体の再生を目指すのも、少子化対策になるだろう。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!