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「大切なものほど・・・目の前にある」
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「大切なものほど・・・目の前にある」

2013-10-08 13:30
    平成25年10月8日


    僕の机に・・・2004年7月から納められている新聞記事の切り抜きがあります。
    時々、引き出しては、読み返し、心新たにする大切な記事です。

    2004年6月、長崎県佐世保市で小学生6年生の女児が学校で、友人を殺傷するという事件が起きました。
    佐世保小6女児同級生殺害事件です。
    小学6年生の友人同士、仲良しだったにもかかわらず、一番近い存在だったにも関わらず、友人に殺害された、悍ましい事件でした。
    記憶に強く残られている方も多いと思います。

    しかし、僕が納めている新聞記事は、この事故を報じた記事ではなく、四九日法要を翌日に控え、
    前日に開かれた「お別れの会」での被害者のお父様の挨拶文(全文)を掲載した記事です。

    この会では、市内のコミュニティーセンターで同級生や保護者など約800人が参列して、行われたそうです。
    父親はその中で“遺族”として挨拶をしているのですが、その文脈を拝読させて頂くと、実に立派な父親であり、
    大人であり、男であると感じられます。
    お父様は毎日新聞社の支局長として佐世保に赴任し、5人家族で生活していましたが、3年前に奥様を亡くし、
    男手一人で、被害者の女の子を含めた3人の子どもを育てながら、お仕事も頑張っていたときに、その事件が起きたのです。


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    全文はご紹介できませんが、是非、その想いを皆さんに伝えたいと思い、書き示します。

     
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