日本は食料自給率が低いだの、カロリーベースのトリックだのいろいろと言われているが、飽食の時代と言われて久しく、実際に食べ物に困っている状況ではない。
しかし、我々が口にする食料の多くを輸入に頼っている現実を考えると、食糧危機は決して遠い国の出来事ではないのかもしれない。

そんな未来を見据えて登場したのが新型完全栄養食「ソイレント」。
名前を聞くと「ゼノギアス」や映画の「ソイレント・グリーン」を連想してしまうが、こちらは決して人肉などは入っていないのでご安心を。


ソイレントの実物。シャンプーの詰め替えみたい。
これぞ未来の食事!? 話題の完全栄養食「ソイレント」は◯◯の味がした…… 日刊大衆 WEB版

ソイレントは、飲むだけでビタミン、ミネラル、必須アミノ酸、炭水化物、脂肪といった生きるために必要な栄養素をバランスを含むプロテイン飲料。必要十分な要素がつまっているので、3食それだけで食事をまかなえる優れもの。つまりはソイレントを飲み続けるだけで通常の食事は一切不要になる。

なかなかすげえな「ソイレント」!でもお高いんでしょ?

販売されているソイレントのパッケージは28食入り/56食入り/112食入りの3種類。112食で300ドルなので1食あたり320円ほどと、お値段もお手頃だ(輸入経費のぞく)。 

※現在のところ販売はアメリカに限定されており日本では市販されていません。
で肝心のお味は・・・・



見た目はカフェオレだが・・・・
これぞ未来の食事!? 話題の完全栄養食「ソイレント」は◯◯の味がした…… 日刊大衆 WEB版

性質上パウダーが水に溶けきらないようで、ザラザラとした舌触りがつきまとう。粉っぽいパサパサした食感で、味のない大豆粉末そのもの。しかし、どこか懐かしさを感じる味は、「甘くないざらついたきなこ」「まずいミロ」といったところか。正直なところ粗野な味という印象はぬぐえない。付属のオイルが多少マイルドはにしてくれているようだが、ねっとりとしたニオイも味も相変わらずついて回る。これを3食毎度長く採り続けるのは厳しそうだ。


うーん、まずそう。
コチラ(Gigazine記事)で掲載されていた30日間ソイレントで過ごすレポを見る限り、正直毎食コレだと精神を病むと思う。