20年前の話をしている人のことを、すごく年上だと思ってたけど
今では自分にもようやく「20年前の記憶」が現れるようになりました。
僕は、本当に小さい時のことは断片的にしか覚えていないけれど
「確実に覚えてる」と言える思い出は、この頃からなのかもしれません。


21年前の今日は、阪神大震災の日。
敢えて、悲しみの記事は書かないことにしました。
ただただ「大変なニュースだったなぁ」と、思い返しています。


僕はまだ小学生で、テレビの中のお話だと思ってたのかもしれない。
でも、毎日毎日、新聞の1面には、亡くなられた方の数が表になっていて
それがどんどん増えていくことに「これは本当に『人が亡くなった』事を
表す数字なのかな」と不思議がっていたのを覚えています。
そのくらい、現実的ではなかったのでしょう。


阪神大震災の、2年ほど前。
「奥尻島地震」(北海道南西沖地震と後に名付けられました)という
地震が起き、当時、北海道からすでに