コクヨの「チョキ足し」プロモーションは、ツールである「はさみ」の販促を起点としたレシピ紹介施策。コラボによる江崎グリコ監修の「チョキ足しレシピ」と人気声優を起用した「チョキ足し」おうちデート動画という、異なる二つの方向からのアプローチで消費者の関心をうまく惹きつける好例となっています。

大丸東京店地階食品ほっぺタウンが、「ほっぺタウンお弁当ダービー」を初開催。厳選されたお弁当の数々は、実際のお味も楽しみですが、一手間加えられたお弁当ダービーにエントリーした商品名や紹介チラシなど、ただ単に購入して楽しむ以外の付加価値をつけることでちょっとしたエンタメとして成立しているところもポイントです。初開催ということですが、今後定着イベントとなる可能性も感じられる、アイデア施策となっています。

健診施設DAIDO MEDICAL SQUAREが、名古屋駅のシンボル「ナナちゃん」に人生初の人間ドックを提供し、レントゲン検査の結果を模したナナちゃん人形を公開。さまざまなコラボレーションや広告施策で華麗なファッションを披露してきたナナちゃん。今回は着飾るのではなく、レントゲンナナちゃんとして登場することで、よりインパクトのあるプロモーションとなりました。

「iF DESIGN AWARD 2024」受賞を記念して、「さかなかるた」公式 instagramにて実施されるプレゼントキャンペーン。アカウントフォローとキャンペーン投稿へのいいねで応募できる手軽さもありますが、好きな魚のコメントを促すような工夫も効いています。受賞をきっかけに、より商品のブランディング価値向上とともに商品とともに印刷技術の認知拡大を狙った施策となっています。

B/43ペアカードの「同棲のストレス クロちゃんで発散キャンペーン」。実際のカップルとして知名度の高いクロちゃんとリチさんにCMからキャンペーンのグッズや動画まで登場してもらうことで実現できたインパクト施策。限られたターゲット層だからこそ、地続き感のある企画で共感を呼び、しっかり届けている好例といえそうです。

「新しいトマトの使い方ではみ出していく！」という商品のコンセプトと、起用された新しい学校のリーダーズがベストマッチ。新しいトマト調味料の使い方を提案する、アレンジ料理や焼きケチャップなど、これまでのトマト調味料の使い方から、しっかりはみ出した提案ながら、実践したくなるアイデアの数々にSNSでの反響が大きいこともうなずけます。

マクドナルドは世界100カ国以上に出店していて、23年9月末時点の店舗数は約4万1000店。そんなグローバル企業が各国で展開している広告・プロモーションもバラエティに富んでいます。今回は、近年のマクドナルドの広告＆プロモーション事例20選をまとめてお届けします。

ゲームアプリ「にゃんこ大戦争」11と1/2周年を記念して、「神さま電話ボックス」イベントが開催。渋谷の街に突如電話ボックスが降臨し、神さまと直接電話相談ができるというリアル実施にポスタージャックやアプリ内でのキャンペーンなど、既存ユーザーも新規ユーザーも楽しめる施策となっています。

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の蔓延以降、世界中で外食や飲み会に対する考え方は大きく変わってしまいました。日常生活の延長線上にあったものがいつしか特別なものになり、多くの飲食店が経営に苦しむようになってしまったのです。日本でもそのようなニュースが少し前に出回っていましたが、欧・アイルランドでも状況は似ており、元々は現地の人々の憩いの場として機能していた多くのパブが閉店に追い込まれてしまっているのです。そんな中大手ビールブランドのハイネケンは卸先でもあるパブの経営を少しでも助けたいという願いで大掛かりな施策を行いました。

世界自然保護基金ジャパンでは、野生動物ペット化の見直しを訴える「飼育員さんだけが知ってる あのペットのウラのカオ」を2022年から実施しています。今回、対策が必要な動物にフクロウを加え、Webページとショート動画を新たに公開しました。