• このエントリーをはてなブックマークに追加
堀口恭司「UFCに残留していたら、まだ1試合もしてなかったかもしれない……」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

堀口恭司「UFCに残留していたら、まだ1試合もしてなかったかもしれない……」

2017-08-16 14:33

    堀口 ありがとうございます! しっかりと有言実行できました。

    ――堀口選手にとってKO・一本勝ちは約3年ぶりでしたけど、勝ち星は重ねていても、そこは気になるものですか?

    堀口 そうですね。やっぱりプロなのでしっかり決めないといけないなって。

    ――それはお客さんを満足させたいということですか?

    堀口 最初は自己満ですよね(笑)。

    ――相手を倒すと気持ちがいい!と。

    堀口 そうです(笑)。プロとしてやっていくうちに、お客さんのために……と思うようになってきました。自分がやっていた寸止め空手は倒しにいかないですよね。でも、MMAはお互い倒しにいく競技なので、だったら、最初からプロは倒さないといけないと思っていましたね。

    ――試合では所選手の左フックをスレスレで交わして、逆に右フックを打ち込んでからのTKOでした。

    堀口 (所英男の)あのフックは浅いんですよ。全力で振ってきてないので、そこまで危ないとは思っていなかったです。それより最初からもっと組み付いてくると思ったんです。組み付かれると面倒なので最初から距離を詰めていったんですよ。

    ――打撃戦は想定外だったんですね。

    堀口 まったく頭になかったわけじゃないですけど、打撃に付き合ってくれたので「あれ……?」って。だったら、このまま立ってるうちに決めちゃおう!と。

    43a152066a36d36f549d7d6f21628f90a4042923

    ――
    右フックで倒して追撃するときもデフェンスを許さず。所選手は下になってからの攻めがうまいですよね。

    堀口 そこも全然問題なかったです。足か十字を取りに来るか、ガードに入れようとするか。そこの対策は充分に練ってきていたんで。

    ――想定外といえば、所選手がレスリングシューズを履いてきたことは気になりませんでした?

    堀口 いや、全然。「あ、履いていいんだ」くらいです。

    ――試合の影響も考えないですか。

    堀口 まったく考えないです。だってそこで動揺していたらマイナスじゃないですか。

    ――今回は通常のフライ級ではなくバンタム級でしたが、体調面に変化はありました?

    堀口 それが前回の試合(元谷友貴)より調子がよかったんですよ(笑)。

    ――えっ!?(笑)。

    堀口 前回は体重を落としたじゃないですか。なので体調はあまりよくなかったんですね。やっぱり減量があると体調の波が出てきますよね。100パーセントうまくいった減量ってなかなかないので。

    ――減量って身体に無理するわけですからねぇ。

    堀口 だから今回は楽でした。全然緊張もしなかったです。

    ――元谷戦もそうでしたけど、堀口選手は“外敵”として扱われてる感じがありますよね。

    堀口 うーん、まあ、いいんじゃないの?って感じです。“外敵”でいいよって。今回の勝ちで、よりそう思われるんじゃないですか? そう思わないですか?(笑)。「堀口を誰が倒すんだ?」って。 

    ――まあ、今回のバンタム級GPのテーマもそこなんですね。

    堀口 ほら、“外敵”じゃないですか(笑)。外国人とやってもそうなっちゃうんじゃないかな。

    ――じつは不満だったりします?

    堀口 いや、もう全然。「RIZINの好きようにしてください!」って感じで。それで注目されるならそれでかまわないし、いつかは自分にファンはつくと思うので。

    ――10月の福岡大会も出場する話はあるんですよね。


    この続きと、中村頼永・前後編、呪われた鉄の爪、グレート小鹿、RIZIN現実と理想トーク、那須川天心…などの記事がまとめて読める「12万字・記事詰め合わせセット」はコチラ 
     

    この記事だけをお読みになりたい方は下をクリック!
     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。