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和術慧舟會HEARTS総帥にしてAmebaTV格闘技チャンネルで解説を務める「おしゃべりAmeba野郎」こと大沢ケンジの格闘技談義! 今回のテーマはRIZINです!
――大沢さんがRIZIN女子GPの出場メンバーに納得がいってないツイートをしてたので話を伺いに来ました〜!(この収録はRIZIN7月大会以前に収録されたものです)
――大沢さんがRIZIN女子GPの出場メンバーに納得がいってないツイートをしてたので話を伺いに来ました〜!(この収録はRIZIN7月大会以前に収録されたものです)
大沢 いやあ、主催者の立場もわかるんですけどねぇ。なんかねぇ。
――“格闘技原理主義者”の血が騒ぎますか(笑)。
大沢 地道にやっていたら、お金持ちの人がやってきて「盛り上がりそうだからやってみよう!」と動いたら実際にうまくいきかけて。でも、地道にやってきた選手は使われない……みたいな感じがしません?
――うーん、いわんをすることわかりますけど。まずですね、RIZINから「俺たちはお金持ちじゃないぞ!ふざけるな!!」という抗議が入りそうですね(笑)。
大沢 まあUFCやベラトールと比べたらお金はないんでしょうけど。たとえばRIZINはJEWELSアトム級王者の黒部(三奈)とか出さないでしょ。
――RIZINの大会数がいまの2倍に増えれば出られるような……。
大沢 ホントですかあ?
――女子って選手は少ないから大会が増えれば需要は出てくると思います。
大沢 そう言われればそうですね。RIZINで女子格をやりだしたら、「出られるかもしれない!」ってことで復帰してきた選手もけっこういるし。
――ただ、いまのRIZINは「ちょっとでもコケたら死ぬ!」というスペランカー状態だから、RENA選手や山本美憂選手で確実に興行を組み立てるしかないと思うんですよね。男子もそうですが、競技であったうえで商品としてどう成立させるかと。
大沢 それもわかります。でもっ!!
――「でも!」(笑)。
大沢 トーナメントだけはやってほしくないんですよねぇ。
――ほほう。どういうことですか?
大沢 これはあくまで一般のイメージですよ。トーナメントというと、なんかの最強が決められてると思いません?
――どうですかねぇ。そういえばHERO'Sは「世界最強王者決定トーナメント」と大げさに銘打ってましたね(笑)。
大沢 言ってましたね(笑)。HERO'Sも地道にやってきた人は使ってなかったですよね?
――それが前座で菊地昭vs井上克也という修斗・パンクラス王者対決が組まれたりしてました。なお地上波では一切触れられてませんでしたけども(笑)。
大沢 あー、そうなっちゃうんですよねぇ。まあ、それは仕方ないと思うんですよ。でも、トーナメントだけは……。
――トーナメントにやけに拘りますね(笑)。
大沢 拘りますよ!(ドン)。「最強」と言わなくても、ああやって女子を集められてトーナメントをやったら、最強を決めるというイメージが付くと思うんですよ。「最強と言ってないじゃん!」じゃなくて、やっぱり地上波の影響力は大きいし、そして乱暴すぎるから。
――榊原さんや高田本部長は「ポテンシャル」という言葉を使えば、なんでも許されると思ってる節がありますからね(笑)。でも、大沢さん理想のメジャー団体が日本にないってこと……。
大沢 そこなんですよねぇ。できれば“ホンモノ”を入れてほしいですよね。でも、“ホンモノ”を入れたら一掃するから入れたくないでしょ。
――“ホンモノ”の“ホンモノ”だったら入れたいと思ってるんじゃないですかね。インヴィクタとの契約に問題なかったら、浜崎朱加選手とか出したいと思ってそうですけど。
大沢 つまり堀口恭司みたいな存在ですね。
――金魚じゃない外国人選手を平気で倒せる日本人選手だと、興行側も計算しやすいから大歓迎だと思うんですね。やっぱり「日本人が勝つ!」というのは盛り上がる要素の一つですから。
大沢 昔のK−1でいえば、実力派タイプの佐藤嘉洋的な感じで。
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コメント
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大沢さんの気持ちもわからないでもないが、私もジャンさんの考えと同じですね。
少なくとも『メジャー』と言ってもいいイベントが日本に復活したわけですから、まずは維持、発展させるために知名度のある選手を起用するのは致し方ないかな、と。