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Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは「実録! マクレガー・ヌルマゴメドフ試合後の乱闘劇で、オクタゴンに上がった素人がいた」「ヤイール・ロドリゲス:ゾンビの下に潜り込んでエルボーを打つチャンスは必ずあると思っていた」です!
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日本時間10月7日に開催されたUFC 229のメインイベントで、ハビブ・ヌルマゴメドフがコナー・マクレガーを締め落とした後に発生した乱闘劇はいまだ記憶に新しい。両選手、セコンドが入り乱れてのあの大混乱のさなかに、この試合をリングサイドで見ていた1人のアイルランド人ファンが、どさくさに紛れてオクタゴンに上がっていたことが明らかになった。
「アドレナリンがあふれてしまったというわけではない。むしろ、愛国心があふれてしまった」と語るのは、アイルランドのダブリン出身、デビッド・マーチンさん(41)だ。
「アイルランドがロシアに攻め込まれていると思ってしまったんだ。たくさんのロシア人がマクレガーに飛びかかっていた。試合でやられて疲れているマクレガーに、複数のロシア人が襲いかかっていると私には見えたんだ。ここは行かないといけない、国のために立ち上がるべきだと思ったんだ」
マーチンさんはUFCの大ファンで、UFCのウェブサイト制作の一部も請け負うFantasyという制作会社のCEOだ。この日は友人で俳優のジョシュ・ドュハメル氏の招待で、ダニエル・コーミエのすぐ後ろという特等席で試合を観戦していた。マーチンさんに格闘技経験はない。
コーミエもこのファンについては気になっていたようだ。
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