自民党は13日夜、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加をめぐる対策委員会総会を党本部で開き交渉参加を事実上容認した。ただ、コメ、麦など5品目の重要農作物を関税撤廃の除外項目と記し、国民皆保険なども含めて「聖域(死活的利益)が確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとする」と、首相に対し交渉で譲歩しないよう求める内容にもなった。
 自民党は一応反対のポーズをとっているがTPP容認となった。
 TPPで日本に例外品目を認める可能性はほとんどない。
 そもそも日米首脳会議共同声明で「両政府は,最終的な結果は交渉の中で決まっていくものであることから,TPP交渉参加に際し,一方的に全ての関税を撤廃することをあらかじめ約束することを求められるものではないことを確認する。」とあることを、安倍首相は228日予算委員会で「配慮すべき品目・・・{中略}立場を主張するのは当然だ」と例外品目確保でき