いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。
「アプリ・ディープリンク」についての記事を見かけました。
アプリマーケティングの大きな転回点「ディープリンク」(藤村 厚夫) - Y!ニュース
アプリ・ディープリンクとは、スマートフォンであるリンクをタップしたら、それに対応したアプリが起動してそのコンテンツが表示されるというものです。twitter のリンクをタップしたら、 instagram アプリがたちあがって、instagramの写真を見られるといった状況です。
もしそのアプリ(instagram)がインストールされていなかったら、まずそのアプリをインストールした上で、そのコンテンツが表示されます。
うん、きっと今みんなほしがっている機能だと思います。
でも、もうアプリって無数に増えてますよね。今、私の iphone には 166 のアプリが並んでますが、普段使っているのはせいぜい20です。
そういう状況ですから、たしかに facebook や twitter などのSNSの友達のメッセージなどから、直接そのアプリに飛ぶようになってくれれば、なかなか開いてもらえなかったアプリが再び開かれるようになることでしょう。
でもだとしたら、そういうのはホーム画面にアイコンとして並ぶアプリである必要がありません。第一アプリになっていったんインストールされてしまうと、なかなかアップデートしてもらえなくなります。私には 96 のアップデートが待っています。面倒というのもありますけど、アップデートすると良くなるところもあるけど悪くなるところもあるので、よほど困らない限り積極的にアップデートしません。
つい最近もこんなことがありました。weathernews を愛用していたのですが、こないだ花粉の季節になった時、花粉chがなくて、渋々アップデートしました。このアプリの最も大切な使命は朝の一刻を争う場面で、今日の気温は?天気は?と聞かれチェックすることでした。
しかしアップデートしたが最後、立ち上がりにもたもたして、しかも、最初に蜂の巣みたいな画面になって、そこから左上のボタンをクリックするも、切り替わるのに時間がかかって、タイムリーに答えてあげることができません。惜しいアプリをなくしました。今はいいのがなくて困っています。
だから、アップデートはしなくていいならしません。アプリを作っている側からすると迷惑だとは思うのですが。
ということで、アプリを作る側も他のソリューションを探しているのではないかと思います。
技術的にどうなるのかは分かりませんが、アプリとブラウザアプリの間のような実装が今後できるのはないかと思います(ブラウザアプリときちんと区別するにはネイティブアプリと言いますが、ここではアプリで統一します)。
たとえば、iphone のサファリで facebook.com にアクセスすれば、facebook のブラウザアプリにアクセスできて、一通り操作することができます。また、App Store にアクセスすれば facebook アプリをインストールできて、 より軽快なインターフェイスで操作できますし、お知らせが向こうからやってくるプッシュ通知ができるようになります。
でも、ブラウザアプリのインターフェイスもどんどんよくなってます。今ひさびさにfacebookにサファリでアクセスしてびっくりしました。