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記事 35件
  • 本ができあがると見つかるもの、それは誤植(SE編集者のコラム)

    2021-07-29 19:00  
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    こんにちはー!
    ストレートエッジのTMです。
     
    今年も熱い夏がやってきましたね。
     
    さて、今日は編集と校閲の話をしようかなって思います。
    前にも話した気がするのですが、私は編集者としては大きなところから小さなところまで、いろいろな経験してきていて、それこそ雑誌であったり、漫画、小説、教科書みたいなものを作ったこともあります。
     
    色々経験したなかでびっくりしたことがあって、それは書店に並んでいるすべての書籍や雑誌がちゃんとした校閲を通っているわけではないということ…だったりします。
    というのも、校閲って専門技能なので、めちゃくちゃお金がかかるんです。特に最近は出版不況が騒がれる時代ですから、あまり余裕のない本の中には校閲を依頼できずに編集者やることも多いんです。あるいは専門書の中には、校正・校閲を依頼しようにもできないものもあったり…。そんなわけで、私も編集の傍らにマネごとをやることも多かったのですが、一文字一文字丁寧に見ていくのは、やりがいもあるのですが集中力がとても必要でとても大変な作業なんですよね。
     
    * * *
     
    さてさて、編集と校閲、似てるような違うような2つのお仕事ですが、それぞれの違いについて、みなさんはわかりますか?
     
    少し前に校閲ガールというドラマもありましたが、普段は校閲って言葉はなかなか聞かないものですし、表にでてくるお仕事でもないから何をやっているのかがよくわからない人、そもそも聞いたことがないって人も多いんじゃないでしょうか。
     
    簡単に説明すると、校閲というのは本や新聞、時にはテレビやインターネットの情報などの文字情報を、世の中に出る前に一文字一文字チェックするお仕事です。誤字や脱字のような間違いであったり、内容におかしなところはないかなどですね。
     
    日本では、奈良時代、今から1300年以上前にはあったようで、写経などが正しく行われていたかを確認していたと聞いたことがあります。
     
    原義としての校正の意味は、引き較べること、つまり較べあわせて誤りを正すことにあたります。というのも、近年パソコン、というよりはDTPが発達するまで文字というのは手書きで書かれることが多く、それを複製していました。インターネットでも「インド人を右に」が有名ですが、手書きの文字を読み間違えることは多いですし、柿(かき)と杮(こけら)、であったり、蝿と蠅のように、一見では違いがわからない漢字もたくさんあります。それらを原稿と引き合わせることが校正や校閲の仕事でした。
     
    とはいえ、DTPが発達した現在では、このような引き合わせの必要性は少なくなりました。皆さんもそうだと思いますが、多くの方は手書きではなくパソコンを使って執筆をされていますから、原稿を元に組版データを作成する際に、内容が変わってしまうことが大きく減ったんですよね。その代わりにというわけではないですが、校正者に求められているウェイトが増えたことに「素読み」です。
      
  • 編集者の愛する喫茶店~池袋編~(SE編集者のコラム)

    2021-07-22 19:00  
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    みなさん、こんにちは。ストレートエッジ所属の編集者、ダキオさん@頑張らないです。今回は、以前ご紹介した新宿編に続き、「編集者の愛する喫茶店~池袋編」をお届け。
     
    猛威を振るう新型コロナウイルスのワクチン摂取が各地で始まったものの、未だコロナ渦の影響は根強く感染者数も減らない昨今。私も相変わらず在宅勤務がベースの勤務状況が続き、愛する喫茶店での打ち合わせができておりません。今回は前回からさらに増幅した私の飢えた喫茶店愛への渇望も含め、皆様と一緒に池袋の素敵な喫茶店を巡りたいと思います。
     
     
    最初の一軒目は、珈琲専門館 伯爵 池袋北口店
    https://twitter.com/hakusyakucoffee
     
    こちらの最寄りは店名にもあるようにJR池袋駅北口。北口を出たら直ぐに目に入る赤い看板が目印で、徒歩1分(もかからない?)ほどで着きます。
     
    「北口店」と書いてあるように、実はこのお店は他にも系列店がありまして、池袋には他に「池袋東口店」。また、巣鴨にも「巣鴨伯爵店」が存在します。また、調べてみると池袋にある喫茶店「カフェ・ド・巴里」も系列店とのことでした。
    ※「巣鴨伯爵店」は公式HPもありますので気になる方がいたら是非チェックしてください
    お店は昭和レトロな雰囲気はもちろん、「伯爵」の名前に違わぬそのきらびやかな内装に、初めて来た人は圧倒されること間違いなし。グループのオーナーが直々に集めたとされるシャンデリアからアンティークな置物、天井一面のステンドグラスと、一瞬「ここって池袋?」と勘違いしてしまうほど。それでいて、昭和おじさんには非常になつかしい、1回100円でプレイできるテレビゲーム台の席もあります。
     
    私のおすすめは、オムライス。しかしながら、このメニューは23時以降の深夜限定メニューのため今は出ておりません。つまりこの伯爵でオムレツを食べられる日こそ、本当に日本がコロナ渦から脱した日だと認識できるのです…!(大げさですが祈っております!)
     
  • アイデアの思考法(SE編集者のコラム)

    2021-07-15 19:00  
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    こんにちは。シンナカジマです。
    今回で何回目のコラムになるでしょうか……?
    正直ちゃんと覚えていません!!!
    突然ですが、こんなことありませんか
    「めちゃくちゃいいアイデアをひらめいた! けどそれを活かしたり、広げる方法が思い浮かばない……!」
    アイデアって、思いついたときはイイんですが、いざそれを使ってみようとなるとなかなかうまくいかない壁にぶつかったりしますよね。
    かくいう自分もアイデアを使うとなった時に、ひたすらうんうん唸って、結局うまくいかないなんてことはよくあります。
    ということで、今回はアイデアの活かし方・広げ方について書いていきたいと思います。行き詰まってしまった時などに、一つの思考法としてとらえてもらえると、うれしいです!
    今回、紹介するのは一つの方法のみです。そのため、方法を紹介しつつも実際に使ってみようという感じでお送りしたいともいます。
    知識は使わなければ意味がないので、失敗や間違いを恐れず、軽い気持ちで試してみましょう!
    れっつらごー!
     
  • はじめましてだからこそ伝えること(SE編集者のコラム)

    2021-07-02 19:00  
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    どうもみなさま、おはこんばんにちはー!
    ストレートエッジのなかじーです!
    暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
    あいすおいしい……!
    学生さんにとってはもうすぐ待ちに待った夏休みですね。
    4月から始まった新生活にも慣れてきて、部活や勉強などを頑張っているのではないでしょうか。
    じつはわたし、重度のコミュ障を患っており、こういう新生活の切り替えがあまり得意ではないのです……。(そう言うと担当の作家さんや同僚にはよく否定されるのですが)
    でも、このお仕事をしていると作家さんやイラストレーターさん、デザイナーさんや各メディアミックスでご一緒するかたなど、時期を問わず新しくお仕事させていただくことが多いです。
    そんな時にどういうことを気を付けているのか、今回は作家さんとの初対面を例にお話ししていきたいと思います!
     
  • 2020年にアニメ化されたライトノベル作品が何作あるか、調べてみた!!(SE編集者のコラム)

    2021-06-17 19:00  
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    短い春も終わりを告げ、少しでも外に出ると汗ばむ季節がやってきました。
    ちなみに自室もパソコンの排気で灼熱地獄、どうも、アシスタントの大熊です。
    前回の執筆時は桜舞う季節だったのに、気づけば蒸し暑い初夏になっていて、時の流れは早いなぁと、しみじみするばかりです。
    そんな季節とは打って変わって、相も変わらず外出自粛が続いている社会に、退屈さを感じることも多いのではないでしょうか?
    そんな時は、未視聴アニメや詰み本の消化をしようと躍起になる大熊なのですが、ふとアニメに関する疑問が浮かび上がったのです。
    ライトノベル原作のアニメって、一年間で何作品あるんだろう?
    この疑問に即座に答えられる方は、よほどのアニメ通かラノベ通なのではないでしょうか。
    実際に大熊も、前々回のコラムで、ライトノベル作品が一年で何冊刊行されているか数えたのですが、その際にアニメ化タイトルが何作あるかまでは調べていませんでした。
    そこで今回、2020年に何作品のライトノベルがアニメ化されたのか、独自の調査を開始!!
    ちょっとした分析も兼ねて、2020年のアニメ化作品を振り返ってみたいと思います。
    では早速、本編に参りましょう!!
     
  • アニメの現場でも広がるリモートワーク!(SE編集者のコラム)

    2021-06-10 19:00  
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    どうも、Siriです。
    前回のコラムからの2か月の間に緊急事態宣言の再発出もなされて、
    相変わらず世間は自粛ムード、企業も引き続きリモートワーク体制が続いています。
    コロナ第3波は、国民の頑張りもあって収束傾向にはありますが、まだまだ油断できないですね。自分も引き続き、気を引き締めていきたいと思います。
    我々ストレートエッジも昨年のコロナ禍以降、リモートワークが主体になっています。
    (色校の確認ほか、どうしてもアナログで現物を見なくてはいけない……というときは例外ですが)
    そんな中で僕が、いくつかある業務の中でこれもリモートにできるんだ!とびっくりしたのが、アフレコです。
    もちろん、演者さんは最適化された環境で音声を吹き込む必要があるので、ごく限られた宅録環境が整っている方ではない限りは、残念ながらリモートでの収録は難しいです。
    ただ、裏方である我々が行うのはアフレコの立ち合いなんです。
     
  • 意外な調査結果に?『ラブコメラノベの歴史』(SE編集者のコラム)

    2021-05-30 19:00  
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    毎月のコラムとは別枠でこんにちは。平和です。
     
    今回はみんなが大好きなライトノベルの人気ジャンル『ラブコメ』についてのお話です。実は少し前に、お仕事関連で「ラブコメライトノベルはいつ頃から刊行されていたのか」というのをちょっと調べたんですね。そこで見つけた内容の一部をこちらでもご紹介したいと思います!ラブコメ(ラブ・コメディ)というジャンルは漫画などで作品ジャンルとして既に存在していましたが、それがライトノベルの分野で一般的になるのは1990年代以降になるのでは……というお話です。
     
     
  • GWぶっちゃけどうでしたか?(SE編集者のコラム)

    2021-05-20 19:00  
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    こんばんは!
    最近のマイブームは白米、玄米、もち麦のベスト配合を見つけること、
    1月ぶりの登場となりますTMです。
    自炊が増えてきたこともあって、主食にアレンジを加えるためにやっているのですが、
    食物繊維も抱負で栄養バランス良いですから、ステイホームが続いて自炊に飽きてきたという人は一度試してみては如何でしょうか。
    さてさて、長い人では11連休というGWだったわけですが、みなさんはどのようにすごされましたか?
    私はいつもだとイベントなどに出かけることも多いのですが、今年は家で溜まったアニメや、積み本、ゲームを消化しながら仕事を片付けたり…という感じでした。
    コロナとはあまり関係ないのですが、最近は会社の先輩のススメもあって小説やアニメ、ゲームの感想を書き留めてるということも始めたので、寝る前に一日分をまとめているのですが、なかなか思うように筆が進まず、あれ?自分ってこんなに文章を書くのが苦手だったけ……と頭を悩ませてます。
    思い返してみれば、このブログもいつも締め切りギリギリまで引っ張ることが多いですし、学生時代の宿題の読書感想文なんかも苦手だったような気がして、改めて作家の方々やこのチャンネルを見ている人たちってすごいなぁと思いました。
    とはいえ、そんなに文章を書くのが苦手だったかと言うと、大学の実験レポートであったり、理系の論文みたいなものや、仕事で作る書類ではそんなに困った記憶がないんですよね。これって何が違うのか、皆さんはわかりますか?
     
  • 変わり続ける秋葉原(前編)(SE編集者のコラム)

    2021-05-13 19:00  
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    ども、ストレートエッジ所属の編集者、ダキオさん@頑張らないです。このコラムを執筆ししている4月28日は、政府が発令した緊急事態宣言の真っ最中で外出自粛モード。当然ながら出版業界も関係がない話ではなく、私も在宅ワークがベースとなって、日々の業務を行っております。
     
    そうなると必然的に減るのが、秋葉原巡りなんですよ!(あれ、前回のコラムと展開が同じだぞ? と思う人は気のせいです……多分)。担当した作品の書店での陳列チェック等はもちろん、純粋に自分を一人のオタクに戻させてくれる街、それが秋葉原。
    ただ、そんな秋葉原も私が小学生である30年前からは当然大きく変化を遂げており、各世代によってその印象も違うのではと思います。またその変化は建物など外見の変化に留まらず、秋葉原という街の本質も変化を続けてきたように感じました。当然コロナ禍の影響も含め……。
     
    というわけで今回のテーマは、「変わり続ける秋葉原(前編)」にしてみました。
    そして、どう考えても一回で収まりそうにないので本コラムは前後編でお届けいたします。
    ちなみに私が生まれたのが1982年。そして初めて一人で秋葉原を訪れたのが小学校5年生の1992~1993年頃だったと記憶しております。従って、その前の秋葉原の状況はあまり知りません。なのでアマチュア無線マニアである、私の父にもちょっとヒアリングをしております。結果、結構偏った私目線での秋葉原史変遷になるかもなので、あらかじめご了承ください……! 
     
  • トラブル回避のための著作権の考え方(SE編集者のコラム)

    2021-04-29 19:00  
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    どうもシンナカジマです。
    本日は、ちょっと真面目な感じでお送りしようと思います。
    な、な、な、なぜならば!
    今日は著作権について、書いていこうと思うからです!
    既に真面目じゃないじゃんという突っ込みはなしです!

    著作権と聞くと、少し難しい話やややこしいお話を想像する方がいるかと思います。実際、著作権法(というか法律全般)はややこしい話になりやすいです。
    なので今回は、創作の話で話題にも上がる「模倣や盗作と著作権」についてのみ、触れたうえで気をつけるための考え方を書いていきたいと思います!