【ドコモ新料金の不満・疑問を開発担当者にぶつけてきた】 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.080

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石川 温の「スマホ業界新聞」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2014/04/26（vol.080）

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《目次》

1．ドコモ新料金プランの不満・疑問を開発担当者にぶつけてきた

━━「家族長期利用者を囲い込むのが狙い。単身者の不満は想定済み」

2.　「新料金プランでスマホ・タブレット利用を促進したい」

━━販売数が伸びず減益のドコモ・加藤社長の囲みにツッコミ

3．LTE新技術導入でバッテリー寿命は大丈夫か

━━KDDIが今夏にキャリアアグリゲーションを導入へ

4．今週のリリース＆ニュース

5．編集後記

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1．ドコモ新料金プランの不満・疑問を開発担当者にぶつけてきた

━━「家族長期利用者を囲い込むのが狙い。単身者の不満は想定済み」

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　NTTドコモが発表した「カケホーダイ＆パケあえる」に対して、ユーザーの反応はおおむね良好のようだ。業界関係者の間でも、NTTドコモがまさか完全定額制を導入するとはという驚きの反響が多かった。

　とはいうものの、従来とは異なる全く新しい料金プランになるため、ユーザーからは戸惑いの声も聞かれるのも事実だ。

　そんなユーザーの声にドコモはどう答えるのか。今回、料金変更を担当したNTTドコモ・経営企画部、吉田英樹料金制度担当課長に代表的な不満や疑問点をぶつけてみた。

━━音声定額制の導入を決めたのはいつだったのか。

吉田氏

「いつからというものはない。料金担当として、十数年間、毎日、料金について考えている。今回のプランは海外、特にAT&Tやベライゾンを参考している。NTTドコモの弱みをなくしていくために考えたプランと言える」

━━NTTドコモの弱みとは何なのか。

吉田氏

「弊社の料金は、あまり理解されていない。高い安いというよりも、複雑でわかりにくいと思われており、見てもらえていない。イメージが先行しているのを苦々しく思っている」

━━やはり【ドコモは高い】というイメージも残っているのか。

吉田氏