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あの時、君は若かった!■伝説のステージ No.003『前座が・・・あの・・・』の巻
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あの時、君は若かった!■伝説のステージ No.003『前座が・・・あの・・・』の巻

2016-10-06 23:55

    むかーし、昔のそのむかし。

    年間100ステージ以上に出演し、多忙な日々を送っていた青春真っ盛りのミュージシャンが居た。

    スポットライトに照らされて、ファンが集まる満員のステージに!
    ・・・なんてのは、ほんの数えるほど。
    中には信じられない場所での演奏や、奇々怪々な現場も数多くあった。

    この連載では、
    その若かったミュージシャンが、30年以上経った今でも忘れられない、ある意味『伝説』となったステージの数々を紹介しよう!


    ■伝説のステージ No.003
    『前座が・・・あの・・・』の巻

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    ある営業でのステージの話しである。
    またしても記憶が曖昧ではあるが、関東の某ターミナル駅前に出来たレコード店の新装開店を祝うイベントでの出来事だったと思う。
    1階と2階がレコード(CDではなくアナログレコード)や楽譜、音楽関連書籍の売り場で、3階が多目的ホールになっている、結構、大きな店舗だった。

    その日の出演は3組。そう聞いていた。
    トリは「ばんばひろふみ」。
    「いちご白書をもう一度」が大ヒットした、あの「ばんばん」だ。
    ※「SACHIKO」の方が有名かもしれない。

    そしては我々は、ばんばんの前に演奏する事が決まっていた。
    という事は、俺らの前、つまり、俺らの前座をやるバンドがいるという事になる。
    気づいていた。それが新人の女性アイドルだって事に!
    等身大のホットパンツ姿(だったような・・・)のパネルが飾ってあって、今日の日付と時間の案内が書かれた紙が貼られていたのだから、誰でも察しがつく。

    時は1980年、松田聖子が鮮烈なデビューをし、シンガーソングライター中心のヒットチャートに女性アイドル復活の狼煙をあげた。
    多分、この話もその1980年の事だったと思う。
    俺らの前にステージに上るのは、その年にデビューした「柏原芳恵」だった!

    そう!
    皇太子がファンだと公言した柏原芳恵!
    榊原郁恵と名前がややこしい柏原芳恵!
    ♪春なのにー お別れですかー の柏原芳恵!

    我々もデビューは決まっていたが、この時点ではデビュー前のあくまでアマチュア。
    芸能界で言えば柏原芳恵の方が先輩である。
    なのに、バンバンの前座であるアマチュアの、そのまた前座が新人アイドルって、どうよ?
    でも、最初に思ったのは前座がうんぬんよりも、アイドルに会える、しかも、やりようによってはかなり至近距離で!

    実はこの時、俺は柏原芳恵というアイドルを知らなかった。
    確か歌ったのはデビュー曲の「No.1」。
    ♪あなたは No.1 あなたはNo.1 てな歌だった。
    かわいかった!!!
    と・・・思う・・・正直、覚えていない。
    バンバンは強烈に覚えているのに、肝心な柏原よしえ(当時はひらがな表記)を覚えていない。
    もしかしたら・・・。

    後日、ネタで話す時は必ず、俺らの前座で柏原よしえが!
    って事を自慢気に話して来たが、現場の状況から察するに、第一部「柏原よしえ アイドルショー」、第二部「ばんばひろふみ DJショー」で、客層が違うので客を入れ替えてる間に、俺らってのが多分、正解。

    俺らのリハが終わって、一旦解散して、何時に楽屋集合とかだったと思うので、その間に柏原よしえがリハ&本番。
    その本番中に俺らは楽屋入り。
    アイドルショー終了で俺らが登場。
    その間に柏原よしえは帰っていった。
    この流れなら、俺らは本人を見てない可能性がある。
    バンバンは俺らの後だから、舞台袖で見た記憶があるのに、柏原よしえの記憶が無いのはこういう事なのではないかと。
    ・・・もったいない。
    一旦解散と言われて素直に飯でも食いに行って、アイドルを間近で見られる大チャンスを逃すとは!
    つくづく、もったいない!

    ちなみに、
    ばんばんはステージに机を置いて、ディスクジョッキー風に喋って、曲はレコードを流すのみというミュージシャンとしては「どうなの?」的な演出。
    当時、ラジオの深夜放送で人気だったからなのだろうが、
    『それでは、ばんばひろふみ で 「SACHIKO」』 (レコードが流れる)
    その間、ばんばんは台本を確認している。
    その様を客が見ている、てな、変なステージだった。
    公開ラジオ番組ぽい見栄えだが、放送はしてないのだから、俺ならとても耐えられない。

    『人のことはいい。
     お前らはどうだったんだ?』
    いま、そう思った人が多そうなので、書いておくが、
    これがまた、全然、覚えてないんだな。
    本当に客の入れ替えで歌っていたんなら、かなりやりにくステージだったはず。
    ばんばん目当てに来た客が会場に入ると、なんだか知らない人達が歌っていて、どうもこれが終わったら、ばんばんが始まるみたいよ的な中でのステージだったように・・・。

    今回のこのネタ、考えてみればシチュエーションとばんばんのDJ風演出しか覚えていない。
    本来なら記事にする程の中身はないわけで、ただ、ばんばんと柏原よしえという有名人の名前を出したかっただけ。
    まあ、そんなやつです。俺は。

    【思い出した!】
    これを書き終わって、あれこれ考えていたら、柏原よしえのステージを思い出した。
    つまり、見ている、多分。
    黄色だったか、明るい系の衣装を着て、まだ持ち歌がデビューシングル両面の2曲しかなくて、何度もA面の「No.1」を歌っていたような、そんな光景が浮かぶ。
    あとは「楽屋を抜け出して、見に行こうぜ」的な会話をメンバー間でしたような、かすかな記憶。

    人間の記憶って、この程度なんだな。
    あんなに熱かったあの時代の事を、ここまで忘れているとは。
    まあ、曖昧な所は都合よく補足して、俺ら凄いだろう的な方向でこれからも話して行くって事で、よろしく!

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