閉じる
閉じる
×
過去に紹介した古くなった情報をアップデートする「Re:ゆっくりで語る珍兵器」、第二回はマイナーなネタ全開のオープニングトークから始まったマイナー珍兵器「ランケンダート」の回についてアップデートしていく。
この兵器は第一次世界大戦中に開発された対飛行船兵器で、空対空爆弾の一種とみなせることは以前紹介した通りである。
参考文献によると、これは既に空対地攻撃に使用されていたフレシェットと、飛行船攻撃に使用されていた手投げ弾の発想を組み合わせたものだという。
開発者はイギリス空軍のフランシス・ランケン中佐とされており、1915年に開発された翌年2月に採用、実戦投入された。
さて、この兵器について語るためには、まず飛行船について説明する必要があるだろう。
俗にツェッペリンと呼ばれる硬式飛行船は、金属などで構成した骨格を外皮で覆い、その内部に複数の気嚢を配置することで浮揚していた。
よって通常の機銃弾
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。