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日本共産党の山下芳生書記局長は20日午後、国会内で記者会見し、小渕優子経済産業相と松島みどり法相の辞任について、「『女性が輝く』として5人の閣僚が登用されたが、2人が1カ月半で辞任せざるを得なくなった。他の3人も靖国参拝など歴史逆行の問題行動をとるなど、輝くどころか、国民に失望を与える結果になっている。安倍総理の任命責任は非常に重い」と述べました。
同日午前の会見で山下氏は、小渕氏について「『政治とカネ』にかかわる問題で違法行為が疑われる事態を長期にわたって続けていたものであり、辞任は当然だ。同時に、辞任で幕引きは許されない。小渕氏は問題の真相を自ら国民に説明する責任がある」と主張しました。
山下氏はそのうえで、「小渕氏の今日の会見で真相は何ら明らかにされていない。本人が明らかにしないのであれば、国会が明らかにする責任がある。日本共産党として真相の究明に力を尽くしていきたい」と語りました。小渕氏が国会議員は辞めないとしていることについては、「国民に対する説明ができないのであれば、議員としての資格も問われてくる」と指摘しました。