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(写真)「戦争法廃止」「安倍政権退陣」と訴える人たち=19日、国会正門前
「平和をつくろう。いまこそ、ともに声をあげよう」。集会やパレード、商店街でのリレートーク、宣伝・署名…。戦争法廃止と安倍政権の退陣を迫る「19日行動」が、北海道から鹿児島まで列島各地で多彩におこなわれました。戦争法が強行された9月19日を忘れず、国民運動で必ず廃止に追い込もうと、総がかり行動実行委員会が全国に呼びかけたものです。
国会正門前では、9000人(主催者発表)が参加し、「憲法破壊 絶対反対」「野党は共闘」の大合唱が響き渡りました。主催は、総がかり行動実行委員会です。「安倍内閣退陣」などと書かれたプラカード。野党の国会議員、学者、弁護士らが次つぎとあいさつ。「廃止まで声をあげ続けよう」との声が相次ぎました。
主催者あいさつした長尾ゆりさん(憲法共同センター)は、戦争法の廃止を求める署名について「待ちに待った署名です。世代、党派を超えて、職場や地域で必ず2000万人集めきりましょう」と呼びかけました。
佐賀県小城市から初めて国会前のデモに参加した74歳と58歳の夫妻。「これだけの人が怒ってたたかおうとする熱気をひしひし感じ、感動しました。今日のために『小城9条の会』ののぼりとTシャツを作りました。地元に帰って盛り上がりを伝え、運動を大きくしていきたい」と語りました。
日本共産党、民主党、社民党の国会議員があいさつしました。
共産党の井上哲士参院議員は「憲法と民主主義をじゅうりんする安倍政権をこのままにしてはいけません。カギは国民の声と運動です。みんなの力で自公を少数に追い込みましょう」と訴えました。