4月30日に社会活動家の高久浩次さんのYoutube番組、高久チャンネルに出演しました。
テーマは、
『腐敗した議会制民主主義を改善するための「直接民主主義」』
時間は1時間30分。
議会制民主主義が腐敗しやすい理由と、それを改善するための直接民主制の導入について2人で語りました。
動画はこちら
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議会制民主主義が腐敗しやすい理由は、
・政治の三権(行政、立法、司法)に関わる人物達が、一部の超富裕層に買収されてしまうため
・選挙に勝つために、応援してくれた勢力に対し、利権を分配するため
・マスコミや学問が超富裕層の強い影響を受けているので、世論操作が行われやすい。
・政党や人物を選ぶのは総合的な情報が求められるため、敷居が高い
このような要因が作用して、議会制は少数の超富裕層たちに牛耳られやすい。
三権が特定の利権集団に管理されるということは、法の立法と運営がハイジャックされるということだ。
そのため国民の知らぬところで、一部の利権団体のための法案がどんどん通っていく。
これらの議会制民主主義の腐敗を克服するために、従来は強力な指導者が現れて改革を約束することが繰り返されてきた。
ドイツのヒトラー、イタリアのムッソリーニ、ロシアのプーチン、ベネズエラのチャベス、フィリピンのドゥテルテなど。
しかし強力な指導者の登場は、独裁につながるリスクが高く、その権力は暴走しやすい。
歴史はその失敗を繰り返してきた。
腐敗した議会制民主主義を克服するには、強力な指導者を求めるのではなく、スイスの国民発議制(有権者の約2%、スイスの場合は10万人の署名を集めれば、その案件を立法するために国民投票にかけれらる)などをモデルにした直接民主制を取り入れるべき。
直接民主制と議会制を併用しながら、相互補完的に民主主義を運営していくべき。
以上のような提案を行いました。
ご興味がある方は、視聴ください。
議会制民主主義の制度的欠陥と直接民主制の有効性についてはこちらの新刊にも記載しています。
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<リンク>
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・記事の関連図
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現在の日本の議会制民主主義の全体像
直接民主制を導入した日本の民主主義の理想像
(記事終了)
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・上記の全体像の詳しい図解の説明はこちら
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<リンク>【操作される資本主義経済 図解のまとめ】
■日米欧の自由民主制の隠されてきた仕組みについての詳しい解説は
こちらの本をお読みください。
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