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・ニュース
日本経済新聞 日銀短観、アベノミクス効果の裾野が広がる
・ニュースの分析と背景
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日銀短観、アベノミクス効果の裾野が広がる
日本経済新聞 12月16日
(記事の要約)
日銀が16日発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)では
大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス16と、4四半期連続で改善。
2007年12月(プラス19)以来の高水準になった。
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(ニュースの分析)
日銀短観とは日銀が四半期ごとに公表している統計調査のこと。
その発表は、日本の経済状態を測る手がかりとして国内外の市場関係者から
注目を集めるため、株価や為替などに大きな影響を及ぼす。
全国にある資本金2000万円以上の民間企業約21万社の中から、
約1万社を抽出して景況感のアンケート調査をする。
経団連の調査によれば、企業経営者が最も重視する経済統計の1つに数えられるという。
重要な経済統計の1つとして注目されている。
発表される度に新聞の1面を飾ることが多い。
今月発表された日銀短観は、企業の景況感の改善が6年ぶりの高水準になっている。
しかし、私はとある知人から以下のようなことを聞いたことがある。