• このエントリーをはてなブックマークに追加
南米で続く国際金融マフィアとの戦い 中央銀行の独立性を認めるかを巡るブラジル大統領選
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

南米で続く国際金融マフィアとの戦い 中央銀行の独立性を認めるかを巡るブラジル大統領選

2014-10-05 02:34

    =======================

    ■セミナー・勉強会情報


    <リンク>10月25日 ワールドフォーラムで講演「人類解放の手引き 人類を自在に操作したマネー権力の魔術」

    e48387a5453b391b5a079952f586ae3cd0700da1


    <リンク>「真の民主社会を創る会」を結成

    ■無料セブンステップ

    <リンク> 簡単に分かる!お金と社会と生活の仕組みの秘密 無料セブンステップメール


    ■本→
    <リンク>サヨナラ!操作された「お金と民主主義」なるほど!マネーの構造が良く分かった  成甲書房 1,785円



    ■Youtube https://www.youtube.com/user/07amano/videos



    ■Twitter
    https://twitter.com/amanomotoyasu



    ■HP<リンク>天野統康FP事務所 ホームページ


    ■ブログ<リンク>
    天野統康のブログ 金融システムから見る経済社会論
      


    ===========================
    313938bf9a96f2a0f973c6cf8105a3fadd534c92
    (左側 シルバ候補  右側 ルセフ大統領)



    現在、アルゼンチンやブラジル、ベネズエラなどの南米諸国の
    民主政府は米国を支配する国際金融マフィア勢力と激しい戦い
    を行っている。

    例えば現在、大統領選真っ只中のブラジル。

    現政権のルセフ大統領は、国際金融マフィアと対立する立場である。

    一方で対立するシルバ候補は、国際金融マフィア側である。

    それは以下の記事にはっきりと書かれている。

    (しんぶん赤旗 10月2日 ブラジル大統領選 国民は何を託す 中 より転載)


    中央銀行の独立性をめぐっても議論は白熱しています。
    現在中銀総裁や理事会メンバーに任期はなく、
    議会の承認は必要とするものの
    大統領が事実上、任命、解任権を持っています。

    シルバ氏は中銀の独立性を高めるために一定の任期を決め、
    任期途中に解任できる際の基準を明確にするよう主張。

    ルセフ氏は、中銀は国民に選出された「権力機関」ではないとし、
    政府が金融政策で一定の方向を示しうる現行制度は当然とする
    立場です。


    <中略>

    市場は明確にシルバ氏寄りです。
    世論調査で同氏の支持が上がると株高、通貨高。
    ルセフ氏優勢はその逆です。

    (転載終了)



    中銀の独立性を強化させようとするシルバ氏に
    国際金融マフィアが牛耳る市場は支援を明確にしている。

    一方で、中銀の独立性を認めないルセフ大統領に対しては、
    不支持である。

    貧富の格差是正を行ってきたルセフ大統領のもとで、
    ブラジルの飢餓人口は82%減少した。
    減少率は世界一だ。

    政治権力の干渉を受けない中央銀行の独立性は
    国際金融マフィアの社会コントロールの
    最大の道具であることは明白である。

    中央銀行はその金融の専門性と国際金融マフィア勢力の支援を
    下に、政治権力を手玉にとってきた歴史がある。


    d4c8de6224f78f68770d12b27fca5cc9d6c16e3e


    欧米が主導してきた国際金融秩序に真っ向から挑戦する
    BRICsの一角を担うブラジルの大統領選は、
    今後の国際情勢を見る上で、極めて重要な選挙となるだろう。




    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。