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(無料ブログより転載)
共に7月16日の国会議事堂前、安保関連法案反対デモに参加した、
知人のジャーナリスト高橋清隆氏が、以下のような記事をアップしていた。
(高橋清隆の文書館より転載)
<リンク>亀井氏らが安保政策の転換を批判、「現権力に異議」
亀井静香衆院議員ら元自民党重鎮や安保政策を担った経験者6人が16日午後、
「現在の権力のあり方に異議あり」
と題する記者会見を議員会館内で開き、
安倍政権が目指す安全保障政策の転換に異議を唱えた。
(転載終了)
しかしこの会見の模様は、マスゴミでは全くと言ってよいほど
報じていないようだ。
日本には反米左翼はいても、反米愛国保守はいないのか、と思ったが、
亀井静香氏のような方が、しっかりと反安保法案の立場を打ち出していた。
しかし、マスコミが報道しないので、亀井氏や小沢氏のような愛国保守の
存在が国民から目隠しされてしまっている。
なぜ日本の保守派のほとんどが売国的対米従属になっているのかについての
亀井氏の的確な発言を掲載する。
(高橋清隆の文書館より転載)
<リンク>「安保条約見直せ」「従米が戦後保守の実態」亀井節炸裂
米国隷属の姿勢は官僚にもあるかと問われると、
「外務省はそう」
と回答。
日米航空交渉や日米自動車協議を担当した経験から、
「とにかく米国のおっしゃる通りまとめようとする。
今の外務省は(米国)国務省の日本支局だ。
独立国家日本の外交担当と思えない」
と断じた。
アナウンサーが
「米国の要求に逆らえないことを政治家は国民に話しちゃいけないのか」
と問うと、
「国民がそうなっている」
と挑発。
「米国に国を守ってもらってると思っている。
補完的な面はあるが、自衛隊が守っているのに。
経済を含め、戦後はアメリカさんのおかげで俺たちは生きて来れたのだから、
言う通りにした方が得だと思ってる」
とやゆした。
保守政治家がなぜ従米になるかについては、
「戦後の保守と称する者の実態はそう。
源流をたどれば、A級戦犯として捕まった人たちが釈放され、
政官財の要職に就いて日本をリードしてきた。
その人たちが『保守』の中核。その延長線上で自民党が存在している。
だから国民もそうなり、こういう現象が起きている。根が深い」
と嘆いた。
(転載終了)
日本の官僚と国民と、政財界の中心勢力が対米従属を
望んでいる結果、現在のような状況に陥っているわけだ。
やはり変えなければならないのは、寄らば大樹の陰とばかり
米国に頼りたがる国民の精神構造である。
そうするには、米国というものの本質を日本人自身が
理解しなければならない。
米国には、自由と民主主義という光の面と、軍事、金融支配という
闇の面の両面性がある。
現在の日本が米国の闇の面に巻き込まれているのだ
ということを直視するべきである。