前回のメルマガで風邪は絶対に引けないなんて書いていましたが、あっさり喉をはらしまして、熱こそ出ませんでしたが、1日取材以外は寝て過ごす日がありました。とほほ。
さて、25日土曜日は栄・中日センターで「アニメを読む」『新世紀エヴァンゲリオン』です。およそ半年ぶりの名古屋です。当日申し込みも出来ますので是非!
では、今回もいってみましょうか。
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http://www.rakuten.co.jp/animesugar/
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1.最近のお仕事紹介
2.Q&A
3.不定期アニメ日記
4.お蔵出し原稿「空も飛べるはず『アリーテ姫』」
最近のお仕事紹介
1.朝カル講座「アニメを読む」(東京)
5月以降のラインナップは次の通りです。
5月16日 アニメの可能性(1)『安寿と厨子王丸』『空飛ぶゆうれい船』
6月20日 『ねらわれた学園』
2.栄・中日文化センター
4月25日15時より、栄・中日文化センターで「アニメを読む」を行います。お題は『新世紀エヴァンゲリオン』(TVシリーズ&旧劇場版)。東京以外での講座は貴重ですので、中京地区の皆様は是非おこしください。終わった後は有志で簡単な懇親会も行います。
http://www.chunichi-culture.com/programs/program_161132.html
3.SBS学苑パルシェ校
5月31日10時半より、静岡のSBS学苑パルシェ校でーで「アニメを読む」を行います。お題は『新世紀エヴァンゲリオン』(TVシリーズ&旧劇場版)のお話しをします。レジュメは中日文化センターのものと同じです。エヴァ・イヤーですから……。
http://www.sbsgakuen.com/gak0130.asp?gakuno=2&kikanno=166173
4.各種イベント
5月7日「アニメーター大橋学 トークイベント」@阿佐ヶ谷ロフト
幻のアニメ『ちびねこトムの大冒険』(http://chibinekotom.com)を中心にしつつ、ベテランアニメーター大橋学さんにアレコレうかがいます。
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/32896
5月13日「『デス・パレード』スタッフトークショー」@ロフトプラスワン
立川譲(監督)、栗田新一(キャラクターデザイン)、角木卓哉(アニメーションP)ほかみなさんにお話をうかがいます。
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/date/2015/05/13
Q&A
「なぜなにアニ門」で質問を募集しています。「件名」を「なぜなにアニ門」でpersonap@gmail.comまで送って下さい。文面にハンドル(名前)も入れてください。
あるいは、アニメの門チャンネルの有料会員は、アニメの門チャンネルページの掲示板サービスが使えますので、そこに質問をしていただいてもよいです。メルマガの下にあるコメント欄でも結構ですよー。
よろしくお願いします。
不定期アニメ日記
前回予告しましたが、「なぜなにアニ門」に「ミズイケマンタロウ」さんからいただいた質問をメルマガでも改めて取り上げておきます。
質問はこれです。
先週にライターの前Qこと前田久氏がツイートした、『艦これ』脚本家批判の件が色々と波紋を呼んでいますが事情を知り得ない視聴者は作品の巧拙に留めて、スタッフの評価などすべきではないのでしょうか?
これに参考として、関連話題のtogetterとはてなブックマークのURLがついていました。
問題をご存じない方はググってみてください。百家争鳴しているわりには、実の少ない話題ではありますが。
僕なりに問題を整理すると
1)『艦これ』に不満をもった人が、脚本家の責任だと名指しでいろいろ
2)これに対して前田久さんは「作品のできが悪くて不満に思ったり、意見をいったりするのは結構。それが作り手に届いて建設的なことにつながるかもしれない。でもできの悪さがすべて脚本家個人に帰結するような言い方はおかしい」というような意見を言った、というものです。
基本的に、僕も前田さんと同じ意見です。『SHIROBAKO』の舞茸しめじ先生を見てもわかる通り、脚本家が完全にひとりの意思だけで脚本を書くという場合は多くないです。アニメ制作には監督をはじめ多様な意見が出ますし、ビックプロジェクトであればあるほど、いろんな意見の人が脚本打ち合わせに参加します。脚本家の仕事としてそういう意見を選別したり、方向付けしたりして、交通整理をするということ「も」(ここ大事)含まれてくるわけです。
だから「できが悪い/良い」を単純に個人名に帰するのは非常に難しいです。取材しないとわからないし、取材してもわからないこともあったりします。
だから個人を名指しに非難するってのは、ちょっと短絡的でないかい? という感は否めませんね。
だから質問の後段の「事情を知り得ない視聴者は作品の巧拙に留めて、スタッフの評価などすべきではないのでしょうか?」というのはちょっとズレてまして。