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なしさん のコメント

それともう一つ「独裁者」という言葉について。

わたしは以前からふしぎに思っているのだけれど独裁者って
どういうひとなのかな。


この間までウクライナの大統領だったヤヌコビッチ、(私見
では今でもウクライナ大統領としての法的整合性はこの人にある)
それとシリアの大統領であるアサドも盛んにそう呼ばれている。

もちろんプーチンも。

わたしの定義では独裁者とは、政権を非合法な手段で奪い、自らを
法や憲法より上位にあると宣言するかあるいはその通りに振る舞い、
異議を申し立てる人に対しては強圧的であることだ。

しかし我がマスコミは違う。
「反米的指導者」その一点で「独裁者」と呼ばれる。

独裁者的要素が強いトルコのエルドアンなどは独裁者と
呼ばれることはない。
米国に敵対しない限りは。

ヤヌコビッチよりその前後のウクライナ親米政権の方が
よほど独裁者なのだが、西側マスコミはそう言わない。
米国にさえ覚え目でたければ。

北朝鮮とサウジアラビアはそれぞれの王朝が国を私物化して
やりたい放題だが、独裁者とはどちらが呼ばれているか、
ご存知の通り。
No.6
105ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:独裁者については、興味ある発言がある。 チェスの世界チャンピオンだったカスパロフの言。「(プーチンがチェス堪能の説に)チェスに失礼。チェスは長期的視野、戦略眼が必要。独裁者はその場の勝負、損得で生きている」、  さらに政治小説として最も著名なジョージ・オーエルの「 19 84」に次の記述がある。 「独裁者は政策の実現を求めるのではない。政治権力で他を従属させることを目的としている」 2:安倍首相が今日、独裁者的色彩を持っているのは明白である。  自民党内で批判できる人はいない。全ての者がひれふしている。  石破氏や、河野太郎氏等、かつて自分に対抗しようとした人々もひれふしている。公明党の山口代表もひれ伏している。多分この姿に快感を得ているのであろう。  それはマスコミでもそうである。反対者は次々追い出している。大手メディアで論陣を張るのは、ひれ伏した人々のみだ。マスコミに関しては「報道の
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。