1:独裁者については、興味ある発言がある。

チェスの世界チャンピオンだったカスパロフの言。「(プーチンがチェス堪能の説に)チェスに失礼。チェスは長期的視野、戦略眼が必要。独裁者はその場の勝負、損得で生きている」、

 さらに政治小説として最も著名なジョージ・オーエルの「1984」に次の記述がある。

「独裁者は政策の実現を求めるのではない。政治権力で他を従属させることを目的としている」

2:安倍首相が今日、独裁者的色彩を持っているのは明白である。

 自民党内で批判できる人はいない。全ての者がひれふしている。

 石破氏や、河野太郎氏等、かつて自分に対抗しようとした人々もひれふしている。公明党の山口代表もひれ伏している。多分この姿に快感を得ているのであろう。

 それはマスコミでもそうである。反対者は次々追い出している。大手メディアで論陣を張るのは、ひれ伏した人々のみだ。マスコミに関しては「報道の