hiroeさん のコメント
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他力本願になれない子供だった。親の力に頼らねば生きられない自分の無力さがもどかしかった。子供ってなんて不自由なんだろう。大人になればこの不自由さから抜け出せして自由になれるんじゃないだろうか。ずっとそんな風に思っていた。
だから、七夕の短冊にはいつもこう書いていた。
「はやく大人になりたい」
精一杯の大人びた字で書いていた。
私が子供の頃に短冊に書いた願い事は、両親が決めていた私の将来像だったような気がします。今の私は全く違う道を歩んでいますが。
大人が子供の夢を決めるのではなく、子供が自然と成りたい大人、成りたい将来を短冊に書けるのが一番いいのですがね。
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